【心臓】
病気が教えてくれる、病気の治し方
トアヴァルト・デトレフゼン リューディガー・ダールケ著より抜粋
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どれほど努力しても、物質の世界から
いさかいや問題や対立を取りのぞくことはできない。
病気や死のない人間はありえないし、
すべてを包む愛も存在できない。
なぜなら有形の世界は境界線によって
存在しているからだ。
ただし、有形の世界の限界を見ぬいて、
意識のなかで自由になれば、
目標を達成することができる。
両極性の世界では愛はひっついて動かなくなるが、
単一性のなかでは愛は放散する。
がんは、誤解された愛のあらわれだ。
がんは、真実の愛だけを尊重する。
真実の愛の象徴は心臓だ。
心臓は、がんにおかされない唯一の器官である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
病気が教えてくれる、病気の治し方
トアヴァルト・デトレフゼン リューディガー・ダールケ著より抜粋
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どれほど努力しても、物質の世界から
いさかいや問題や対立を取りのぞくことはできない。
病気や死のない人間はありえないし、
すべてを包む愛も存在できない。
なぜなら有形の世界は境界線によって
存在しているからだ。
ただし、有形の世界の限界を見ぬいて、
意識のなかで自由になれば、
目標を達成することができる。
両極性の世界では愛はひっついて動かなくなるが、
単一性のなかでは愛は放散する。
がんは、誤解された愛のあらわれだ。
がんは、真実の愛だけを尊重する。
真実の愛の象徴は心臓だ。
心臓は、がんにおかされない唯一の器官である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
肉体的なレベル
喉頭炎とは、発生のための主要な器官である喉頭が炎症を起した状態のことです。
患部が赤くなり、声がしわがれ、時に呼吸が困難になります。
感情的なレベル
喉頭炎にかかると声が出にくくなり、さらに、まったく声が出なくなることもあります。
それは、恐れが原因となって話せなくなっている、ということを示しているのです。
何かを望んでいるのですが、それを言っても聞いてもらえないのではないか、それを言ったら相手に嫌われるのではないか、と恐れているのです。
そのために、言葉を飲み込んでしまい、言葉が喉のあたりに引っかかっているのです(喉のトラブルの多くがこうして発生します)。
言葉は喉から出たがっています。
そうした言葉をいつまでも押さえ込んでいることはできません。
自分が言うべきことを言ったら、相手の期待にそむくことになるのではないか、と恐れている人も喉頭炎になりやすいと言えるでしょう。
また、ある分野における権威者から自分が裁かれるのではないか、と恐れている場合もあるでしょう。
さらには、自分が相手に対して言いすぎたのではないかと感じている場合も、喉頭炎にかかることがあります。
自分がまた何かを言いすぎるのではないかと不安になって、自分の声を閉ざしてしまうのです。
相手に頼みたい重要なことがあるのに、相手から拒否されるのではないかと不安になって、むしろ黙ることを選んだ人も喉頭炎になりやすいでしょう。
言うべきことを相手にはっきり言うことができず、持って回った言い方しかできない人も喉頭炎にかかる可能性があります。
精神的なレベル
あなたがどんな恐れを感じとっているとしても、それはあなたにとって良いことではありません。
なぜなら、恐れのせいで、あなたは自分を自由に表現することができなくなるからです。
自分を表現するのは良くないことだ、とあなたが思い続けるとしたら、それはやがてあなたをひどく害することになるでしょう。
あなたが自分を自由に表現すれば、喉にある創造性にセンターが開かれて、あなたはもっともっと創造性な人間になれるでしょう。
あなたが自由に自己表現をした場合、そのことが気にいらない人間は必ずいるものです。
すべての人間に好かれることは、そもそも不可能なのです。
それを知ってください。
まずあなたが、自分自身に対し、自由に表現する権利を与えてください。
そうすれば、他の人たちも、あなたに、自由に表現する自由を与えてくれるでしょう。
あなた自身の考えは、あなたの身近な人たちの考えと同じくらいに重要なのです。
彼らが自由にそれを表現していいのと同じように、あなたもまたそれを表現していいのです。
もしあなたが何かを要求した場合、起こりうる最悪の事態は、相手が「ノー」と言うことでしょう。
でも、それは相手があなたを愛していないということではないのです。
また、相手は、あなたの〈存在〉に対して「ノー」と言ったわけではありません。
相手はあなたの〈存在〉に対して「ノー」と言っただけなのです。
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より
喉頭炎とは、発生のための主要な器官である喉頭が炎症を起した状態のことです。
患部が赤くなり、声がしわがれ、時に呼吸が困難になります。
感情的なレベル
喉頭炎にかかると声が出にくくなり、さらに、まったく声が出なくなることもあります。
それは、恐れが原因となって話せなくなっている、ということを示しているのです。
何かを望んでいるのですが、それを言っても聞いてもらえないのではないか、それを言ったら相手に嫌われるのではないか、と恐れているのです。
そのために、言葉を飲み込んでしまい、言葉が喉のあたりに引っかかっているのです(喉のトラブルの多くがこうして発生します)。
言葉は喉から出たがっています。
そうした言葉をいつまでも押さえ込んでいることはできません。
自分が言うべきことを言ったら、相手の期待にそむくことになるのではないか、と恐れている人も喉頭炎になりやすいと言えるでしょう。
また、ある分野における権威者から自分が裁かれるのではないか、と恐れている場合もあるでしょう。
さらには、自分が相手に対して言いすぎたのではないかと感じている場合も、喉頭炎にかかることがあります。
自分がまた何かを言いすぎるのではないかと不安になって、自分の声を閉ざしてしまうのです。
相手に頼みたい重要なことがあるのに、相手から拒否されるのではないかと不安になって、むしろ黙ることを選んだ人も喉頭炎になりやすいでしょう。
言うべきことを相手にはっきり言うことができず、持って回った言い方しかできない人も喉頭炎にかかる可能性があります。
精神的なレベル
あなたがどんな恐れを感じとっているとしても、それはあなたにとって良いことではありません。
なぜなら、恐れのせいで、あなたは自分を自由に表現することができなくなるからです。
自分を表現するのは良くないことだ、とあなたが思い続けるとしたら、それはやがてあなたをひどく害することになるでしょう。
あなたが自分を自由に表現すれば、喉にある創造性にセンターが開かれて、あなたはもっともっと創造性な人間になれるでしょう。
あなたが自由に自己表現をした場合、そのことが気にいらない人間は必ずいるものです。
すべての人間に好かれることは、そもそも不可能なのです。
それを知ってください。
まずあなたが、自分自身に対し、自由に表現する権利を与えてください。
そうすれば、他の人たちも、あなたに、自由に表現する自由を与えてくれるでしょう。
あなた自身の考えは、あなたの身近な人たちの考えと同じくらいに重要なのです。
彼らが自由にそれを表現していいのと同じように、あなたもまたそれを表現していいのです。
もしあなたが何かを要求した場合、起こりうる最悪の事態は、相手が「ノー」と言うことでしょう。
でも、それは相手があなたを愛していないということではないのです。
また、相手は、あなたの〈存在〉に対して「ノー」と言ったわけではありません。
相手はあなたの〈存在〉に対して「ノー」と言っただけなのです。
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より
肉体的なレベル
捻挫とは、限界を超えた急激な動きによって引き起こされる、
関節部分の損傷のことです。
断続的な激しい痛みに襲われます。
最も捻挫になるやすいのは、くるぶし、膝(ひざ)、手首です。
感情的なレベル
捻挫をする人は、自分が行きたいのとは別な方向に行かされている(足を捻挫した場合)
または、自分がやりたいのとは別のことをやらされている(手を捻挫した場合)
と感じているものです。
無理やり何かをやらされている、限界を超えて何かをやらされている、と感じ、
自分がその人に「ノー」と言えないことで自分を責めているのです。
あるいは、規則に違反することになるのではないかと恐れています。
そこで、自分にストップをかけるわけです。
精神的なレベル
あなたは、自分の見方に固執することによって、
あるいは自分のやり方を貫こうとすることによって、
非常に苦しんでいます。
その苦しみの度合いがどれくらいであるかを自分に教えるために、
あなたは捻挫を引き起こしたのです。
ですから、あなたはもっと柔軟な人間になるべきなのです。
自分のやりたいこととは違うことを他の人から押しつけられていると思い込むのではなく、
他の人たちが本当はどんな動機で動いているのかを知ろうとすべきなのです。
その結果、あなたは彼らの意図を受け入れることになるかもしれません。
あるいは、彼らの要求が自分の能力の限界を超えているために、
自分は彼らの期待に応えることができないのだ、
ということが分かるかもしれません。
そうしたら、そのことを関係者に伝えればいいのです。
どうしてもある方向に行かなければとあなたが思い込んでいるとしたら、
どんな恐れがあなたにそう思わせているのか、
そしてその恐れは今でもあなたにとって真実なのかを確かめるようにしてください。
自分自身と他人に対してもっと柔軟になれば、あなたは自分のニーズにもっと
容易に応えられるようになるでしょう。
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より
捻挫とは、限界を超えた急激な動きによって引き起こされる、
関節部分の損傷のことです。
断続的な激しい痛みに襲われます。
最も捻挫になるやすいのは、くるぶし、膝(ひざ)、手首です。
感情的なレベル
捻挫をする人は、自分が行きたいのとは別な方向に行かされている(足を捻挫した場合)
または、自分がやりたいのとは別のことをやらされている(手を捻挫した場合)
と感じているものです。
無理やり何かをやらされている、限界を超えて何かをやらされている、と感じ、
自分がその人に「ノー」と言えないことで自分を責めているのです。
あるいは、規則に違反することになるのではないかと恐れています。
そこで、自分にストップをかけるわけです。
精神的なレベル
あなたは、自分の見方に固執することによって、
あるいは自分のやり方を貫こうとすることによって、
非常に苦しんでいます。
その苦しみの度合いがどれくらいであるかを自分に教えるために、
あなたは捻挫を引き起こしたのです。
ですから、あなたはもっと柔軟な人間になるべきなのです。
自分のやりたいこととは違うことを他の人から押しつけられていると思い込むのではなく、
他の人たちが本当はどんな動機で動いているのかを知ろうとすべきなのです。
その結果、あなたは彼らの意図を受け入れることになるかもしれません。
あるいは、彼らの要求が自分の能力の限界を超えているために、
自分は彼らの期待に応えることができないのだ、
ということが分かるかもしれません。
そうしたら、そのことを関係者に伝えればいいのです。
どうしてもある方向に行かなければとあなたが思い込んでいるとしたら、
どんな恐れがあなたにそう思わせているのか、
そしてその恐れは今でもあなたにとって真実なのかを確かめるようにしてください。
自分自身と他人に対してもっと柔軟になれば、あなたは自分のニーズにもっと
容易に応えられるようになるでしょう。
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より
肉体的なレベル
背中には数多くの筋肉があります。
しかし、背中の痛みを問題にする時にはそれらの筋肉ではなく、
頭から骨盤に至る柔軟な長い柱である脊柱を問題にすべきでしょう。
脊柱は、33個の椎骨が積み重なることによって作られています。
上から順に言うと、
頸椎、脊椎、腰椎、仙椎、尾椎となっています。
この項で扱うのは、脊椎、腰椎、仙椎、に属する部位です。
感情的なレベル
背中のいちばん下の方、つまり仙椎のあたりが痛む人は、
自由を至上のものと考えており、
誰かが自分の援助を必要すると自分の自由が失われるのではないか、
と恐れています。
背中の真ん中の辺り、つまり、腰椎の5番から脊椎の11番までのあたりに
痛みを感じる人は、
物質面での安全性の脅威を感じ、不安になっています。
実際、背骨というのは人間のからだを支えていますので、
背骨が痛む時は、それがどの部位であっても、
「充分に支えられていない」という意識に関係があります。
背中の真ん中のあたりの痛みは、〈持つ〉ことに関わっています。
たとえば、財産を持つこと、お金を持つこと、
配偶者を持つこと、家を持つこと、子どもを持つこと、
良い仕事を持つこと、学位を持つことなどです。
背中の真ん中あたりが痛むということは、
その人が、支えられていると感じるために何かを持つ必要があるのに、
それをみずからに禁じている、
あるいは他人に助けてもらうことをみずからに禁じている、
ということを示しています。
そういう人は、何でも一人で背負い込みます。
人に任せることができないのです。
また、物質的な面において、きわめて顕著な活動性を示します。
というのも、欠乏への不安が、特に物質面において現れるからです。
そのため、特に物質的な支えが必要だと感じるのです。
また、そういう人は、他人に援助を頼むことがとても苦手です。
ようやく他人に頼むことができたにもかかわらず、その人から援助が得られないと、
ますます身動きが取れない感じがして、背中の痛みがひどくなるのです。
背中の上の方、つまり第10頸椎に至るあたりが痛む人は、
愛情の面で安全が脅かされていると感じています。
そういう人は、〈する〉ことに関わる側面をとても重要視します。
というのも、〈する〉ことによって自分の安全が確保されると思っているからです。
したがって、誰かが自分のために何かをしてくれると、
この人は、自分が愛されていると感じます。
自分自身も、他人に愛情を表明する時は、その人のために何かをします。
一方で、すべてをやらないための口実として、
背中の痛みを「使う」ことが結構あります。
というのも、自分がすべてやってしまったら、
誰も自分を助けてくれなくなる、と思い込んでいるからです。
自分の期待が満たされないと、
自分の背中に多くのものを背負っていると感じています。
他人に対して自分の要求を表明することがなかなかできません。
何とかして表明することができたとしても、
他人がそれに応えてくれないと、さらに動きが取れない感じがして立ち往生します。
すると、背中の痛みもさらに悪化するのです。
自分がやっていることを、常に誰かに監視されている、と思っている人が、
背中の痛みを感じることもあります。
そんな場合は、その人を自分が背負っている感じがするのでしょう。
精神的なレベル
もし、あなたが背中の下の方、つまり仙骨のあたりに痛みをを感じているとしたら、
からだからあなたへのメッセージはこうです。
「誰か他の人を助けると自分は自由を失う、と考えるのはもうやめましょう。
そうではなくて、むしろ自分に限界があることを認めてください。
あなたの限界をまず身近な人に表明してそれから行動するようにしましょう。
もしあなたが人から助けてもらいたいのなら、
まずはあなたが人を助けなければなりません。
もしかすると、あなたは、過去において、人を助けようとして
利用された経験があるかもしれません。
しかし、また利用されるのではないかと恐れると、
あなたは純粋に与えることができなくなってしまいます。
そうすると、あなたはますます与えられなくなるでしょう。
もしあなたが一人でやっていくことに不安をいだいているとしたら、
その不安をいだいているのは、あなたの中の、愛情に飢えた、
依存的な部分にすぎない、ということを自覚すべきでしょう。
あなたは、本当は、必要なものをすべて持っています。
どうかそのことに気付いてください。」
もし、あなたが、背中の真ん中あたりに痛みを感じているとしたら、
からだからのメッセージはこうです。
「あなたは、財産を持つことを望んでもいいのですよ。
安全で支えられていると感じるために、あなたは何を所有してもいいのです。
そうすることで、あなたはもっとたくさんの喜びを得ることができるでしょう。
あなたが、心の奥のほうで、物質を愛しすぎるのはよくないことだと
考えているとしても、まずは、物質を持つことを自分に許してあげましょう。
そうすることによって、あなたは安全を感じ、
やがてそれらのすべてがなくても自分は安全なのだ、
ということが分かるようになるでしょう。
誰も自分の面倒を見てくれない、と考えるのはもうやめて、
もう少し自分の要求を口に出してみることをお勧めします。
とはいえ、あなたの要求に対して、他の人たちは、必ず応えなくてはならない、
と考えるべきではありません。
他の人たちは、あなたほど所有に対して欲がないので、
あなたの欲求を理解できないかもしれないからです。
あなたは、欲求を持つのを自分に許すことによって、
他の人たちにその欲求についてより適切に説明できるようになるかもしれません」
もし、あなたが、背中の上のほうから首にかけて痛みを感じているとしたら、
からだからのあなたへのメッセージはこうです。
「他の人たちを幸福にするためには、あなたがすべてをやらなければならない、
と考えるのはもうやめましょう。
もちろん、あなたは、これからも、他の人たちのために何かをし続けて結構です。
ただし、その『動機』をかえなければなりません。
今後は、愛する人のために何かをする時は、愛ゆえにそれをする、
つまり、相手を喜ばせるのが嬉しいからそれをする、というふうにしてほしいのです。
あなたは、もう、無理やりみんなの支え手になろうとしなくてもいいのです。
また、他の人たちは必ずしもあなたと同じ考え方をするわけではない、
ということも知ってください。
あなたを幸せにするために、他の人たちはあらゆることをしなければならない、
と考えるのは、やめましょう。
他の人たちが、あなたに何かをしてくれないからといって、また、
あなたの期待に応えてくれないからといって、
彼らがあなたを愛していないことにはならないのです。
愛されていると感じるために、あなたはまだ相手から何かをしてもらう必要があります。
でも、そのうち自分を充分に愛せるようになれば、
そうした必要性を感じなくなるでしょう。
そのことをまず相手に言いましょう。
そして、その上で、あなたがしてほしいことを相手に伝えればいいのです。」
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より
背中には数多くの筋肉があります。
しかし、背中の痛みを問題にする時にはそれらの筋肉ではなく、
頭から骨盤に至る柔軟な長い柱である脊柱を問題にすべきでしょう。
脊柱は、33個の椎骨が積み重なることによって作られています。
上から順に言うと、
頸椎、脊椎、腰椎、仙椎、尾椎となっています。
この項で扱うのは、脊椎、腰椎、仙椎、に属する部位です。
感情的なレベル
背中のいちばん下の方、つまり仙椎のあたりが痛む人は、
自由を至上のものと考えており、
誰かが自分の援助を必要すると自分の自由が失われるのではないか、
と恐れています。
背中の真ん中の辺り、つまり、腰椎の5番から脊椎の11番までのあたりに
痛みを感じる人は、
物質面での安全性の脅威を感じ、不安になっています。
実際、背骨というのは人間のからだを支えていますので、
背骨が痛む時は、それがどの部位であっても、
「充分に支えられていない」という意識に関係があります。
背中の真ん中のあたりの痛みは、〈持つ〉ことに関わっています。
たとえば、財産を持つこと、お金を持つこと、
配偶者を持つこと、家を持つこと、子どもを持つこと、
良い仕事を持つこと、学位を持つことなどです。
背中の真ん中あたりが痛むということは、
その人が、支えられていると感じるために何かを持つ必要があるのに、
それをみずからに禁じている、
あるいは他人に助けてもらうことをみずからに禁じている、
ということを示しています。
そういう人は、何でも一人で背負い込みます。
人に任せることができないのです。
また、物質的な面において、きわめて顕著な活動性を示します。
というのも、欠乏への不安が、特に物質面において現れるからです。
そのため、特に物質的な支えが必要だと感じるのです。
また、そういう人は、他人に援助を頼むことがとても苦手です。
ようやく他人に頼むことができたにもかかわらず、その人から援助が得られないと、
ますます身動きが取れない感じがして、背中の痛みがひどくなるのです。
背中の上の方、つまり第10頸椎に至るあたりが痛む人は、
愛情の面で安全が脅かされていると感じています。
そういう人は、〈する〉ことに関わる側面をとても重要視します。
というのも、〈する〉ことによって自分の安全が確保されると思っているからです。
したがって、誰かが自分のために何かをしてくれると、
この人は、自分が愛されていると感じます。
自分自身も、他人に愛情を表明する時は、その人のために何かをします。
一方で、すべてをやらないための口実として、
背中の痛みを「使う」ことが結構あります。
というのも、自分がすべてやってしまったら、
誰も自分を助けてくれなくなる、と思い込んでいるからです。
自分の期待が満たされないと、
自分の背中に多くのものを背負っていると感じています。
他人に対して自分の要求を表明することがなかなかできません。
何とかして表明することができたとしても、
他人がそれに応えてくれないと、さらに動きが取れない感じがして立ち往生します。
すると、背中の痛みもさらに悪化するのです。
自分がやっていることを、常に誰かに監視されている、と思っている人が、
背中の痛みを感じることもあります。
そんな場合は、その人を自分が背負っている感じがするのでしょう。
精神的なレベル
もし、あなたが背中の下の方、つまり仙骨のあたりに痛みをを感じているとしたら、
からだからあなたへのメッセージはこうです。
「誰か他の人を助けると自分は自由を失う、と考えるのはもうやめましょう。
そうではなくて、むしろ自分に限界があることを認めてください。
あなたの限界をまず身近な人に表明してそれから行動するようにしましょう。
もしあなたが人から助けてもらいたいのなら、
まずはあなたが人を助けなければなりません。
もしかすると、あなたは、過去において、人を助けようとして
利用された経験があるかもしれません。
しかし、また利用されるのではないかと恐れると、
あなたは純粋に与えることができなくなってしまいます。
そうすると、あなたはますます与えられなくなるでしょう。
もしあなたが一人でやっていくことに不安をいだいているとしたら、
その不安をいだいているのは、あなたの中の、愛情に飢えた、
依存的な部分にすぎない、ということを自覚すべきでしょう。
あなたは、本当は、必要なものをすべて持っています。
どうかそのことに気付いてください。」
もし、あなたが、背中の真ん中あたりに痛みを感じているとしたら、
からだからのメッセージはこうです。
「あなたは、財産を持つことを望んでもいいのですよ。
安全で支えられていると感じるために、あなたは何を所有してもいいのです。
そうすることで、あなたはもっとたくさんの喜びを得ることができるでしょう。
あなたが、心の奥のほうで、物質を愛しすぎるのはよくないことだと
考えているとしても、まずは、物質を持つことを自分に許してあげましょう。
そうすることによって、あなたは安全を感じ、
やがてそれらのすべてがなくても自分は安全なのだ、
ということが分かるようになるでしょう。
誰も自分の面倒を見てくれない、と考えるのはもうやめて、
もう少し自分の要求を口に出してみることをお勧めします。
とはいえ、あなたの要求に対して、他の人たちは、必ず応えなくてはならない、
と考えるべきではありません。
他の人たちは、あなたほど所有に対して欲がないので、
あなたの欲求を理解できないかもしれないからです。
あなたは、欲求を持つのを自分に許すことによって、
他の人たちにその欲求についてより適切に説明できるようになるかもしれません」
もし、あなたが、背中の上のほうから首にかけて痛みを感じているとしたら、
からだからのあなたへのメッセージはこうです。
「他の人たちを幸福にするためには、あなたがすべてをやらなければならない、
と考えるのはもうやめましょう。
もちろん、あなたは、これからも、他の人たちのために何かをし続けて結構です。
ただし、その『動機』をかえなければなりません。
今後は、愛する人のために何かをする時は、愛ゆえにそれをする、
つまり、相手を喜ばせるのが嬉しいからそれをする、というふうにしてほしいのです。
あなたは、もう、無理やりみんなの支え手になろうとしなくてもいいのです。
また、他の人たちは必ずしもあなたと同じ考え方をするわけではない、
ということも知ってください。
あなたを幸せにするために、他の人たちはあらゆることをしなければならない、
と考えるのは、やめましょう。
他の人たちが、あなたに何かをしてくれないからといって、また、
あなたの期待に応えてくれないからといって、
彼らがあなたを愛していないことにはならないのです。
愛されていると感じるために、あなたはまだ相手から何かをしてもらう必要があります。
でも、そのうち自分を充分に愛せるようになれば、
そうした必要性を感じなくなるでしょう。
そのことをまず相手に言いましょう。
そして、その上で、あなたがしてほしいことを相手に伝えればいいのです。」
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より
ぎっくり腰は、腰椎の最後の二つのあいだにある椎間板に問題が生じた時に起こります。
重い荷物を持ち上げようとした時などになりやすく、
ぎっくり腰になると急激な痛みを感じて、
まっすぐ立っていられなくなります。
腰がこわばってしまうために、
からだを移動させることもできなくなります。
「背中の痛み」の項を参照してください。
ただし、次のことを頭に入れておきましょう。
つまり、ぎっくり腰になる人は、
物質的なあらゆる責任を自分が引き受けられると思えないために、
怒りと罪悪感を同時に感じている、ということです。
すべてをコントロールしようとせず、
こだわりを手放せば、
多くの問題を避けることができたはずなのです。
あなたは、頑なな態度をただちに改めなければなりません。
新しいものに対して心を開き、
他の人たちのやり方を受け入れて、
彼らに支援してもらうようにする必要があるでしょう。
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より
重い荷物を持ち上げようとした時などになりやすく、
ぎっくり腰になると急激な痛みを感じて、
まっすぐ立っていられなくなります。
腰がこわばってしまうために、
からだを移動させることもできなくなります。
「背中の痛み」の項を参照してください。
ただし、次のことを頭に入れておきましょう。
つまり、ぎっくり腰になる人は、
物質的なあらゆる責任を自分が引き受けられると思えないために、
怒りと罪悪感を同時に感じている、ということです。
すべてをコントロールしようとせず、
こだわりを手放せば、
多くの問題を避けることができたはずなのです。
あなたは、頑なな態度をただちに改めなければなりません。
新しいものに対して心を開き、
他の人たちのやり方を受け入れて、
彼らに支援してもらうようにする必要があるでしょう。
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より
肉体的なレベル
肺、呼吸に関する主要な器官であって、
空気と血液のあいだでガス交換を行い、
静脈血を動脈血に変えます。
肺の働きによって、細胞に酸素がもたらされ、
また、燃焼の結果として出た炭酸ガスが体外に排出されるわけです。
肺のトラブルは数多く存在し、呼吸器系のトラブルはすべてそこに含まれます。
感情的なレベル
肺は、生きる欲求、良く生きる能力、
つまり生命力と直接関係のある器官です。
肺は、酸素、つまり「生命」を人間のからだに供給する器官なのです。
ですから、肺にトラブルがあるということは、
その人が、生きることに困難を覚えて苦しんでいる、
ということを示しています。
つまり、悲しみを感じているということなのです。
失望や絶望を感じているのかもしれません。
あるいは、生きる意欲を失い、ある状況やある人が原因となって、
息が詰まるような思いをしているのかもしれません。
そのために、思うように呼吸ができない
〈つまり、「生命」を取り込むことができない〉のです。
動くための空間がないと感じているために、
今の状況から抜け出せないのかもしれません。
自分が死ぬことへの恐怖、自分が苦しむことへの恐れ、
また、他の人が苦しむことへの恐れがあると、
肺の機能が大幅に低下します。
こんなふうに生きているよりも死んだほうがましだと考えると、
〈感情体〉の基本的な燃料である〈欲求〉がなくなってしまうのです。
呼吸は、独立、自由の象徴です。
生まれて初めての呼吸は、私たちを母親から独立させ、自由にします。
ですから、呼吸がうまくできていないということは、
母親から自分を切り離し、
未知に向かっていくことができていない、
つまり、まだ自立することができていない、
ということを表しているのです。
精神的なレベル
肺は、生命に直接関わる器官のうちでも、
最も重要な器官の一つです。
肺のトラブルが深刻であればあるほど、
そこから送られてくるメッセージは緊急の度合いを高めます。
からだからあなたへのメッセージはこうです。
「『生命』を肺いっぱいに吸い込んでください。
そして、生きることをもっと大切にし、
生きる意欲を育むのです。
あなたが許可しない限り、
あなた以外のどんな人も、どんな状況も、
あなたを息苦しくさせたり
あなたを閉じ込めたりすることができません。
いたずらに状況を大げさにするのでなく、
時間をかけて人生の良い面や幸福を作り出すことができるのは、
あなただけなのです。
どうか、あなたの考え方、物の見方を変えてください。
あなたは、また、社会生活の面でも、
人々との交流を取り戻さなくてはなりません。
毎日、気が向く、向かないにかかわらず、
良い呼吸を実践してください。
そうすれば、〈感情体〉レベル、〈精神体〉のレベルで、
生命力を取り込むことが可能となるでしょう」
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より
肺、呼吸に関する主要な器官であって、
空気と血液のあいだでガス交換を行い、
静脈血を動脈血に変えます。
肺の働きによって、細胞に酸素がもたらされ、
また、燃焼の結果として出た炭酸ガスが体外に排出されるわけです。
肺のトラブルは数多く存在し、呼吸器系のトラブルはすべてそこに含まれます。
感情的なレベル
肺は、生きる欲求、良く生きる能力、
つまり生命力と直接関係のある器官です。
肺は、酸素、つまり「生命」を人間のからだに供給する器官なのです。
ですから、肺にトラブルがあるということは、
その人が、生きることに困難を覚えて苦しんでいる、
ということを示しています。
つまり、悲しみを感じているということなのです。
失望や絶望を感じているのかもしれません。
あるいは、生きる意欲を失い、ある状況やある人が原因となって、
息が詰まるような思いをしているのかもしれません。
そのために、思うように呼吸ができない
〈つまり、「生命」を取り込むことができない〉のです。
動くための空間がないと感じているために、
今の状況から抜け出せないのかもしれません。
自分が死ぬことへの恐怖、自分が苦しむことへの恐れ、
また、他の人が苦しむことへの恐れがあると、
肺の機能が大幅に低下します。
こんなふうに生きているよりも死んだほうがましだと考えると、
〈感情体〉の基本的な燃料である〈欲求〉がなくなってしまうのです。
呼吸は、独立、自由の象徴です。
生まれて初めての呼吸は、私たちを母親から独立させ、自由にします。
ですから、呼吸がうまくできていないということは、
母親から自分を切り離し、
未知に向かっていくことができていない、
つまり、まだ自立することができていない、
ということを表しているのです。
精神的なレベル
肺は、生命に直接関わる器官のうちでも、
最も重要な器官の一つです。
肺のトラブルが深刻であればあるほど、
そこから送られてくるメッセージは緊急の度合いを高めます。
からだからあなたへのメッセージはこうです。
「『生命』を肺いっぱいに吸い込んでください。
そして、生きることをもっと大切にし、
生きる意欲を育むのです。
あなたが許可しない限り、
あなた以外のどんな人も、どんな状況も、
あなたを息苦しくさせたり
あなたを閉じ込めたりすることができません。
いたずらに状況を大げさにするのでなく、
時間をかけて人生の良い面や幸福を作り出すことができるのは、
あなただけなのです。
どうか、あなたの考え方、物の見方を変えてください。
あなたは、また、社会生活の面でも、
人々との交流を取り戻さなくてはなりません。
毎日、気が向く、向かないにかかわらず、
良い呼吸を実践してください。
そうすれば、〈感情体〉レベル、〈精神体〉のレベルで、
生命力を取り込むことが可能となるでしょう」
リズ・ブルボー著
「自分を愛して! 病気と不調があなたに伝える〈からだ〉からのメッセージ」 より