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チームA

ラブラドールと愉快な仲間たち

幼稚園の年長さん ~生い立ち~

2011年06月07日 | 息子の生い立ち
生い立ち 幼稚園編が
寄り道ばっかりしてるので なかなか完結しないでいます   気合入れます


          


年中では 初めてのことだらけで
見通しがもてなかったり 不安だったりで
参加できず 先生にずっと抱っことおんぶの行事が
たくさんありました 

私が見かけるときは 必ず先生の背中に居た気がします

でも 1年を通じて なんとなく見通しがもてるようになり
幼稚園にも慣れ 何かを感じたりで
年長行事は なんとか参加できるものが増えました
想像以上の力を見せてくれたりで 感動もさせてくれました

前回の生い立ちシリーズで紹介した運動会もそうです


年長からは 補助についてくださる先生が変わりました
年中の時の先生は 担任の先生も 補助の先生も
ほんわか 優しい先生でしたが

年長の時の先生は 担任の先生も 補助のT先生も
楽しくてパワーのある先生でした    そしてT先生は泣き虫でした

年長行事に 登山がありました
この山を登ることで 年長さんたちは自信をつけていくんです
幼稚園児にとっては かなりの高い山です

息子はきっと 登らず  年中さん年少さんと下の公園で過ごすんじゃないかと
予想してました



幼稚園で 子供達が 帰ってくるのを
今か今かと 他のお母さん達と待っていました
バスが到着して 息子とT先生が降りてきました

「お母さん!!登ったよーーーーーっ!!!」     この言葉 打ちながら泣きそうになってます

あの時のT先生の 嬉しさで泣き出しそうな顔 今でも忘れません   たぶん泣いてたな だって泣き虫だもん
もし「登らないっ」て 息子が抱っこにきたら
T先生は おんぶしてでも 頂上に連れて行こうと思っていたらしいです  小柄な先生です
でも 息子は みんなの後ろに着いて 自分の足で登頂しました
高い所と 風が好きな息子は 頂上の岩から 景色を眺め
気持ちよさそうにしていたそうです

子供達がこの登山で自信をつけたように
私も息子の力に自信を持つことが出来ました

T先生の意気込みが 息子に伝わったのかもしれない
信頼できる先生が傍に居たから 安心して登ったのかもしれないし
みんなが居るから 怖くなかったのかもしれない
おやつのグミに釣られたのかもしれない

地面に居るよりも 人に抱っことおんぶをしてもらってる方が 多かったこの時期
どんなに近くても 車に乗らないと移動できなかった息子が
自分の足で山を登ったのは もの凄い成長でした
興奮して色々教えてくださるT先生を見て
息子が登ったことよりも
こんなに 息子を思ってくれる先生の気持ちに涙が出ました



年長さんには 夏 お泊り会もありました

夜 幼稚園からお呼びがかかるんじゃないかと 待機していたけど
またまた予想に反して
泣くことなく 楽しんだようです

お泊り会は 息子が初めて 家に居なかった日・・・
ものすご~~~~~~く静かで 不気味でした

そして 楽すぎて やること無くて 物足りない1日でした


もうひとつ
年長さんには 大きなイベントが残っていました
クリスマスにイエスさまの劇をするのですが
ここでは とても 切ない思いをしてしまします
勝手に私が 悲しくなっちゃうんですけど

それは次回お伝えします



年長さんの息子くん

抱っこマンの頃

 



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終わりの10カウント ~生い立ち~

2011年05月31日 | 息子の生い立ち
小さい頃 大好きだったブランコが
通園施設に通う頃には苦手になっていました・・・ 

興味はあるのに 施設の特注ブランコが怖かったようです(背もたれがついてるよ)
じっとブランコを見ているので乗ってみたい気持ちはあったんだと思うけど
見慣れないから怖い・・・
でも先生や私の膝に乗りながらなら楽しめるのです
そんな感じに 徐々に慣らしていって やっと乗れたのに

幼稚園の頃には

ブランコ命!!

になっていました

その乗り方 年齢が上るとともに アクロバティックに
そのうち一回りするんじゃねーか と思うほどの漕ぎっぷり
傍で見ている方が怖かったと思います   ヘルパーさんとか その場にいた知らないお母さんとか

息子がブランコに乗る時は 私も気が抜けません
ブランコエリアに もし小さい子が入ってきたら・・・と思うと ドヒャーです
「人っ子一人入れねーよ」と目を光らせ
身体張って ブランコを止める覚悟でついてました     ちょっと大げさ?でもマジ



ブランコ命!! の そのブランコをやめさせる時が 大変でした
小さい子が「かわって」て来た時や
もう帰る時間の時・・・

なかなかやめられず
結局は泣いて ギャンギャン泣いて
気持ち引きずって 車の中でも泣いて
せっかく遊ばせてやったのにそれかよ! もう連れてこないから!!       恩着せがましくネ?
と心に決めては 次の日また連れて来ていた私  おい     


そのころ
STの訓練では 終わりの時に10数えて終わるようにしていました
でも結局 泣いて終われなかったので 効果ないじゃん
家では全然使ってなかったんだけど
結局 終わりの時泣くんだし
どうせ 泣くんなら10数えて泣いてもらいましょう・・・と
ちょっとスパルタしてみた       真似しないでくださいね~

「10で終わりね!
 1 2 3 4 ・・・・・ 10
 はい おわり~~」と
10終わると 強引にブランコを止めて降ろしました     そりゃ~ひっくり返ってなきましたよ
それを何度か繰り返してるうちに
今度は10カウントし始めただけで
「いやだ~~~」とアピールして泣きが入りました
そのうち 渋々終わるようになってきて
でも プチギレしてます  腑に落ちない表情です

そして なんとか普通に終われるようになりました    そんなに期間掛かってません

そして 10数えだすと カウントの途中でも ブランコを降りて
「さっ 帰りますか」って顔で私を見ます



もちろん 大好きな高いところからも 10カウントで下りてきてくれます

以前は降ろすの大変でした 私も上って ひっぱって降ろす    超怖い


この10カウント
中学生になった今では 「終わり」の言葉だけで止められます



今 スミレのお散歩に使えないかと 試してる最中です   マジ
臭い嗅ぎが始まると 10カウントして やめさせてます(笑)

そのうち カウントしだすと自分から
「さっ いきまちゅか」ってスタスタ歩き出してくれないかなぁ~  やっぱ無理か?



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幼稚園の運動会 ~生い立ち~

2011年05月24日 | 息子の生い立ち
2年保育にして良かったな・・・と思えたのは
1年目に出来なかったことも
2年目には少し見通しがもて なんとか参加できるようになったことです

運動会もそうでした
年中の頃は
不安で怖くて地上に降りれなかったのです       いつも先生に抱っことおんぶ

年中の時の玉入れ

男の先生にピッタリくっ付いて 下りませんでした        一応 玉は投げてる

練習の時 大丈夫でも
当日はグランドを囲むように保護者席がいっぱいになります
たくさんの目がこっちを見ます
圧迫感 威圧感 恐怖感
自閉くんにとっては 計り知れないストレスだと思います

入場の時から 先生にしがみ付いてました
かけっこの時は 下りて走ってくれましたが
ゴールするとまた抱っこ

それでもダンスの時には抱っこ無しでみんなの後を歩いてました
息子についてくれた補助の先生
自分のダンスの衣装に 当時息子が好きだった
TOSTEMのマークや ホーマックのマーク色々を貼り付けて
泣き出すことなくダンスに参加させてくれたんです

でも 運動会の半分以上を空中で過ごしたのでした


・・・それが
年長の運動会では


地面にしっかり足をつけています

保護者席の前を
走り縄跳びしながら      いえいえ ゆっくり縄をまわし よっこらせとまたぎ 歩いて進む
通過していきました      ビリッケツで
暖かい拍手が今も忘れません
年中時代を知ってるお母さんが 感動して泣いていました


玉入れだって
地上から投げ入れてます

しかも 一個入ったんです
補助の先生と担任の先生が 抱き合って喜んでました



涙 涙の運動会・・・いろんな涙です     息子のパニック涙 感涙に咽ぶ親の涙
今思い出すと なんだかほっこりとします 


初めてのことは いつも涙だったり パニックだったり
息子も家族もクタクタになるけど
少しずつ慣れて 少しずつクリアしてくれる
クリアできないで終わってしまったこともある
クリアしてたことがまたダメになることもあった

でも周りの理解と支えがあれば またクリアできる!
三歩進んで二歩下がる~んにゃっの水前寺育児!!
三歩も四歩も下がってマイナスになることもあるけどね
また進めばいいのだぁ   ←バカボンのパパ風に





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およばれパート2 ~生い立ち~

2011年05月19日 | 息子の生い立ち
お友達の家 初訪問は 撃沈


それでも およばれすると
社会勉強にもなるしと 息子を連れて行きました     懲りない

あるときは ベッドの上でプロレスのやられ役にされていたようです
ヒィヒィと半べそで嫌がることしかできない息子を相手に
男の子達がパンチやキックを入れていたらしいです


私と息子が帰ったあとに
女の子たちがそのことを教えてくれて 発覚しました

男の子たちは お母さんたちから
厳重注意を受けたそうです

おもに やっていたのは 違うクラスの子供達で
息子と関わることの少ない子供達でした
同じクラスの男の子は 止める側にいたようです      少しほっとしました

そんなことがあったなんて 私が知ったのは 後日でした
その子達のお母さんが
「こんなことがあった ほんとご免なさい」と 謝ってきたんです

はぁぁぁ 出来れば 知らないままでいたかった 
そんな風に思うほど またまたショックで悲しくて落ち込んでしまいました

でも
その男の子達のお母さんも かなり落ち込んでいたと思います
自分の子供が 抵抗しない子にパンチやキックをしてたのですから

お互い 痛い思い出となってしまいました
ギクシャクした関係にはなりませんでしたよ       変わらず楽しく


女の子のお宅に行くと 暴力系はないけれど        精神面でやられたかも
子供部屋のドアに 
「〇〇くんは はいっちゃだめ!!」と張り紙をして鍵をかけてたりとか
ありました             うん 気持ちは分かる
開かないドアの前で やっぱりヒィヒィ半べその息子

その張り紙見たときは やっぱりショックでした
子供のやることは 悪気が無くて 結構残酷で
とことん落とされた私

車で泣いたし 時には 「ざけんなよーーーーーー!!!と叫んだ
はぁ~ 車って便利 色々使えるね


そんなこんなの年中時代
でも年長になる頃は
そのプロレス技かけてた わんぱくキッズたちも
息子くんをサポートしてくれる 頼もしい存在になっていました


およばれしてるうちに
息子も私も安心して付き合えるお友達ができましたし
初めて 壁を感じない健常くんのお母さんと知り合い 友達になりました

息子が一緒だと気が休まらず お茶どころじゃなかった私に
ゆっくりと楽しめる お友達ができました

雨降って地固まる!      ←使い方あってる?
固まったんだろうか?


家にもたくさんの子供が遊びにきてくれました



きっと 健常児のスタンダードなお友達の中で過ごすのは
幼稚園時代が最初で最後だったんだと思います




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お友達の家にお呼ばれ ~生い立ち~

2011年05月18日 | 息子の生い立ち
幼稚園生活も落ち着いてきた頃
同じクラスの男の子のお母さんに声を掛けられました

「クラスの年中の男の子たちを誘ってるんだけど 遊びに来ない?」
ということでした

「えっ?えっ?えっ?  いんですか??
うちのこ 行儀悪いし 迷惑かかるし・・・」と躊躇していたら
「大丈夫だから 気にしないで おいでよ」ということになり

自閉症と分かってから・・・ KING OF パニックとなってから・・・
初めての 健常児くんのお宅訪問となりました 

初めてのお家に スムーズに入れるわけがなく 
玄関から色々調べだしたり 
なかなかリビングには進まず 
入ったと思ったら 冷蔵庫に直行し            開けやがるし ペットボトル出すし
躾けのなってない  勝手わがままなクソ坊主を繰り広げていました 

7~8人の子供と そのお母さんと 結構な人数でしたが
子供は子供同士で遊んでいて
その間に お母さん達は お茶しながら世間話に花を咲かせていました
私は ゆっくり 茶など飲めるわけがなく
息子から一時も目が離せませんでした
キッチンに行こうとすれば すぐに阻止しなきゃならないので
椅子に座ってるようで座っていない
空気椅子状態で待機していました        フットワーク生かすにはこの態勢よね
はぁぁあぁぁ~ 気持ちが休まらない
正直 楽しめるほどの余裕なんてありませんでした

それでも息子が みんなのいる子供部屋に行ったので
他のお母さんも「なんかあったら 教えてくれるから大丈夫よ」と
言ってくれたし 気にしながらも 世間話の仲間入りをしました 

でも 度々息子が部屋から出てくるんです
困った顔して ヒィヒィ半泣きで私の後ろを通過していきます
その息子の後ろを 同じく遊びに来ていた子のお兄ちゃんが着けていくのです

何してるんだろう? とそっと様子を見ると
ビービー弾(オモチャの拳銃)で息子が撃たれていました
逃げる息子を行き止まりまで追い詰めて 至近距離で撃っているのです   なにしやがる このクソガキャー
ビックリ&ショック

その子の後ろに立ち
「そんなんで撃ったら 痛いんじゃないの」と
ドス効かせて言うと 慌ててやめました・・・

みんなの楽しげな雰囲気を壊すことが出来ず
何事も無かったように 話に戻りましたが
今見た 弱いものイジメの光景に
ショックで 話なんか耳に入りません

違った意味で息子から目が離せなくなりました

何がショックかって・・・
初めて会って すぐに 息子のことを変わってると思い
人と違うと分かり こいつは弱いと標的にした その小学生
子供の残酷な部分を目の当たりにして 本当にショックだったんです

息子が 何も言えず ヒィヒィ半べそで困って逃げていたこと
その姿がショックで
帰りの車の中で 悔しくて泣いてしまいました

私の泣き場所は いつも車だったな・・・


最終的にはこの経験も 良い方向へと向いていきますが
こんなことが 何回かあり かなり どっぷり凹んで落ちました

続きはまたパート2で 



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