「 天然記念物・北限の日本ザル・捕獲と、その後 」RE  2008年2月10日掲載分

2011-12-30 | Weblog

 食害のために、青森県
下北半島の天然記念物「北限のサル」が、
文化庁の許可で270頭、捕獲される予定という。


 そのうち20頭は、上野動物園に譲渡され
残り250頭は処分されるということです。


 この記事は、なにげなく読めば
だれしも仕方ないと考えるでしょう。
でも、不安を抱きます。


 3歳以上のサルが対象とのことですが
あの下北半島の厳しい冬に

 小猿が2頭、手をこすり合わせている、可愛らしい
あわれな写真を見たことがあります。



 あの小猿たちは親を殺されたら
死んでしまうでしょう。

 まえにTVでみた、小猿が車に轢かれた
その体をはげしい車の往来の中で
一晩中、ゆさぶり起こそうとしていた
母親ざるの姿を。


 ようやくあきらめて
その死骸をひきずり抱えて
何日も抱いていた姿。

 つまらない人間よりも愛情深い親ざる。


 そして、捕獲された檻の中で
年少のサルたちや
小猿を自分の体を、銃の盾にして
殺されていった、年長のさるのあわれさ。


 処分するなら、どうか必ず、安楽死にしてください。
麻酔もかけずに、頭部をきり、電極をさしこんで
電流を流している実験や、まるで拷問のように
手足を縛り付けて、苦しむ姿の実験を写真で見ました。


 市民の税金で行われる研究の場で
先進国から非難されている、日本の
動物実験の密室性。


 食害の本来の責任は
人間の領域侵犯や
生態系無視の乱開発にもあると思います。


 懸命に極寒の下北で生きてきたサルたちです。


 どうか、動物実験に払い下げたりせず
その最後の生命の時を、苦しみ少ないものに
してくださるよう、関係者の皆様に心から
お願い申し上げます。



                           
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 クリックで救える命がある。
 WWF野生生物の危機


 地球生物会議


 NPO法人メダカの学校

下記ー他のブロ Mac + Veg - Blogの動物実験代替法より
一部を御紹介します。
ぜひ、そちらのブログをお読みください。

ー以下Mac + Veg - Blog様のブログより
引用させていただきました。ー

 動物実験の代替法、動物を使用しない実験方法は
研究時間が短期間で済み、研究費用が安く済み、効率的で
低価格で、人道的な研究方法。

 イギリスのロイストンを本拠地としている
ファーマジーン研究所は
薬剤の開発や試験の過程にヒト組織や
複雑なコンピュータ技術だけを使用している。

 ハーバード大学、スタンフォード大学、エール大学などの
多くのアメリカの大学では、生きている動物達の使用をやめ
実際に行われる心臓病患者のバイパス術や

患者シミュレータ、洗練されたコンピュータプログラムなどの
動物達を使用しない効率的な教育方法に置き換えている。

 以下のウェブサイトは、教育機関における動物達を
苦しめない代替法を重点的に提供している素晴らしい情報源とのことです。

・The Association of Veterinarians for Animal Rights

・Norwegian Inventory of Audiovisuals (NORINA)

教育現場における動物実験の代替法導入の意味
http://amanakuni.net/maki/soturon.html

化粧品メーカーが動物実験に反対する理由
http://www.the-body-shop.co.jp/contact/faq04.html
                     ここまで引用。

 日本でも大手のメーカーが廃止に乗り出しています。
できれば、1年後3年後といわず、できるだけはやく
今すぐにでもやめていただきたいものです。

 
苦しめている生命たちを一刻もはやく解放し

 メーカーも人道性や良心にもとづいて
また経済性の面からも
スピーディーに判断実行して消費者を安心させてください。

 
              


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