想風亭日記

人里離れた「想風亭」にて、旧事(ふるごと)を読み、黒犬を友とする日々

分かち合い

2008-03-02 13:08:01 | Weblog
この季節、雀が毎日やってきます。
いつの日からか雀に混じって、大きめの野鳥がくる
ようになりました。
隣の桜の大木に陣取った雀は、まずはこの野鳥が
ベランダに入っていくのをみはからって、その後に
続きます。
野鳥は、くちばしが長いので餌が周辺に飛び散ります。

野鳥はつがいでやってきます。
そして♀だけが散らかし、それを雀が拾って食べるのです。
雀たちは野鳥が去るといっせいに群がるのですが、
気の短い度胸のある雀は野鳥のちょっと近くで
こぼれた餌を食べはじめます。
自分たちの番になった雀は、ちゅんちゅんと騒がしく
勢いあまってプランターの端からこけたりします。

図体の大きな野鳥と、小さな雀。
けっこう仲良しです。
餌皿はひとつで間に合ってます。

餌付けしたのは、もちろん我らがねずみ師。

師のことをなんと呼ぼうかと尋ねたら
「山のねずみに使っていいよと許可が出た」らしく
いつか助けたあの小さな山ねずみの名前を頂戴して
ねずみ師、となりました。
ねずみ師の前で、雀もやっぱり逃げませんねえ。