大きな写真はこちらでご覧ください。
↓
http://blogs.yahoo.co.jp/ramona_lull/31919596.html
未完だった飾り文字の縁取りも書き込み、一応これで作品は完成した。
この大きさの写真ではあまり見えないが、小さな飾り文字のところがかなり粗っぽくて
先生にお見せすれば「ダメ!」と言われる確率が100%であることは間違いない。
5月に先生に見せに行く時までに作り直すべきか・・・でもこれだけ時間をかけると
作り直す気力が湧いて来ないのは事実。
自分で満足していればそれでいいか、という気になる。
もしこれを作り直すとしたら、金箔用のノリを変えてみようと思う。
絵の部分の金箔はそのままインスタコルにするが、
飾り文字の金箔はガム・アラビックかジェリー・トレッサーの金箔ノリを使用し、
シャープな角もしっかりと出して行きたい。
今回の作品はギルディング(金箔貼り)のウエイトが多く、本当に神経を消耗した。
私のギルディング技術は、まだまだだな、と思う。
少ない面積に集中して取り組むのがやっとじゃないか。
見ていただくポイントとしては
シャルルマーニュの背景が金箔なので、Charlemagneの飾り文字も金箔。
逆にアルクインの背景は銀なので、Alcuinの飾り文字を銀にした。
飾り文字は10世紀頃のザンクト・ガレン修道院(スイス)で用いられたタイプで
ケルティックの組紐文様を使っている。
AとLを組紐文様を使ってドッキングさせたところが、見せ所となるはずだったが
ギルディング技術が未熟で、組紐の太さが細くなったり太くなってしまったのがもったいなかった。
まぁ、でも、頑張りました。