Felineの札幌の日々

カリグラフィーを忘れたカリグラファーangelic felineの怠惰な札幌生活。

調べもの課題 (備忘録)

2008年06月11日 15時54分16秒 | Catholicism
今読んでいる『中世の覚醒』ルーベンスタイン(紀伊國屋出版)にも出ていたけど、教父時代には占星術はキリスト教から禁止されていた。
それがルネサンス期になると、高位聖職者までもが気軽に占いに頼るようになった…その変化の理由と過程が知りたい。

なんてったって、マルチリオ・フィチーノみたいなあっち系の人だけでなく、ガリレオでさえ、顧客の依頼によって占星術を行ったりしている。
近代のアストロノミーの初期発展段階で、アストロロジーが科学の一種とみなされるようになった転換点があったのだろうか。
何年か前から購入検討中のこの本に↓
http://shop.bl.uk/mall/productpage.cfm/BritishLibrary/ISBN%5F0712348395/89198
そのあたりのことも載っていれば迷わず買うんだけど。
単に惑星の意味や惑星どうしの角度の善し悪し、星座の特徴くらいが記されているだけなら、知っていることばかりだから無駄な買い物になる。
それなら要らない。

正教徒のAlexios氏が、以前、占星術とキリスト教に折り合いがつかないことに悩んでおられたが、私にとってもまだ未解決なテーマ。
あ、いやいや、受洗してから私はまったく占星術を信用する気はないのだけど、ルネサンス期の人々がどのような考えかたをしていたのかが気になっている。
その手のテーマが扱われている本をご存じのかた、教えてください。

最新の画像もっと見る