はぐれそうな天使の備忘録

日々の覚書きですが、山口馬木也さんについて書くことが多いです。

「剣客商売」を語る

2013-05-15 | 山口馬木也さん
地デジ移行でTVを買い替える以前に使っていた
録画用HDDに以前時代劇専門チャンネルで放送された
馬木也さんが出演した「剣客商売を語る」を録画した事を思い出し、
削除しちゃったっけ...と思いつつリストを見てみると
残ってました

この番組、秋山小兵衛宅として建てた家屋を藤田まことさんが
亡くなった事で使わなくなったのと老朽化が進んできたということで
取り壊す事が決まり、それにちなんで作られた番組でした。

改めて観てみると、その中で馬木也さんは
「この役に巡り合ってなかったら今何をしていたかわからないっていうぐらい
自分にとって大きな役だったし、大好きな役だった」、
「大治郎を演じてなかったら違う性格になってたかも」って言ってました。
それから京都の撮影所に行くと、いまだに「大ちゃん」って呼ばれるとも。

この番組、おはる役の小林綾子さんとの対談番組で、
既に出来上がっているチームに途中参加の形だった馬木也さんが
最初はすごい緊張したっていう話の流れから
小林さんが
「最初の撮影の時に不二楼の柱の所に直立不動で立っている
馬木也くんを見て大丈夫だろうかって心配だったけど、すぐ馴染んでたし、
馬木也くんはすぐ人に溶け込める魔法を持ってる」
って言ってたのが印象的でした。
「面白い事をマジメにやるのが馬木也くん」とも言ってましたね。
なんとなくわかる様な気がする。
ちなみに2人は同い年だそうです。

私が「剣客商売」を観るようになったのは、大治郎をまだ渡部篤郎さんが
演じていた頃、父が観ていたのをたまたま一緒に観た時にやっていた
「隠れ蓑」という話が心に染みたというか、グッとくるものがあって、
それから観るようになったんだけど、
もし父が観ていなかったら、私も観なかっただろうし、
「剣客商売」に出ている馬木也さんを観ていなければ、
のちのちの今、ハマっている状態に陥ってはいないと思うので
私にとっても「剣客商売」という時代劇は特別です。

藤田さんがご存命なら、スペシャル版がもっと作られて
大治郎を演じている馬木也さんを観る事が出来たんだろうなと思うと
とても残念です。



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2 コメント

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ちょっと笑ってしまいました (バンビ)
2013-05-18 16:47:51
「おもしろいことを真面目にやるのが馬木也くん」
というところ、個人的にものすごいツボでした(笑)。
「人に溶け込める魔法」のところも。

「違う性格」の馬木也さんも気になりますが、そういうターニングポイントがあったからこそ、今のような、優しくて人思いな馬木也さんがいるのだと思うと、なんだか胸がキュウとします。
馬木也さん、よかったね・・・と思いました(笑)。

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バンビさんへ (はぐれそうな天使)
2013-05-18 23:42:49
「面白い事をマジメに~」って言われた事に対しての
馬木也さんの返事は
「不器用っすからね~」で、
「人に溶け込める魔法」に対しては
照れ笑いしながら「そうですか~」、でした

あと印象的なのは、「剣客」の設定がまだ
独身の頃は若輩者ということで、小兵衛宅に行っても
お酒を酌み交わすシーンが無かったけど、三冬さんと
結婚してからはそういうシーンがあったのが嬉しかったって
言ってましたよ。

「蜘蛛女のキス」のパンフレットの他に「ジャンヌ・ダルク」の
パンフレットも手に入れたんですけど、その中で
影響を受けた人は誰ですか?っていう質問に対しての
馬木也さんの答えが「藤田まことさん」なんですよ。
自分のほうが一方的に見ていたけど、いろんなことを
教わったような気がするって。
大治郎が父上のことを尊敬していたように、馬木也さんも
藤田さんのことを尊敬していたんだなって、思いました。
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