Said the one winning

映画異様バカ大好き
風の吹くまま気の向くまま
ネタバレ覚悟!
愛しのZ級映画達よ♡

人生の特等席

2012-11-24 | さ行の映画

 

監督:ロバート・ロレンツ
出演:クリント・イーストウッド、エイミー・アダムス、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・グッドマン、ロバート・パトリック、マシュー・リラード、ジョー・マッシンギル

ストーリーガス(クリント・イーストウッド)は長年大リーグの名スカウトとして腕を振るって きたが、ここのところ年のせいで視力が弱ってきていた。それでもまったく引退する素振りを見せない彼に、チームは疑いの目を向ける。窮地に陥った父親に救 いの手を差し伸べたのは、あまり関係が良好とはいえない娘のミッキー(エイミー・アダムス)だった。

うーーーーーーーーーーーーん
どうして原題が この邦題にしちやったのだー
勿体無いなぁ・・・

ガス・ロベル(イーストウッド)は大リーグ、アトランタ・ブレーブスの老スカウト。
パソコンやEメールも使わず、足で選手の卵を発掘する

ガスじ~サマ演じるイーストウッド氏
イーストウッド氏しかありえない~
ヘンクツじ~サマが嗄れ声、素直に感情を表現することは苦手
話し方といえば、ぶっきらぼうな上に
これまた 何時も気難しげ~な表情
いぶし銀だもん!

このガス氏。スカウトマンとしての自信、誇りって失っていなくて
歳をとっても、尚「実直に」 ジジ様街道 まっしぐら!



ガスにとって、ただ1人の家族である娘のミッキー。


パパのガスは、人生のラスト、スカウトの旅に行く
ガスは拒否

パパガスの友に、パパの身体の事を聞き
私がサポートする!!!ってスカウトの旅に同行したミッキー

娘ミッキーは若手の弁護士として活躍

幼い頃に娘のミッキーを親戚や寄宿舎に預ける
その事で、ミッキーは「捨てられた」と思ってたけど・・・・

同行したミッキーはパパのガスのスカウトマンとしての目の代理を
しっかりとこなした

 ガチガチに凝り固まった意地がゆったりと変わっていく
また、似た者父娘ってのがイイなぁ

ミッキーを演じるエイミー・アダムスのしかめっ面
パパガスと似てて、血は争えん



老スカウトのガスの親友にピートがいて・・・
ピート演じる、ジョン・グッドマンの存在も欠かせない!!!




ジャスティン・ティンバーレイクは
ちょっと イイヤツなんだけど また良い

プレー観つつも 愚痴っ放し素が、ぱしーっ!と来るから
オヤクソク展開で予定調和って先読みが出来るけど
全く気にならない!

 かっこ良く言うと 歳をとったガスの一人の男の人生は・・・
って世界になりそうなんだけど 
時を経て、 離れ離れだった父と娘の心の病が
ゆーっくり ほぐれて行く

ベースボール(野球に非ず)と父娘関係、「老い」とか
野球は物語に対してのスパイスで上手に絡めてある
確かに
ミッキーが野球に詳しいし、目利きっていうのがナントモっていうのは
突っ込みしたくなるけど(それもあの歳までで・・・って)



冒頭のガスのトラウマが見事

墓の前でガスが歌い、ミッキーがジョニーに

生きてりゃ、ひねくれネジ曲がるし。
年齢を重ねる事実は、受け入れるのみ
歩んでいる道は、グネってしまう
でも。それなりに納まり 何時かはちゃんとなるっていう

爽やかで暖かい

蛇足 ピーナッツ売りの男の子 



最新の画像もっと見る