Fのぼやき

日々の生活、プログラミング、映画なんかをぼやく!!

JDeveloper

2005-06-27 22:43:36 | IT業界
ITmedia エンタープライズ:JavaOne:OracleがJDeveloperツールを無償提供へ
MSのVisual Studioを見た後にeclipseを使っているとどうもその不親切さが気になる。たしかにeclipse自体は使いやすいとてもいいソフトだと思うが、ある程度以上のことをしようとなるといくぶん機能が少ないというのが実感だ。プラグインを使えばいいじゃんという話だが、やはりフリーのプラグインだと完成度の面でやや問題がある。

と偉そうにいっているが単に自分がGUIをVSみたいにさくさく作りたいだけの話で、eclipseプラグインのVisual Editorが致命的に遅いという話だ。なんとかしてJavaベースでサクサクGUIをつくれたらいいなぁと考えていた。

友達にJDeveloperは意外といいよという話を聞いていたので、今回の無償提供の話はいい機会だ。乗り換えも考え、さっそくダウンロードしてみた。一瞬つかってみての感想だが、やはり高機能な分使い方がいまいちわからない。UMLだとかJSPとかもプロジェクト内で編集できるということは相当高度なことができそうだが、現状では全く使いこなせていない。でもGUIエディタはなかなかさくさく動いているのは好感がもてる。少しつかってみて様子をみたい。

ただ大きな問題がひとつあってJDevelopperはJava1.4対応なのだ。つい先日5.0に移行したばかりなのでなんとか1.4への逆行は避けたいのだがどうなることやら。

OpenOffice

2005-06-26 00:51:55 | 日記
OpenOffice.org: Home
自分の脳内記憶装置の容量の少なさにようやく気づいたのでここ1,2年、何かためになりそうな本を読む時はできるだけ外部記憶装置(ノート)に頼るようにしていた。とはいえノートは外部記憶装置としては最高のI/O機能を持っている反面、データ管理システムとしては最低だと思う。自分のような大雑把な人間には何冊ものノートから欲しい情報を獲得することはできない。というわけで最近はWeb上にWikiをおいてそれを外部記憶装置として使っていた。

Wikiはどこからでもアクセスでき非常に便利な反面、その表現力(図形)やI/Oの使いづらさなどいくつか問題がある。なのでつい先日からパワーポイントファイルをメモがわりに使い始めた。ただそれには問題がある。実は自分はパワーポイントのライセンスを持っていないのだ。学校で使う分には問題はないのだが、家で作業できないのは非常につらい。ということで常々噂に聞いていたOpenOfficeのImpressを試してみた。

感想は「やっぱパワーポイントよりはダメだけど、メモとしてなら一応使える。」だ。テンプレートの種類は少ないし、ところどころユーザーアンフレンドリーだし、たまに落ちる(ベータ版を使っているのが原因だがw)。図形の種類も少ないのも気になる。メモには十分だがこれではビジネスに使うには心もとないだろう。と散々書いているが、この水準のソフトがフリーだというのは正直すごいと思う。これならパワーポイントの半額ぐらいならお金をとってもいいのではないか?

そういうわけで、最近は始めたばかりでもありせっせとメモを作っているのだが、メモをつくるのに一所懸命になりすぎて肝心の中身がなかなか勉強できないw


さよなら交通博物館

2005-06-24 01:11:19 | 日記
スラッシュドット ジャパン | 秋葉原の交通博物館が「さよなら交通博物館 特別展示」を開始
この記事を読んで初めてしったのだが来春交通博物館が閉館するらしい。
自分は高校時代から秋葉原~御茶ノ水の間をよく歩いて移動していた(定期の関係で)。なので、その途中にある交通博物館のやたら目立った新幹線の模型にはかなり愛着がある。

高校時代予備校前の御茶ノ水のビリヤードに通ったこと、受験時代参考書を買いに三省堂に行ったこと、部活の道具を買いに神田にいったこと、大学入って無理してスノボ用品を買いに行ったこと(一回しか使わなかったw)などが走馬灯のごとく思い出される。青春時代の一部のシンボル的存在でもあった。結局今まで10年近くの間一度も入ったことのない交通博物館だが今度一回いってみようと思う。

悪い標準は,標準がないことよりも悪い

2005-06-23 22:00:47 | セマンティックWeb
「従来のEJBは存在自体が間違いだった」――軽量コンテナ「Spring Framework」開発者のRod Johnson氏吠える : IT Pro ニュース
Spring Frameworkの開発者Rod Johnsonさんがかなり刺激的な持論を言っている。数年前登場した
J2EEのコアでもEJBあるに対して全否定をしているのだ。EJB自体が高性能(無駄に?)すぎて実際の使用に際して性能面で問題になることはいたるところで議論されてきた。標準とはいわれているものの、「EJBは使ってはならない」というのが業界でも暗黙の了解になっていたっぽい。実際EJB3.0では、今までのEJBに対して大幅な変更が加えられる。

この話の中でJohnson氏は次のような話をしたらしい

「標準化がうまくいくのは,トランザクションのような何十年も使われていてそれほど変化がない分野」とJohnson氏は語る。一方,イノベーションがある分野は,標準化よりも市場での競争にゆだねるほうがうまくいくという。

たしかにエンタープライズアプリケーションのフレームワークはフリーのものだけでもStrutsやJSFなどのWebアプリケーションフレームワークやSpringやSeesaaなどが乱立している。さらにいうとAOPやアノテーションなどの新たな機能もやまほどあるわけで、それらが淘汰されていくことにより成熟していくと考えられる。現状がそのような状態なのだから2,3年前にまともな標準が作れるはずがないというのはもっともな話だ。

このJohnson氏の仮説によって考えれば間違いなくダメな標準なのはOWLである。たしかに何十年も研究されてきたが、それは淘汰されてきたというよりも紆余曲折してきたというのが正直な感想だ。現在のOWLはJ2EE1.4にまけず劣らず扱いづらい(W3C自体もなんとかしようとしているが・・・)。
そもそも誰も使ったことのない機能を追加するにあたって、万人に受け入れられてもらえるような標準を策定しろというほうが無理というものだ。

実際現在のOWL自体はDescription Logicと呼ばれる飽くまでもローカルシステムでの処理のみを考えている論理を基にしているため、Webのような究極の分散環境で上手く動くとは到底思えない。

RDF自体は一応の成功を収めているし、これにセマンティクスを与えることにより機械可読な知識の提供ができれば、サービスの幅も大きく広がる。しかしその記述言語の(本当の意味での)標準が登場するのはもうしらばらく時間が必要なのかもしれない。

Sleipnir作者が会社設立

2005-06-22 18:21:56 | IT業界
ITmediaニュース:Sleipnir作者が会社設立、ブラウザ標準目指す
おおっ、素晴らしい。
IE7.0がタブブラウザになるということで(IE6.0用のツールもすでに提供されている)、Sleipnirの売りが一つ減るようにも思えるが、あの会社です必ず使いづらい部分がでてくるはず。そういうときは是非Sleipnirに改善してもらいたい(有料だと使わないと思うがw)。