かみいた落語塾

噺家さんの指導のもと、小咄から古典落語までしっかり学べる、老若男女うぇるかむの落語団体、上板橋落語塾のかわら版!!

1/15 落語塾

2006年01月17日 | 落語塾日誌
 ★1/15(日)14:00~ (萬窓師匠、太助先生)
  (途中から、そろばんさんが、表敬訪問されました)

  
 ■稽古指導内容
   「鯨蕎麦」

  (※)演じた人から順次、師匠より提供していただいたプロの噺家の
     手拭を、一本ずつ好きなものをいただきました。

  (ビート)
    ・小魚たちを見る時は、もっと目線を下げた方が良い。
     (同じようになっている)
    ・姿勢を正しくした方が良い。
   
  (エレキ)
    ・会話に入る前は正面を向く。
    ・話す時は、塾生に話しかけるようにする。
     お客さんの顔を見て話すようにする。
    ・目線を上げない。
    ・緊張感をいい方に使う。あとは、慣れるしかない。
    
  (極楽)
    ・「あのー」「えー」が多い。
    ・関西弁を入れるなら、初めだけでなく、途中や、落ちも
     そうした方が良い。
    ・マクラで、自分の経験等を入れたのは良い。
    ・マクラで、もう一捻りして、落とした方が良い。

  (もを太)
    ・台詞はだいぶ、頭に入っている。
    ・もっと、大きく、元気よく、声を出す。
    ・大きな声、小さな声の強弱をつける。
    ・小声でも腹から出す。

  (わいん)
    ・自分で工夫して考えたしぐさを入れるのは良い。
    ・良くまとまっている。
    ・「てーと」は、前から続ける場合入れる。
     話が切れる場合は入れない。
    ・「江戸前の小さな小魚」は、重ねことばになっている

  (安呑)
    ・落ちはすーっといった方が良い。
    ・鯨を大きく見せるのであれば、手を横に置くのも
     良いのではないか。
    ・前半を現代風にしたのであれば、後半も現代風に
     したほうが良いのでは。
  
   ・落ちのところは、リズムでいくなら、 「浅草海苔」
   は入れないほうが良い。
    (テンポがこわれない方が良いので)
    入れるのであれば、もう少し前の方が良い。  
    (例えば、マクラとか)

  (旅人)
   ・全体的に良くまとまっている。
   ・ごちそうするところが、酒のしぐさであった。
   ・最初のところが、上下が逆になっていた。

 ■なぞかけ
     「寒波」とかけて
     「株誤発注」と解く
   こころは
   「東証注意」
     旅人さんの優勝

 ■落語かるた大会
  1回戦・・・旅人さん優勝
  2回戦・・・エレキさん優勝

 ■次回のなぞかけは
    「アメリカ」です

 (PS)福助さん
    発表会の写真をありがとうございました。
    皆、良く取れていると関心していました

                                      極楽