その犬の姿がー忘れえぬ野良たち  ( 1 )    再び

2011-12-18 | Weblog



 ある年の秋の街角で
うす茶色の犬が
人並みにまぎれて歩いていました。


  心引かれて、少し離れたところに
立ちどまって、ながめていました。



 すると、ベージュ色のコートを着た
男の人の姿を見つけたその犬は



 いままでのしょんぼりした体に
急に灯が燈ったように



 生き生きと、うれしそうに走って
その人に近づいて行きました。


 そして、立ち止まったその男の人の
黒い革靴からズボン、コートのすそを
見上げてゆきました。



 しかし、その顔に犬の目が止まったとき
その犬は急に哀しそうに肩を落とし
うなだれてしまいました。



 その人は、立ち去ってゆきました。



 うなだれたその犬に
なにもしてやれませんでした。



 何年もたつのに、ふと、あの犬の姿を
思い出すことがあります。


(迷い犬ではなく、おいて行かれた犬たち、猫たち。
 どうすることもできないことを、しつように責められると
 保護すること自体に多くの人は、消極的になると思います。
 愛護関係者も強い言葉で攻めるばかりでなく共感されないと
 かえって動物のためにならない時もあると思うのですが。)
                




                              
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あるときは、人間以上に
深い精神性を持っている動物。
 
 国際動物福祉宣言に、数年前
EU加盟国27カ国の農務大臣は、満場一致で
正式な支持をしたそうです。






Believe ~ビリーヴ~ katyupityu
 



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