Fのぼやき

日々の生活、プログラミング、映画なんかをぼやく!!

CSの実験

2006-01-18 14:20:48 | 日記
修論提出10日前の今頃になって、いまさらながら実験データを取り始めた。

以前学会向けにすでにとっていたので、若干のアルゴリズムの変更はあるもののそこまで違いがないだろうと高をくくっていたのだ。

ところがビックリ、いざプログラムを回してみるとアルゴリズムを変更した部分の計算時間が想定の30倍もかかっていることが判明。その時点で提案手法の有効性がなくなってしまう。提出10日前のまさかのどんでん返し。本気でデータ改竄を考える。

落ち込みながらも、とりあえずプロファイルをしてみると、どうやらある部分でデータ構造からのデータ取得を毎回おこなっているため、ものすごく時間がかかっているらしいことが判明。ライブラリのデータ読み出し関数を使っていたのだが、その関数が意外と計算時間がかかるらしいのだ。結局事前に一度ライブラリから読み出し、その結果を使いまわすような処理に切り替えることで全体で1/20ぐらいの計算時間に抑えられ、無事有効性は保たれた。

それにしても昨日は、半年前と同じ実験をして結果が10倍くらい良くなっていたり(使用していたライブラリを更新していたため)、なんかCSの実験って実装に大きく依存するからあんま意味がない気がする。

Cマガ休刊

2006-01-18 14:07:17 | 日記
スラッシュドットの記事によるとC MAGAZINEが休刊するらしい。いやぁビックリ。

なんだかんだ行ってCSのアルゴリズム系の記事では一番信頼できる雑誌だと思っていたのに・・・。

確かに昨今はITの世界でもCマガが扱っていたような、アルゴリズムやデータ構造みたいな細かい職人芸的話よりも、そこら辺をモジュール化したさらに上層話の必要性が高まってきている気がする。それにしたがって読者の絶対数も自然と減ると思う。そのため上層を意識した記事が増えてきたため、やや雑誌自体の方向性もおかしくなっていたのかもしれない。

それに10年前とは違って、Cマガが対象としている読者のレベルならネット上で自由に情報を取得できる。わざわざお金を払う必要もないという本音もあるのかもしれない。

それでも、やっぱりCマガがなくなるのは非常に寂しい。