郷土史「 五大力明王堂ゆらい 」 原本より 結び  昭和30年刊・福島護著作

2010-12-27 | Weblog


 のちに汚名をきせられ悪人にされ
無念の憤怒おさまらぬ将門公の
たたりをおそれ、その御魂を鎮めんがために



 平貞盛によって
大国玉に小社がつくられた。




  
「  南無阿弥陀仏  為平親王将門菩提供養也 
      
                天慶三年二月十四日 
         
               常陸大掾(だいじょう)平貞盛所建也  」





 廟所( びょうしょ )を建て
その霊を慰めた。



 
 廟所





 神田明神



  


    




            
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 Smile, Charlie Chaplin , Modern Times, 1936    


The sound of music do re mi fa banica100


 疎開者ということもあり無視された父。
その死に際した4歳の自分に、その無念さが引き継がれたように
父の名を送り出し続けた。

 しかし、今の自分を天からみて、それによりかよらずか
汚名を着せられ屈辱をしのぶことを決して喜ぶまいと思う。

 父の無念、母の無念、兄弟たちの無念、自分の無念さ。
多くの無念な思いを味わい、今もゆえなく味わっている人々、生命たち。
父の魂をそこから開放してやりたい。全ての魂を。

 今は。ただ、明るくあるように。そう言っているように聞こえる。
そして、もっと大切なことに目をむけろと聞こえる。


                        南無 


命の別名 HALHAL2004










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