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ヤマハNVR500設定(かんたん設定でひかり電話とNGN)にIPv6 PPPoEを加える

2018-06-01 09:00:00 | NVR500
かんたん設定でIPv4 PPPoEインターネット接続、ひかり電話(ひかり電話ルータPR-S300SE配下で利用)接続、NGNでサービス情報サイト接続の設定を行った
「プロバイダー情報設定」で「フレッツ光ネクストにおけるインターネット(IPv6 PPPoE)接続」の設定をしてみた。


「ひかり電話やひかりTV等の一部のサービスと同時にご利用いただくことはできません」とのこと。。。
一応設定してみる




設定完了


登録完了


「接続」ボタンを押さずに、トップページに移動するも「接続」された状態。「切断」ボタンをクリックしてもすぐに接続状態へ移行してしまう。KeepAliveもオフなのに。。。


「VoIP」「ひかり電話」が消えている。コマンド設定を確認すると「ひかり電話」関連の設定が全て消えている。

「NGN」へのネットワーク接続設定も消えている。「サービス情報サイト」接続もできない。「ウィルスクリア」接続もできない。

NVR500のかんたん設定から「IPv6 PPPoE」によるプロバイダー接続を行うと「同時に利用できない」ようにNGN接続やひかり電話設定関連コマンドが削除されてしまう。「IPv6 PPPoE」プロバイダ設定を削除しても削除されたNGN接続やひかり電話設定関連コマンドは復活しない。

2012年6月に実施した「PR-S300SEとNVR-500のIPv6接続」は、「ひかり電話」を使わない設定で「IPv6 PPPoEプロバイダ設定」を行い、そのあとに、「コマンドの実行」あるいはターミナル接続によるコマンド設定で「NGN」接続対応を行っていた。5月2日のぷららDNS障害対応でIPv4 PPPoEプロバイダ設定を変更したが、IPv6 PPPoE関連も再設定され「NGN」接続設定が変更されたようだ。

「IPv6 PPPoEプロバイダ設定」は行わず、コマンド実行での設定が良さそうだ。「IPv6 PPPoEプロバイダ設定」ができないように、「IPv4プロバイダ設定」と「IPv6 IPoEプロバイダ設定」を実施しておくのが良さそうである。

IPv6 PPPoEの常時接続設定関連は、コマンドラインから「容易な設定」と「接続ON/OFF」が可能なLUAスクリプトでの対応を考えることにした。
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ヤマハNVR500設定(かんたん設定でひかり電話とNGN)

2018-05-27 08:40:00 | NVR500
連休の後半5月2日から3日にかけて「ぷららでDNS不具合による通信障害」が発生した。「DNSブロッキング対応の失敗」との噂があり、グーグル公開DNSを使うと障害が回避出来るとの情報があった。6年前に設定した「PR-S300SEとNVR500のフレッツ情報サイトIPv6常時接続」で「ぷらら」のDNS設定を自動取得から手動設定で「8.8.8.8」「8.8.4.4」を「かんたん設定」の「プロバイダ情報の設定」から実施した。
快適にアクセス出来るようになったが、「フレッツ・ウィルスクリア」へのアクセスが出来なくなった。ウィルスクリアは、NGN IPv6でNGN網のサーバにアクセスする。IPv4の設定変更でIPv6関連の設定が変化するのか不明であるが、6年も前の設定(Rev.11.00.19)を思い出すのに苦労。6年も経てば(現在Rev.11.00.36)、「かんたん設定」で目的どおりのIPv6設定が出来るかもしれないと思い確認してみた。
現在の機器構成は、下記の通りで、ヤマハの設定例では、PR-S300SEの代わりにNVR500を使う例が紹介されている。フレッツ・テレビで宅内の各部屋にTV電波を供給しているためNVR500置き換え困難。

6年前の構成と異なるのは、ひかり電話関連である。アナログ回線でプリンタFAX複合機(Canon MX-850)を使用していたが、故障廃棄でプリンタ複合機はFAX無しのCanon TS-9030に、FAXは、PanasonicのFAX電話機(KX-PD102-DL)とし、2017年1月17日アナログ専用線をひかり電話の追加番号に変更した。ひかり電話の構成は、下記の通り。

電話番号1は、メインの固定電話で5台の子機。電話番号2は、同番移行したFAX専用番号。電話番号3は、局番の異なる電話回線からのボイスワープを受ける専用番号。PR-S300SEでは、ナンバーディスプレイ使用で電話番号1をTEL1へ、ナンバーディスプレイとモデムダイアルイン使用で電話番号1,2,3をTEL2へ、電話番号3をIP phone1へ設定。TEL2に接続するFAX電話機では、モデムダイアルインで電話番号1 は、子機で鳴動、親機非着信設定、電話番号2は、FAX専用設定、電話番号3は、受話子機鳴動、親機着信可設定、留守電設定。電話番号3は、同時にNVR500のTEL2に接続された電話機で発着信する。NVR500は、PR-S300SEひかり電話のIP Phone1へsip子機として接続設定されている。

PR-S300SE配下でNVR500でインターネット接続(IPv4)とサービス情報サイト(NGN IPv6)への接続設定は、ヤマハサイトの設定例で容易に「かんたん設定」可能だ。IPv4のPPPoEによるISP接続とNGN網へのIPv6接続(NGN網からのRAを配下のネットワークへ広告する設定)。ひかり電話をNVR500で扱わない場合、「NGNコマンド」使用によってどのような影響があるのか無いのか不明なため、ヤマハの設定例投入を控えて来た。「NGNコマンド」でどのような影響があるのかも含め確認してみることにした。

手始めに、「詳細設定と情報」「IPv6設定」を開いてみる。IPv6 PPPoE接続設定がされていると「IPv6の設定」をさせてくれない。


「プロバイダー情報の設定」で新規追加を試みたが、IPv6関連の設定をさせてくれない。複数のIPv6接続設定が出来ないようだ。


「お買い上げ頂いた時の状態へ戻す」を実施した。大失敗、IPも「192.168.100.1」になってしまった。宅内ネットワークからインターネット接続も出来ない。急遽予備のPC(Panasonic CF-W4)を立上げ、IPを192.168.100.50に設定し接続。IPを192.168.11.250/24へ再設定。PR-S300SEに接続できるようNVR500のLAN2を192.168.1.2/24、DHCPのIPレンジを192.168.11.2-192.168.11.63に設定。IPv4 PPPoE接続設定。ネットワーク内の端末でDHCP再取得。インターネット接続復帰。IPv6 NGNのフレッツ・ウィルスクリア未接続状態まで復帰。
「プロバイダー情報の設定」で追加してみると「フレッツ光ネクスト」も設定できない。。。

思い出した!
LAN2にIPを設定するとかんたん設定からプロバイダーの追加が出来ない
「詳細情報の設定」「LANの設定」でLAN2に設定したIPを削除する。PR-S300SEに接続できなくなるが、「プロバイダー情報の設定」で「PPPoEを用いる端末型ブロードバンド接続」を実施、インターネット接続を確認する。PR-S300SEにLAN1側から接続するためLAN2にIPを設定する。「詳細設定と情報」「LANの設定」を選択すると「WANポートは、PPPoE接続に使用されています」で設定ができない。。。


PR-S300SEへの接続は、後回しで、サービス情報サイトへの接続を検討してみる。サービス情報サイトは、IPv6接続であるため、NGN網からIPoEでインターネットへ接続する設定を行えば、サービス情報サイトへもルーティングされそうである。
ぷららは、IPv6 IPoEをサポートしていないが設定してみる。

「プロバイダ情報の設定」で追加。「フレッツ光ネクストにおける(IPv6 IPoE)インターネット接続」を選択


「ひかり電話の契約」
ひかり電話は、PR-S300SEが契約回線のサーバになっており、NVR500では扱わない。しかし、ひかり電話は契約している。。。ひかり電話の契約ありなしでどのような設定差異があるか確認するためそれぞれの設定でconfigを取ることにした。




「契約していない」でconfig取得。「nvr500-easy-IPv4-IPoE-wo-phone.conf」


「契約している」でconfig取得。「nvr500-easy-IPv4-IPoE-w-phone.conf」


diff nvr500-easy-IPv4-IPoE-w-phone.conf nor500-easy-IPv4-IPoE-wo-phone.conf


ひかり電話契約が無い場合:
・WAN(LAN2)で受けたIPv6 RAからprefixを得てLAN1側にも同じprefixでIPv6アドレスを設定し、LAN1へprefixをRAし、LAN2とbridgeする。
・DHCPv6でInformation requestを実行し、address以外の情報を取得設定する
ヤマハ設定例「サービス情報サイトへ(IPv6/NTT東日本)の接続」と同じ。

ひかり電話契約がある場合:
・DHCPv6クライアントをLAN2で動作(PR-S300SEから取得)
・IPv6のdefault gatewayをDHCPv6で得たgateway(PR-S300SE)へ
・LAN1のIPv6アドレスをDHCPv6で得たprefix::1で設定(PR-S300SEから得た)
・LAN2のIPv6アドレスをDHCPv6で得たアドレスに設定(PR-S300SEから得た)
・LAN2のIPv4アドレスをDHCPで得たアドレスに設定(PR-S300SEから得た)
・LAN1へLAN2のDHCPv6で得たprefixをRA
・ひかり電話に関連したNGN用設定
「ひかり電話」の使用設定で「かんたん設定」から投入されるコマンド

ひかり電話に関連したNGN用設定をPR-S300SE配下で設定した時、ひかり電話に影響を与えるか不明なため確かめてみた。現状の電話関連設定は、PR-S300SEをひかり電話のsipサーバとしてNVR500のTEL2がsipクライアントで直接接続設定している。0#でLINEへ接続。TEL1は、analog回線をLINEに直接接続し、sipでの発着信をOFF設定している。

-- 現行設定 --
analog arrive number display 1 on
analog sip arrive permit 1 off
analog sip call permit 1 off
analog arrive number display 2 on
analog sip call myname 2 sip:電話番号3
analog supplementary-service pseudo call-waiting
analog extension dial prefix sip prefix="9#"
analog extension dial prefix port=2 line prefix="0#"
analog extension dial prefix port=2 sip server=1
sip use on
sip server 1 192.168.1.1 register udp sip:3@192.168.1.1 0003 password
sip server session timer 1 300

-- 以下追加されたひかり電話関連設定 --
ngn type lan2 ntt
analog extension emergency-call-dial type normal-number
analog extension dial prefix routing route-table=1 ngn lan2
analog extension dial prefix port=1 routing route-table=1 ngn lan2
analog extension dial prefix port=2 routing route-table=1 ngn lan2
analog call route-table 1 1
analog call route 1 * * ngn lan2 * line
sip use on
sip codec permit lan2 g711u

ngnの設定は、コマンドリファレンスから発信時にLAN2からngnで発信する設定に見えるが、nttへは、PR-S300SEがregistしている。ngn関連設定がされた追加状態で電話番号3に携帯電話からかけてみるとTEL2に接続した電話機(VE-GP50)とPR-S300SEのTEL2に接続された電話FAX機(KX-PD102)に呼び出しが掛かる。数コールでKX-102が留守電応答する現行動作と同じであった。VE-GP50から携帯電話に発信してみると現行と同様に発信接続。発信は、NVR500からsipサーバ(PR-S300SE)への発信接続、PR-S300SEの通話ログ・発信履歴に記録。
「analog extension dial prefix port=2 sip server=1」
と設定されていたコマンドが削除されるのでどのような仕組みなのか判断がつかない。
「analog extension dial prefix port=2 routing route-table=1 ngn lan2」
で発信がされるのであろう。

IPv6 IPoE(ひかり電話契約あり)設定がされても事前に設定されているsip/analog関連設定に影響を与えないようだ。しかし、IPv6 IPoEの設定がされているとIPv6 PPPoEの設定ができない。IPv6 IPoE設定を削除し、「電話の設定」「VoIPの設定」「フレッツ光ネクスト ひかり電話の設定」「ひかり電話の使用:使用する」に設定してみる。IPv6 IPoEの設定とひかり電話の設定を比較するとLAN1側へのRAのオプション、IPv6インターネット接続に関連するセキュリティ設定、DNS設定などに違いがあるが、ひかり電話やNGN網(サービス情報サイト)への接続設定に大きな違いはない。IPv4 PPPoE(インターネット接続)とひかり電話の設定でNVR500がDSU配下にある時とPR-S300SE配下にある時でどのような違いがあるのかWireSharkでパケットを確認してみることにした。

NVR500のLAN2 IPアドレス設定
NVR500のLAN1側からPR-S300SEへ接続が出来ないと不便だ。LAN2にIPアドレスを設定すると「かんたん設定」でIPv6関連接続の設定が出来なくなるので、configを確認してみた。ひかり電話を設定すると
「ip lan2 address dhcp」
が設定されている。LAN2にDHCPでIPが付与されてもIPv6関連設定ができる。DHCPによるIP付与は、リースするIPアドレスが不足しない限り、MACアドレスが同じ装置に同じIPを付与すると認識している。PR-S300SEのDHCPも同様と推察し、NVR500を接続し、LAN2に付与されたIPアドレスをGWアドレスとしてPR-S300SEの詳細設定・LAN側静的ルーティング設定でNVR500のLAN1側ネットワークを追加することにした。何度かのリスタートで、配布されるIPアドレスが変化した。DHCPで得たIPアドレスをGWアドレスとして使うのは、適切でなかった。検討の結果、LAN2側にsecondaryアドレスで設定すると、IPv6関連設定が可能であった。また、かんたん設定で変更があった場合でもsecondaryアドレス設定が変更されてしまうことも無かった。
「ip lan2 secondary address 192.168.1.2/24」
をNVR500のLAN2に設定し、PR-S300SEに静的ルーティングを追加した。これで、NVR500のLAN1側機器からPR-S300SEへの接続を確保した。


PR-S300SE配下での「ngn type」コマンドの考察
「ngn type lan2 ntt」
を設定し、ひかり電話の通話確認後、「電話設定」「内線設定」を確認すると、「IP Phone」の設定で、「ダイジェスト認証:行う」「ユーザID」「パスワード」がグレーアウトし、「MACアドレス」にNVR500のLAN2側MACアドレスが設定されていた。

ダジェスト認証からMACアドレスに変更されたのがどういう理由か不明であるが、「ひかり電話」の使用(ngn typeコマンド)によって変化した。NVR500をDSUに直接接続した時とPR-S300SE配下に接続した時でどのような差異があるのかWireSharkでDHCPv6とSIP関連のプロトコルパケットを調べてみた。

NetGear GS-116Eの#1-#13までがVLAN1、#14-#16がVLAN2に設定されている。設定A: #14にPR-S300SEのUNI出力(ケーブル側)を接続。#15にPR-S300SEのUNI入力(DSU入力)を接続。設定B: #14の接続解除、#16にNVR500のLAN2を接続。


#15のポートを#9に接続したCF-W4のWireSharkでパケットモニタする。


PR-S300SEでもNVR500(DSU直結)でもDHCPv6で得られたVender-Specific Informationの情報を使いSIPサーバ(NTTひかり電話サーバ)にRegistするのが確認された。
設定BでNVR500のtechinfo情報からDHCPv6で得た情報に電話番号1-3とひかり電話サーバアドレスが確認出来た。


設定C:GS-116Eの#15にPR-S300SEのLAN4を接続。UNIの接続を元に戻す(ルータ部とDSU部を直結)。NVR500がPR-S300SE配下で動作するよう構成した。NVR500のDHCPv6情報を確認すると内線設定のIP Phone情報が得られ、SIPサーバ(PR-S300SE)にRegistすることが確認された。


内線設定・IP Phone設定でダイジェスト認証(デフォルト)に設定しているとDHCPv6情報に含まれずRegistもされない。
PR-S300SEでIP Phone2(内線番号4)をダイジェスト認証で有効にした例


DHCPv6情報に内線番号4が含まれず Registもされない結果


ひかり電話ルータの内線設定・IP Phone1-5の内一つに(同じMACアドレスを複数に設定出来ない)NVR500のLAN2 MACアドレスを設定すると「ngn type lan2 ntt」でTEL1/2からひかり電話を利用できる。ひかり電話ルータをSIPサーバとして設定する場合は、IP Phone1-5をダイジェスト認証(デフォルト)としてserver1とserver2とすれば、TEL1とTEL2をそれぞれ独立したSIPクライアントとして利用できるかもしれない。「ひかり電話設定」との併用も可能かもしれない。未確認。

PR-S300SE配下でのNVR500「かんたん設定」
「かんたん設定」「プロバイダ情報の設定」「プロバイダの新規追加」で「フレッツ光ネクストにおけるインターネット(IPv6 PPPoE)接続」に関しては、別途検討とし、ひかり電話ルータ(PR-S300SE)配下でNVR500の「かんたん設定」を下記とした。

(1)ひかり電話ルータ(PR-S300SE)
・「詳細設定」「DHCPv4サーバ設定」「LAN側IPアドレス/マスク長」と「開始アドレス」を設定
・「詳細設定」「LAN側静的ルーティング設定」でNVR500のLAN1側ネットワークをLAN2のIPで追加設定。LAN2のIPは、上記DHCスコープ外の静的IPアドレスとする)
・「電話設定」「内線設定」「IP Phone1」の「MACアドレス」にNVR500のLAN2 MACアドレスを設定し利用設定する
・「電話設定」「内線設定」「アナログ端末(電話機1/2)の設定
(2)NVR500
・「詳細設定と情報」「LANの設定」「LANポートのIPアドレス設定」(必要に応じて変更)
・「詳細設定と情報」「LANの設定」「DHCPサーバ機能」(IPを変更した場合は、初期値スコープを削除して新規スコープ追加)
・「詳細設定と情報」「コマンドの実行」で「ip lan2 secondary address 192.168.1.2/24 などの設定。(1)で決定した静的IPアドレス)
・「プロバイダ情報の設定」「追加」「PPPoEを用いる端末型ブロードバンド接続」の設定
・「電話の設定」「VoIPの設定」「フレッツ光ネクスト ひかり電話の設定」「使用する」に設定
・その他の機能として「ネットボランチDNSホストアドレスサービスの設定」「メール通知機能の設定」「UPnPの設定」「本体の設定」「ユーザとアクセス権限の設定」など
・「詳細設定」「VPN接続の設定」

+ぷらら「IPv6 PPPoE」インターネット接続の「かんたん設定」(今後)検討

p.s.
フレッツ ウィルスクリアを利用中だが2019年3月28日でNGN経由での配布・アップデートが終了するようだ。MACにも対応するのは良いが、3台ごとの契約となり4−5台契約の場合値上げになる。「サービス情報サイト」と「あずけーるサービス」「光テレビ」がNGN利用か。
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ヤマハNVR-500にLet's Encryptのサーバ証明書を設定?

2017-12-02 12:00:00 | NVR500

先日、Synology DS-216JでLet' EncryptからFreeのサーバ証明書取得を設定したので、ヤマハのNVR-500にも設定できるか確認してみた。
確か、NVR-500のコマンドリファレンスHTTPサーバ機能があった。SSLが実装されていると推測していたが、SSLが装備されていなかった。。。玉砕。。。
インターネットから直接ヤマハのNVR-500にアクセスすることは無い。
VPN(L2TP/IPSEC)が装備されたので、VPN経由でNVR-500に接続する。
写真データ配布用のSynology DS-216J 「Photo Station」は、https(SSL)接続だけに限定する。
Let's Encryptから自動で証明書の新規取得を行うには、http(ポート80)の接続が必要(認証済みの証明書がインストールされている場合は、httpsでドメイン認証してくれる。自己署名などの証明書では、不正な証明書となるため)。一度Let's Encryptから証明書を取得し、自動更新する場合は、httpsだけで問題ないようだ。http(ポート80)をredirectでhttps(ポート443)設定を検討することにした(NVR-500/DS-216J)。
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NVR-500(L2TP/IPSec)とDS-216J(L2TP/IPSec)の折合い

2017-11-11 09:30:00 | NVR500
ヤマハNVR-500のmasquerade(NAPT)は、内部ネットワーク内に「1」個のIPSec接続機器をサポートする。NVR-500がVPN(L2TP/IPSec)機能が使えるようになり、DS-216JのVPN(L2TP/IPSec)をどうするか考えている。

NVR-500とDS-216JのVPN(L2TP/IPSec)でNVR-500の設定が異なるのは、NAT設定とFilter設定だ。

-------- NVR-500 --------
nat descriptor masquerade static 1000 1 192.168.11.250 udp 500
nat descriptor masquerade static 1000 2 192.168.11.250 esp *
nat descriptor masquerade static 1000 3 192.168.11.250 udp 4500
ip filter 200080 pass * 192.168.11.250 udp * 500
ip filter 200081 pass * 192.168.11.250 esp * *
ip filter 200082 pass * 192.168.11.250 udp * 4500

-------- DS-216J --------
nat descriptor masquerade static 1000 1 192.168.11.241 udp 500
nat descriptor masquerade static 1000 2 192.168.11.241 esp *
nat descriptor masquerade static 1000 3 192.168.11.241 udp 4500
ip filter 200080 pass * 192.168.11.241 udp * 500
ip filter 200081 pass * 192.168.11.241 esp * *
ip filter 200082 pass * 192.168.11.241 udp * 4500

NATとFilterの設定先ホストIPアドレスを変更切り替えすれば、NVR-500のVPNを使うかDS-216JのVPNを使うか決定できる。NVR-500のVPNをメインで運用、DS-216JのVPNをサブとして、必要時に設定切替する事にした。

切替をNVR-500の簡易設定から実施してみる。
「詳細設定と情報」「基本接続の詳細な設定」からPPPoE接続先のPP01「設定」で「静的IPマスカレード関連(フィルタの自動定義:80番〜94番)」の「使用ホストIPアドレス」を変更する(①から④)

静的IPマスカレード設定の使用ホストIPアドレスを変更すると同時にSecure Filterの変更(⑤)も同時に実施してくれる。
(静的IPマスカレード設定の使用ホストIPアドレス3個を変更して切替が完了する)
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NVR-500 VPN( L2TP/IPSec )接続設定

2017-11-07 15:00:00 | NVR500
ヤマハ NVR-500のVPNにL2TP/IPSecが使えるよう機能アップされた。早速設定確認してみた。
下記の構成で、DS-216JのVPNでは、IPSecパケットを通過させていたのが、L2TP/IPSecを処理する必要がある。


ヤマハのL2TP/IPSec仕様によれば、各機器が扱う通信データは下記のようになる

NVR-500で扱うVPNのL2TP/IPSecデータを詳細に確認すると

PPPoEで受けっとったデータは、NVR-500のPP01でL2TPを含むIPSecデータを処理する。
この時、DS-216JのVPN(L2TP/IPSec)などと同様にNAT部、Filter部ともにIPSecデータ処理となる。
NAT部は、1:Nのmasquerade(NAPT)のためstatic natで 500/UDP、4500/UDPとESPプロトコルをNVR-500自身で受け取るように設定する。IPSecパケットは、NVR-500内部設定されたL2TP/IPSec Tunnelで処理されL2TPデータとなる。L2TPデータの内PPPデータは、PP anonymous設定でIPv4データとしてローカルネットワーク内へルーティングされる。応答パケットは、L2TP処理後、1701ポートからのIPSecトランスポートモードで処理される。

NVR-500のGUI設定(「詳細設定と情報」「VPN接続の設定」)から実施してみた。
「詳細設定と情報」「VPN接続の設定」「VPN接続の登録」を実施

VPNサーバー(Anonymous)を選択し「次へ」

設定名を設定し、「事前共有鍵」(IPSecの暗号鍵)を設定。
上記は、初期値であるが「認証アルゴリズム」(HMAC-SHA256)は、iPhone6S(iOS11.1)では、接続できなかった
「暗号化アルゴリズム」(3DES-CBC/AES-CBC/AES256-CBC)は、どれを選択してもiPhone6S(iOS11.1)で接続できた(ヤマハ技術資料の通りDES-CBCは接続できない)。
「PPP認証方式」(PAP/CHAP/CHAP-PAP/MS-CHAP/MS-CHAPv2)は、どれを選択してもiPhone6S(iOS11.1)で接続できた。
「設定の確定」を行うと、必要な設定が全て終了する。設定後の「VPN接続の設定」

GUI設定からは、「静的IPマスカレード」関連設定が、「詳細設定と情報」「基本接続の詳細な設定」のPPPoE接続先である「プロバイダの修正(PP[01])」で確認できる
同様に、「ファイアウォールの設定」「IPv4ファイアウォールの設定[PP01]」で確認できる

L2TP/IPSec接続のためのconfig内容(赤枠内が設定追加された)


L2TP/IPSec仕様によると、L2TP(ポート1701)関連のNAT(masquerade)やFilter設定が不要である記述があったが、簡単設定でVPNを設定すると
「ip filter 200080 pass * 192.168.11.250 udp * 1701」
「nat descriptor masquerade static 1000 1 192.168.11.250 udp 1701」
が定義される。
「詳細設定と情報」「基本接続の詳細な設定」「静的マスカレード関連(フィルタの自動定義:80番〜94番)」で「1」のポート1701に関連する設定を削除し、「詳細設定と情報」「ファイアウォールの設定」「80」の1701ポートに関連するフィルタを削除してみた

(--- 2017/11/9追記:VPN関連設定を簡易設定から行うとポート1701関連の2つの設定が蘇っている。。。 ---)

iPhone6SでDoCoMo回線からL2TP/IPSec接続
(ポート1701関連の2つの設定と無関係のようだ)


ホームネットワーク内のNVR-500設定画面に接続


ユーザを追加してみる。
同時に接続できるVPN数は、最大4。3アカウントまで追加できる。
「詳細設定と情報」「VPN接続の設定」「設定可能なVPN設定」で「追加」する。


L2TP/IPsecを使用したリモートアクセスVPNサーバ(Anonymous)を選択


追加する「接続ユーザID」と「接続パスワード」を設定


追加設定完了



「詳細設定と情報」「コマンドの実行」で
pp select anonymous
pp auth username 接続ユーザID 接続パスワード
を設定して「設定の確定」でも良い。


--- 2019/04/18追記:
ヤマハNVR500のL2TP/IPsec VPNパケットをWiresharkで解析
Win10 VPN接続時のNVR500 L2TP/IPsec ISAKMP復号鍵が壊れて表示
Win10でNVR500 L2TP/IPsec VPNへ接続した時のMTUを確認
ぷららIPv6 IPoE環境のMTU確認
コメント (4)
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