~innervoice連載 七田 眞
「21世紀は波動の時代」 vol.2より~
前回は宇宙とつながるには呼吸がカギと説き、
胎息法について学びました。
今回は、プラーナヤーマ呼吸法について学びます。
プラーナは“宇宙に充満する宇宙エネルギー”のことで、
ヤーマは“制御する”という意味です。
だから、プラーナヤーマ呼吸法とは、
宇宙のエネルギーを自由自在に制御コントロールする
呼吸法という意味です。
スワミ・ヴィヴェーカーナンダという近代インドの偉大なるヨギは、
「もし、人がプラーナを完全に理解し、
それを支配できれば、
原子から太陽に至るまですべてを
自分の意思ひとつで自由に動かせる」
と言っています。
では、実際にプラーナを自由に動かせるというような人が
かつていたでしょうか。
確かにいたのです。
イエス・キリストがそうですし、
日本には江戸時代末期に黒住宗忠という人がいました。