かみいた落語塾

噺家さんの指導のもと、小咄から古典落語までしっかり学べる、老若男女うぇるかむの落語団体、上板橋落語塾のかわら版!!

落語塾、歌舞伎の乱

2006年01月10日 | 落語塾日誌


9日は、あんみつ団長のもと6名の勇士が集まりまして、国立劇場に行ってまいりました。
メンバーはあんみつさん、わいんさん、ぽん太さん、旅人さん、そして墨亭’sです。小ぽん太さんが体調不良のため、残念ながら欠席。

国立劇場の演目は、菊五郎劇団による「曽我梅菊念力弦(そがきょうだいおもいのはりゆみ)」。百数十年ぶりの復活狂言だそうで、ネットを調べてもあらすじがよくわからない(笑)
ということで、予備知識ゼロで行ってまいりました。

結果。
いやあ、面白かったです。
イヤホンマイクをつけて観劇していたのですが、話の筋もよくわかったし、ちょっとした豆知識もつけてくれるのでほんとにありがたい。
久しぶりの歌舞伎鑑賞だったのですが、とても自然に楽しめました

昔はお正月ともなると、おめでたい「曽我物語」が上演されていたそうで、その関係もあって、お正月の復活狂言としてこの話が選ばれたみたいですね。
作者は鶴屋南北。
格調高い「曽我物語」を間にはさみながら、これでもかこれでもかと、物語はぐいぐい進行します。すごいです。

役者さんもいいですね。菊五郎さんは渋いし、菊之助さんはともかく美しい。女性より女性らしいのが女形だと聞きますが、まったくそのとおり。ということで、いくら美しいからって、身近な女性にあの形を求めるのは無理です。

その後は渋谷まで出まして、歌舞伎の感想をつまみに、落語塾観劇クラブの打ち上げを行いました。
そこでは話が早くも次の企画に・・・。「ベルバラ」「キャッツ」などなどの名前が飛び交っていましたw

というわけで、現在塾生募集中の落語塾では、こんなこともやっていますよ~(笑)

かき麿