雪がどかんと降ってきて、はしゃぎまくった日があった。
(今もはしゃいではいるが、最初の頃のことです)
焚き火で暖をとる以外に身体を暖める場所はなく、そこは炊事場でも
あり、女子はなんとなく火の周りでご飯当番にいそしんだりして。
男は大工仕事と土方が主な役割だから、そりゃ寒いのなんのって。
(追記:土方に混ざる女子、炊事に混ざるオノコもいたり)
食器は、川の水で洗った。小川の水は気温より温く感じて、ほっ。
でも最初だけ。
誰も寒いって言わなかった。サミーって叫んだりはしたが、サブーとは
言わない。サミーだと、なんか寒く聞こえない(欧米か!)
手がかじかんで、火にあたると赤く火照ってちょっと浮腫んでみえる。
血流で膨張した?
想像の限界を超えた場所で、ほとんどみんなハイテンションなのだ。
自然の中で、高学歴高収入エリートな資格、もってても使えないからねえ。
問われるのは、なんだろう?
???
必死で立ち続ける気力の根源は本能に近いところにあって、
考えるより先に身体。でも肉体じゃない、身体。
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ベイビー黒犬くんはまだ1歳半くらいで、鼻水がつららになっちゃいました。
彼は心と身体、いつも一つ、最初から一つ。
それがあたりまえなんである。