「わたし」のことではない、と一応、言っときますが。
庭のカモミールにアブラムシがいるので、奴らの天敵「7☆テントウ」を探しに、近所をウロチョロしていたのです。
そしたら、残念ながら7☆はいなかったけど、他のてんとう虫たちを発見して、
しかもお盛んだったので、ついカメラを取りに家に帰り、また、じっくりと観察を続けました。
今頃が奴らの発情期なのね~なんって思いながら、じーっと観察。
これが意外と、かなり激しいのには驚かされましたよ。
上に乗っかった奴ったら、自分の身体の幅以上に、左右に、小刻みに、目にもとまらぬ早さで激しく動くのよねー。
ワ~ォ!
んで、下の奴はしばらくすると『たまらない!』と言わんばかりに、彷徨い出し(もち上にいる奴も、そのまま乗っているまんま)右往左往するのです。
途中、犬の散歩中の近所の人や、放課後遊び疲れた中学女子集団などから「こんにちわー」などと声をかけられ、一応「こんちにわー」と返答するが、内心「私を警戒しとんじゃろ!そうどろうなー。『こんなトコで一体何やってんだ、こいつは』と思うだろーなー」と思いつつ、観察を続ける。
奴らは、意外と恥ずかしがりやなのか、カメラを向けると葉っぱの裏に隠れたりして、なかなかシャッターチャンスを与えてくれないのです。カメラを向けているのが、どうやら判るらしい。
近所の空き地、約2m平方内に、少なくとも10組くらいは、セックスしとったで!
たまに独りもんの奴を見つけると、なぜか同情してしまい、(「『なぜか」って、自分がそーだからだろ!」とどこからともなく聞こえてきそうですが。)そーゆー奴らをわざと引き合わせたり、ヤッてる奴らのところに運んだりしてしまった。余計なお世話だが。
写真が、その1つでもあるのですが。右端の奴が独りもんだったので、とあるカップルのところに連れていったら、こいつ、「自分も入れてくれ!」と言わんばかりに、真ん中の奴に攻め寄ったが、振り切られてしまい、終いに諦めて別の場所へ飛んでいった。
ちょっと悲しい瞬間だったなぁ。
こんなことに目を奪われるのは、最近エロ小説を読んでいるせいかもしれない。いや、あれはエロ小説じゃなく純文学です。ちょうど上巻が読み終わったとこで、これから下巻に突入します!