撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

近鉄 塩浜検修車庫(2020.3.14) モト96+養老鉄道 旧東急7703F(TQ03編成)+モト94/元デ32 並び

2020年03月15日 12時18分37秒 | 近鉄
昨日、近鉄名古屋線 塩浜検修車庫で、電動貨車モト90形と旧東急の養老鉄道7700形が留置されている光景と、入換専用機 旧デ32の並びを撮りました。
1枚目は、塩浜駅から撮った塩浜検修車庫内に留置中のモト96+養老鉄道7703F(TQ03編成)+モト94です。



2枚目は、動力車兼台車輸送用貨車のモト96のアップです。



3枚目は、旧東急のモ7703です。



4枚目は塩浜駅の外から撮った左側は最後尾の動力車兼台車輸送用貨車のモト94、右側は車庫の入換専用機の元デ32です。



昨日はひのとり一番列車のすれ違いを撮った後、天気も悪かったので帰りましたが、塩浜駅でこの回送編成を見かけたので途中下車しました。
養老鉄道では、近鉄養老線からの移管後も車両の検査は近鉄で行われています。
養老鉄道は狭軌なので、検査時には桑名駅北西の東方操車場の台車交換所で標準軌の仮台車に履き替え、狭軌用台車は電動貨車に積み込まれ、モト90形に牽引されて入場します。
詳しくは分かりませんが、検査のための入場直後か、検査が終わって回送されるための準備中かと思います。

モト90形は、1947年に無蓋電動貨車モト2711形として登場し、1970年にはモト90形に改番されています。
後にモト94、96は養老線の検査時の動力車兼台車輸送用貨車として使用されることとなり、1990年にモト96、1992年にモト94が車体が新製されています。
通常は塩浜検修車庫に常駐し、引き続き検査回送用として運用されています。

養老鉄道7700形は、1962~66年に東急7000系として登場し、一部の車両が1987~91年に冷房化、VVVFインバータ制御化改造されて7700系として登場しました。
2018年に最後まで池上線、多摩川線用で活躍していた3両編成×6編成の内、3両編成×3編成、2両編成×3編成が養老鉄道に譲渡されました。
7703F(TQ03編成)は最も早く整備され2019年4月から運用が開始されました。

デ31形は、1948年に狭軌線区用の貨物輸送用に登場した箱型電気機関車です。
デ32は名古屋線一筋で活躍しましたが、1983年に除籍され、車庫の入換専用機になっています。
設備扱いなので、現在は車番が無いとのことです。