2月24日(水)
上限のある駐車場に目星をつけて、久々に名駅へ出て来ました。一方通行の道路に囲まれているので名駅に近いのに¥800と安い。
ほどなく名駅の高層ビル群に到着しました。商業圏としてはかなりの規模でも栄方面の方が行き易いなぁ。敷居が高くて普段着じゃ来れない印象がするし(;'∀')
JR高島屋で開催中の「りぼん展」を見に来た。正確には「特別展りぼん 250万りぼんっ子 大増刊号」ですね。全国各地を巡業していてもう9カ所目みたい。
10階の特設会場に上がって来ました。一角をパーテーションで区切って会場が設営されています。さすが高島屋さん、会場案内もお上品だ。
入場料は¥1,000で日替わりの栞を貰えました。本日は「ベイビィ★LOVE」でした。えっと、分からない・・(;´Д`)
入ってすぐに1994年2月号表紙の特大パネルがお出迎え。この号がりぼん史上最大発行部数255万部を記録したそうです。それで「250万りぼんっ子」かぁ。展示している作家さん・作品もその当時をメインにしています。あの頃のりぼんって次々と作品がアニメ化されて勢いありました。
単行本(マスコットコミックス)も展示されています。
まずは「こどものおもちゃ/小花美穂」から。
アニメが凄くテンポ良くてハマって見ていました。再放送してたら要チェックですね。
当時の名場面の原画は読んでた人には涙もの。特別展の為に作家さんが描きおろしたイラストもジーンと来た。「今の」原作者さんの手による懐かしいキャラ。年月を経て絵柄のタッチも変わっているはずなのに。変わらないキャラの笑顔がとてもいいなぁ。
作家さんごとに区切られています。
展覧会だから見れる巨大なキャラも映えます。
「ときめきトゥナイト/池野恋」
肉筆原稿がどれも美しい!写植が生々しい!
池野恋さん描きおろしイラスト。
ビデオ映像以外は全て撮影OK。展示物もSNS映えを意識した造りになっています。
「ちびまる子ちゃん/さくらももこ」
さくらさんって私と同い年。アニメと漫画だけじゃなく、エッセイもとても面白かった!
りぼん読者からりぼん作家になった。夢を叶えてアニメも成功して「まだまだこれから」だったのに。
原稿の色褪せ具合が年月を感じます。決して上手い訳じゃないけど味のある「ヘタウマ」な画風。
さすがに描きおろしは無理。イタコでおろして描かせるのも無理?さくらプロダクション名義でスタッフさんが描きおろし。
「ふろくファンルーム」
りぼん本誌のふろく紹介ページを特別版としてコーナー化。
出展作家さんにまつわるグッズを展示しています。
りぼんと言えばふろく!これらに目を輝かせた少女たちが全国に居たのね。
1994年はさすがにりぼん読んでない。でも「有閑倶楽部/一条ゆかり」は友人の勧めで読んでた。学園ヒエラルキーのトップの人たちの華麗な生活。まだバブルだったかな?
カラーイラストはクレセントボードに描いてる?繊細なタッチはとても美しかった。
「一条ゆかり先生 お蔵出しカット」
誌面の空いたスペース用?小さく切られたイラスト多数。
髪型が巻き巻きでバブルの香り。
一条ゆかりさん描きおろしイラスト。
矢沢あいさんの絵って凄くデザイン的。POPな第一印象で完成されたテクニックですね。間近で見ても粗さは皆無で凄く綺麗!
作品は全く読んでいないけど、、、
イラストとして部屋に飾りたいくらいの美しさ。
「ママレード・ボーイ/吉住渉」
交換婚って、可愛い絵柄で内容はかなり凄いなぁ。
吉住渉さん描きおろしイラスト。
1994年から「現在」へ。今のりぼんを紹介するコーナーが最後にありました。来場者は殆どがかつてのりぼん読者の奥様みたいでした。中には娘さんがりぼん読者なんて人も多そう。親子で共通の話題があるのは良いことだと思う。
会場を出るとグッズ売り場だった。ふろくもグッズみたいな物が多い印象。かつての読者さんたちで賑わっていました。
名駅地下のあんかけスパのお店「チャオ」さんで昼食。豊橋の「チャ王」のお店じゃないけどね。
定番のミラカンをジャンボ(¥1,020)で頂きました。油通しした極太麺で喉越しが良い。自宅に常備の乾麺が2.2mmなので違和感はないけどね。スパイシーさが控え目の餡が実に美味しかった!
名駅だと行きたい場所もないのでそのまま車に戻った。上限¥800なのに¥600と上限に届いていなかった(;'∀')