特定の目的を持つ分野において,「数学を学ぶ必要はあるのだろうか?」
その分野において,数学を用いている件について学べばよいのではないか?
例えば,ある検定法について,どのようにその検定法が構築されたとかいう数学部分は不要だろう。理論背景から出てくる,制約(どのようなデータでなければならないか)とか解釈法(結果を現実の事象に置き換えて・引き替えて解釈する方法)を理解・了解すればよいのだろう。
ryamada さんてば,新天地を目指して色々やってるんですかね。私にはよく分からないってことは,天才ってことでしょうね。
> 弟子:数学って,理系分野の基本だよね~,数学できないとなかなか先に進めないよね~.
そんなことはない。理論を再構築しようとしているのではないのだから,その理論を理解できるかどうか(細かい部分は分からなくても差し支えないと思うけど?)
> 弟子:数学ってどうやって勉強するの?
> 高2生:定理の証明ができるようになればいいんじゃない?練習問題とかはする必要ないよ.
定理の証明なんて,できる必要はない。
できて当たり前だし,正しいことを正しいと再認識して,何になる。
> 弟子:具体的にどうやったらいいの?
> 高2生:教科書の定理の証明を理解したら,自分で白紙から証明できるようになるまで繰り返すことかな.
そんなこと,意味ない。それは,大学入試レベルの話(もっとも,センター試験ではそんな能力さえも評価されない)。高校生(大学生)レベルで追試できる定理証明ができても,偉くもないし,何の役にも立たない。できて,当たり前だし,できなくても,なんの不都合もない。数学者や,数理統計学者になるのでもならないのなら,不要。
> 弟子:はじめは,定理の証明を読んでいいの?
> 高2生:あたりまえじゃん,そうしなかったら偉人たちが何百年もかかったんだから,どのくらい時間がかかると思ってるの?終わるわけないじゃん.
> 高2生:それから,数IAから始めるでしょ?結局,数IAも数IIBも数IIICのためにあるんだからね.
> 高2生:数IAとIIBの定理は数IIICにつながるように理解していかないとね,ばらばらに覚えていてもしょうがないから,数学って覚えることを少なくすることがポイントだね
系統だって覚えることは大切かも知れないが,「そのようにすること自体がひつようか?」と考えると,そうねえ,数学者や統計数理学者になるんなら,必要かも知れないけど,そうでなければ必要ではないし,数学者や統計数理学者になれるかどうかは,保証できないなあ。ということでは?
> 弟子:でも,教科書にはそれぞれの定理がどの定理につながっているかとか書いてないよ.どうしたらいいの?>
> 高2生:先生が説明してくれるよ.でも先生によるけどね.大学の教科書には書いてあるからそれ読めば!
ううむ。この,高2生君は,天才なんだろうなあ。
> この後,サイン・コサインとかは覚える必要がないこと,それらは,単位円のy座標,x座標を意味していること.
> ベクトルの内積は・・・(忘れた・・・)を意味することなど
ギャグなんだろうか??
- 確か,ある先生が「もっと抽象的にわかりやすく説明したまえ」と言っていたことがあった.
私は言いたい,もっと,現実的に,具体例でもって説明したまえ!と
実質的概念が理解できない人は,抽象的概念はもっと理解できないと思うよ。