2回目観てきました。
(ちょっとネタバレしてますので、知りたくない方はスルーして下さい
)
今回の席は最前列の真ん中。
今年のチケット運を使いきったのではないかと
いずれNHKBSで放送されることがわかったので、
膨大な台詞を理解したければ放送を観ればいいやってことで、
今回は馬木也さんをガン見することに集中する、
ということで観てきました。
その席からなら舞台上の役者さんはもちろんのこと
待機席も良く見えるだろうし、その席でオペラグラスを使って観てるって
客観的にみると怪しい奴と思われかねないかも、と思い、
オペラグラスを持たずに行ったのですが、それが間違いでした。
場面によっては馬木也さんが目の前に立つこと、座ることもあり
手を伸ばせば届きそうなところまで来ることもあって、
間近でご尊顔を拝し恐悦至極とか、時間を一時停止出来るボタンが使えたら
1時間ぐらい止めてこの至近距離で眺めていたいとか、
触れるものなら顎鬚触りたいとか、色んなことが頭の中でぐるぐるしながらの
幸せ一杯胸一杯なひとときもありましたが、
待機席にいる時の馬木也さんが、見えないわけじゃないけど、
暗いことも手伝ってはっきりくっきり見えない...
特に二幕直前他のキャストの方々と待機席にいる時、
上演中よりも更に暗くなっているので余計見えない
自分で思っていたより視力が悪くなっていたようです。
これから観劇の際は席の場所に関係なくオペラグラス必携しないと。
一幕で馬木也さんが演奏していた楽器、ジャンべではなかったです。
小太鼓を横に二つ並べたような形のもので足で挟んで演奏してました。
(どうやら「ボンゴ」という打楽器のようです)
結構力を込めて叩いているように見えました。
(音の良く響くこと
)
それから、旅役者達が登場するところで、誰かが宙返り的な事をしてたはず、
と気をつけて観ていたら、加藤さんがしてました。
舞台が上り坂状態なのに出来るって凄いです
2幕のハムレットvsレアティーズ決闘のシーン、
前回同様、待機席の馬木也さんは2人をじーっと見ていましたが、
その姿、剣術の試合を見守る道場主みたいだな、と思いました。
馬木也さんが演じるのは、見落としてなければ
バナードー
ローゼンクランツ
旅役者
オフィーリアの遺体を運ぶ人
フォーティンブラスの部下?
ではないかと。
キャストの中でただ1人、複数の役を演じないことになっている北村さん、
お父さんの仇をとるために戻ってくるレアティーズと一緒にいた
赤い覆面を被った人達の1人だったような。
役のうちにカウントしないのかな。
そういえば浅野さん、ガートルード以外の役はやってないような...
見落としてるだけ?
1幕の後半、ハムレットとポローニヤスのやり取りのところで、
カミカミになり自身にもどかしくなった内野さん、
「ア゛ー!!」と言って頬を叩いてから
台詞を言いなおしてました
今日は馬木也さんの顎髭コチョコチョはやらなかったなぁ。
カーテンコールの時、舞台から1段下りて
他のキャストと一緒に床を叩いて内野さんを迎える馬木也さん、
内野さんを下から見上げることになるので、上目遣いになってましたが、
なんだか、いたずらっ子が怒られてる時にこんな表情するんじゃないかなって
思うような横顔で可愛かったです
今回の舞台は馬木也さんの殺陣が観られなかったのは残念ではありますが、
打楽器を演奏しているところが観られるとは思ってなかったので、
その点は良かったなと思ってます。
逆に、プログラムについて大いに不満なことが1つ。
チラシや公式サイトに出演者の名前が全部出ていて、
アンサンブルの4名以外は同じ文字サイズで表記されてるので
多少の差はあっても、全員ほぼ同じ扱いなんだろうと思ってたのに、
他のキャストは見開き4ページ分はあるのに、馬木也さんと今さんは2ページ分。
なんで同じページ数じゃないの?
お2人とも早着替えとかしていろんな役をこなした上に
馬木也さんは殺陣まで考えたのに、この扱いの差は何?
アンケートに書いて出せばよかったかな。
チラシの写真とか好みだったので、プログラムの内容次第では
2冊買おうと思ってたけどやめました。
と、色々ありましたが、「ハムレット」の観劇は今日で終わり。
前回ほどではないけど、観劇後の疲労感は結構なもの...
いずれ放送されたら、疲れてない時にじっくり観ようと思います。