国民新党 北関東ブロック(茨城・栃木・群馬・埼玉)

衆議院比例区北関東第一支部長の日記

秩父で大豆「借金なし」収穫

2009年11月19日 | 地域・季節
埼玉県秩父市で、ことしから栽培の始まった「借金なし」というユニークな名前の大豆の収穫作業が行われました。
「借金なし」は豊富な甘味が特徴の大豆で、大豆の品種の中でも特に多くの収穫量があったことから「借金もすぐに返済できる」という意味で、この名がついたとされています。
以前は、各地で盛んに栽培されていましたが、現在は品種改良が進み、ほとんど栽培されなくなっています。
その「借金なし」を、秩父市下吉田地区の5つの農家が名前にあやかって地域活性化につなげようと、ことしから栽培を始めました。
18日は、1点3ヘクタールの畑で初めての収穫作業が行われ、農家の人たちは、茎の高さが80センチほどに育った「借金なし」をコンバインやハサミを使って刈り取ったり、大豆を袋詰めにしてトラックに積み込んだりしていました。
ことしは、秋口の天候に恵まれたことなどから順調に実ったということで、およそ2トンの収穫量が見込まれるということです。
農家でつくる生産組合の組合長を務める中嶋新さんは「”借金なし”の名前にあやかって不景気を吹き飛ばすよう、頑張って生産していきたい」と話していました。
(参考資料 NHKニュース)