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プリウスPHV(ZVW52) 長距離EV走行計画

2017-08-14 17:56:47 | 
ZVW35では、フル充電後のEV走行が約16Km(エアコン入)位であった。充電は、普通充電だけで200Vで90分。トヨタ系列の販売店のGステーションで下記のPHV Drive Supportカードを使って1時間無料で充電出来た。1時間から1時間半の充電で11~16KmのEV走行では、長距離EV走行は現実的でなかった。自宅で普通充電が出来たので、このカードを使って充電する事は、無かった。

ZVW52では、フル充電後のEV走行が約53Km(エアコン入+17インチタイヤ)位と表示される。長距離ドライブ以外、ほぼEV走行が可能となった。また、急速充電機能を備え、20分程度で80%充電が可能。80%充電でEV走行が約42Km(エアコン入+17インチタイヤ)可能と表示。長距離ドライブもEV走行だけで可能かもしれない。当初契約するつもりが無かったのだが、下記のPHV充電サポートカードを申し込み、入手した。ZVW35では、無料でカードが配布されたが、ZVW52では、1620円(税込)である。充電料金は、従量プランで普通充電が2.7円/分(税込)、急速充電が16.2円/分(税込)である。

東京西部地域より長野県の安曇野市まで約250Kmを高速道路のSAやPAで急速充電しながら行き着けるか計画検討してみた。
選択できる経路は、「関越道+上信越道+長野道」か「中央道+長野道」の二つである。

二つの経路について「Quick Charge」充電設備のあるSAやPAとその距離を調べてみた。
「関越道+上信越道+長野道」経由では、充電設備のあるSA/PAは、所沢IC(大泉ICからでも同じ)から「三芳PA」「高坂SA」「嵐山PA」「上里SA」「横川SA」「東部湯の丸SA」「姨捨SA」の7箇所である(全てのSA/PAにあると思っていたが違っていた。以外と少ない)。充電設備のあるSA/PA間の距離を関越道上信越道長野道のインターチェンジ情報から算出した。起点地からは、エアコンを稼働させ、17インチタイヤでフル充電状態から53.2Km、急速充電(80%)後42.6Kmで充電を行うSA/PAを検討した。

結果、「高坂SA(33.4Km)」「上里SA(40.7Km)」「横川SA(45.2Km)」「東部湯の丸SA(46.5Km)」「姨捨SA(42.7Km)」「目的地(48.5Km)」となり、5箇所で急速充電(約20分)する必要があり、SA/PA間のEV走行可能距離も不足し、HV走行約13Kmが必要と成る。登り降りなどの走行条件を考えるとHV走行距離がもっと増える事が推察される。
同様に、「中央道+長野道」経由では、稲城IC/府中SIC/府中IC辺りから「石川PA」「談合坂SA」「双葉SA」「八ヶ岳PA」「諏訪SA」「梓川SA」6箇所である。各SA/PA間の距離は、中央道長野道のインターチェンジ情報から算出した。

中央道経由だと「談合坂SA(57.1Km)」「双葉SA(62.9Km)」「八ヶ岳PA(24.6Km)」「諏訪SA(35.4Km)」「梓川SA(33.3Km)」「目的地(22.0Km)」の5箇所で急速充電が必要となる。HV走行が必要となる距離も約24Kmとなる。

--- 電池容量 ---
250Km程の距離で、5回の急速充電が必要となると、EV走行だけでのドライブは現実的でない。
250Kmほどの距離で、1回程度の急速充電を考えるとフル充電150Km/急速充電120KmがEV走行に必要となる事が考察される。
ZVW52が8.8Kwhのリチウム電池なので約3倍、26Kwh電池が必要と思われる。全固体リチウム電池が開発されると3倍の容量が期待できるので、EV走行によるドライブも現実感が出てくる。トヨタが2022年に全固体電池搭載のEVを計画しているようだ。iMiEV M(120Km/JC08)の長距離ドライブ例を読むと大変そうだが、この程度のEV走行可能距離を保持していないと長距離ドライブは無理そう。長距離ドライブは、ガソリンですね。

--- 充電設備 ---
ZVW52のの急速充電(50Kwh)は、350V-50Aで20数分で約80%チャージするようだ。8.8Kwh電池の30%程度は、HV走行用の電池容量として確保されているようだ。

充電サポートカードは、利用する機会を失ったようだ。カード登録料1620円が無駄になったようだ。。。

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