これが実力なのか？

『HOLIC』がドラマ化されたぞ。
主役のわたぬき君とどうめき君は
全く知らんキャスト。
新人か？
で、ゆうこ役に杏とゆー配役。

物語はほぼアニメと同じ。
でも杏ちゃんのゆうこっぷりは
結構いけてるにゃ。







この作品の監督が豊島圭介とゆう。
誰だって？
実はこの人、
「新耳袋一発逆転」とか
「発狂の島」なんて本の中で
心霊スポットへ行っては
そこでダンスしたり
パンツ一丁で走ったりと
かなり罰当たりなことをして
幽霊を挑発し、心霊映像を撮るメンバーのひとりなのだ。

またの名を『チャントヨ』。
ええ～彼がこんなの
監督なの～？

とはいえ雰囲気はよし！
つかみはオッケーだぞチャントヨ～！
これがキミの実力なの～？

オンエアしていいんか？

人気のコミック「進撃の巨人」が
来春アニメで登場だってさ。


これって
本編の大筋も
まだ全貌が見えてこない状態で
アニメ化って
どこまでで一区切りさせるつもりなんだろ。

で、「進撃の巨人」を知らん人に
豆知識。

その世界では
人間と〈巨人〉が闘っていた。
なぜ〈巨人〉が存在するのかはわからない。
男女の区別のない巨人。

そして〈巨人〉は
人間を見ると喰らい尽くそうとする。
人間だけを・・・。
（馬は食わないんだよ！）






アニメの制作は
プロダクションIG。
攻殻機動隊とか作った会社だね。
ＰＶみても動きは疾走感があって◎だけどな。

せいぜい２クールのなかで
ストーリーをどこで着地させるかが問題だろうな。

最恐につきご注意下さい２

あの「遊星からの物体X」の
プロローグに当たる話が
この夏公開されるぞ。
８／４（土）から。
「遊星からの物体X　ファーストコンタクト」
★★★★

アメリカの南極基地での
惨事が始まる３日前、
ノルウェー南極基地での出来事を描いた作品。
前作を上回る
恐怖のエイリアンが
氷の中から目覚める！

これより先の動画は
心臓の弱い方、
怖いものの苦手なかたは
ご遠慮ください。

























[

でも内容は
前作とほとんど同じだよ～。
ただし、犬が逃げ出してアメリカ基地へ
逃げてくとこや
燃えたクリーチャーの姿とか、
つじつまは合わせてあるよ～。

ま、細かな矛盾はあるけど
気にしナーイ。

素人恐し

久しぶりに
ゲームしたくなって
PSPを出して来た。

電源をいれて・・・と
おお、ひさびさだから
バッテリー切れだね。

ぢゃ、コードをつなぎましょう。

あれ？　どれが電源コードだっけ。
よくわかんないけど
ジャックはぴったりはまる。

よしよし
これでよし。

んん？
なんかバッテリーパックのふたが
浮いてる。
と、一瞬ののち
バッテリー部分のふたがふっっとび
内蔵バッテリーが飛び出して来た。

と、飛び出した内蔵バッテリーを
手に取ってびつくり。
パンパンにふくらんでる。

たしか、電源入れる前は
ふつーに本体に収まっていたはず。

会社のコらに聞いたら
そんなん、ありえんがなってなことらしい。
でなきゃ、不良品だろとのこと。

なーんて話をよくよくしていたら
はたと気がついた。
もしかして
電源コードが違っていたからぢゃね？

改めて会社のコに
PSPの電源コードってさあ、
こんな形？　と形状を尋ねる。
すると全く違うという答えが。

ああ～っっっ。
もうちっとで、バッテリーが破裂するかも
だったらしい。
こえー。

お下劣につきご注意下さい

ここから先
あまりにお下劣な内容につき

妄想に走りやすい方
気の弱い方
エログロで気分を
害す可能性のある方

あやまって見ないよう
ご注意下さい。



















「ムカデ人間」
★★★★

当初、あまりのひどい
内容に１つ星だったが
時間が経つにつれ
あまりの強烈さに
評価が上がったという
恐るべき作品。


結合児の分離手術において
世界的権威の
ハイター博士は
人間を結合させ、新たな生き物を
創造する狂気に取り憑かれていた。
それは人間の口と肛門をつなぎ合わせた
ムカデ人間を造り出す事だった。
そしてついに犠牲者が
マッド・サイエンティストの餌食となった。
哀れな生き物にされてしまった
男女３人はどうなる？




このDVDのパッケージを
ひと目見れば
内容のエグさがわかるじゃろ？

まあ、医学的に
素人がみてもありえねーな内容なんだけど
ついつい一気に観てしまった。
あああ、自らの感性に疑問が・・・。

とはいえ、最後になってびつくり。
この作品３部作なんだと。
しかも次回作では
12人つなげるって！？

いったいどーなてるんぢゃ？
でも
ちょっとだけ期待♫

いがんでる

「告白」★★★★★
松たか子主演。湊かなえの小説を映画化。

一人娘を殺された女性の復讐劇だぞ。
松たか子の
無表情で丁寧な語りが
人の心にざらつき感を与えるね。


中学校教諭・森口が担任するクラスのホームルーム。
物語は森口の「告白」から始まる。
それは彼女がなぜシングルマザーになったことなどの
半生から次第に
彼女の娘が死んだ事実へと進む。
娘は殺されたのであり、犯人はこのこのクラスの
生徒であることを明かす。
この事件の関係者の
「告白」がそれぞれ
モノローグで事件の核心へ進んで行く。

何故、娘は殺されたのか
少年少女の胸の内にかかえる
思いとは？

まるで連鎖的に話が進むので
観ていてよどみなくテンポもいい。
まあ、すべては子供の浅はかな考えが
発端といってしまえばそれっきりだけど。
大人のエゴに振り回された被害者？とも
言えるかもね。
関係者のすべてが
いがんでる（歪んでる）ぞ。
ついでにクラスメイトもいがんでるぞ。
見終わると
なーんか不条理感たまるたまる。

なんちゅう話なんぢゃと思って
監督をみたら
中島哲也だった。
名前ではピンとこないかも。
「嫌われ松子の一生」とか「パコと魔法の絵本」の監督
ってならわかるかもにゃ。
特に「パコ～」はいいよ～。
最後泣けるにゃ。

公開当初、話題をさらったけど
これは話題どうりの作品といっていいぞ。
だってわしも
「どうなのよ」と思いながら見始めたら
どんどん引きこまれますた。

あーーーっっ。
なんか健全なちゅー坊は
いないんか？

最恐につきご注意下さい

この半年くらいから
マイブームなのが「実話怪談」。
近頃は創作怪談というジャンルがあるため
この反対語として実話怪談がある。
ま、フィクションとノンフィクションにゃ。

この実話怪談は活字としての「書く」メディアと
声に出して「語る」メディアがある。
語る代表は稲川淳二氏だね。


で、これは
書くメディアにおける最近の
有名人「中山市朗」氏が聞いた話を
名前や場所を変えて書いた「怪異実聞録」。
ちなみにこの方、怪談のスタイルを変えたとも言える
『新耳袋』の著者でもあるよ。



「なまなりさん」　中山市朗
★★★★★

映像プロデューサー仲間の婚約者が
双子の美人姉妹から壮絶ないじめを受けた末、
自殺してしまう。
彼女が死んだ後、美人姉妹に恐ろしい怪異が
起こりはじめる。
事件の真相を知りたくて映像プロデューサーは
調査をはじめるが、果たして真実は
想像を絶する信じがたいことだった・・・。


もー、説明だけでも
ちょ～こえ～よ～って感じ。
いままでで最高の星となったよ。
実聞録だから一応ノンフィクションとゆーふれこみだけど
どーなのかな。
ほんとにこんなんありなのか？

ポチッとな

「このボタンを押せば１億円さしあげます。
でも誰かが１人死にます。」

ある日突然、見知らぬおじさんが
家にやって来て。
目の前にボタンを差し出す。
あなたならどーする？

「運命のボタン」　★★☆☆☆



ある日の早朝ノーマとアーサーの玄関に
差出人不明の小包が届く。
中には「ボタン」装置が入っていた。
同日、顔の半分を失った謎の男がノーマを訪ね、
驚くべき提案をする。

「このボタンを押せば、あなたは1億円を受け取る。
ただし見知らぬ誰かが死ぬ…」

ノーマとアーサーは道徳的ジレンマに陥るものの、
生活が苦しいこともあり、結局ボタンを押してしまう。
しかし、そこから２人の運命が狂い始める。
狂った歯車の終点には何が待っているのか・・・？

早い話が神様の
えげつない
人間だめしみたいなこと。
でもたいがいの人間は
ポチッとしてしまう。

ここでの神様は
人間には考えられない科学力→エイリアン→高次な精神体→神様
的な図式で話は展開してくんだけど
なにやら安易な図式。
これに似た話で「プロフェシー」ってのもあるね。

話のそこここに矛盾があるので
ポイント低し。

それにしても
ポチッとしちゃうのが
全部奥さんだなんて
女をなめんなよ。

ホラーにしては・・・

「大人のための残酷童話」倉橋由美子
★★☆☆☆

童話といっても
題材が童話なだけであって
決して童話ぢゃない。

かといって「残酷」ってゆー程
怖くもなし。

この作家、耽美系な作品を
多く発表してる。
上品な、ちょー上品な
エログロ童話って感じかにゃ。
そーでもないか。

やっぱ女は怖し

ホラーと言えば女の恨み。
女子を怒らすと怖いぞ。




「ブラック・マライア」
ジェイ・R・ボナンジンガ
★★★★☆

トラック野郎の
ルーカスとソフィは
運転中、妙な無線を受信する。
「呪いをかけられて車を止めることができない。
誰か給油してくれ」
薬でラリッたおかしな奴の戯言と思ったが
ソフィが給油ができるか賭けをしようと
持ちかけたことから、
二人はヴードゥーの呪いに巻き込まれてしまう。
それは車を止めると死ぬ、
恐ろしい魔術だった。
この呪いを止める術はあるのか？

車が止まったら死ぬって
「どうやって？」って思うでしょ。
実はスピードが遅くなるほど
吐き気なんかが襲って来る。
で、体中が燃えるようになって
身体の内側からやけどして
最後には火を噴いて死んじゃうんだよ。

この手の話では１度「呪い」をかけられてしまうと
「呪い返し」をしないかぎり
「呪い」は解けないはず。
だけど「呪い返し」してないと思うんだよねー。
そこがちょっと
納得いかないぞ。

この作家、キング、クーンツ、マキャモンに
続く「大型新人」と噂されたほど。
その後の作品に期待したのに
結局、１発屋で終わってしまった。
よっぽど売れなかったんだろうなあ。
でも新書判だし
出版社もベネッセからだしさ。

頭でっかちは嫌

数年前に
ベストセラーとなった作家の
人気シリーズ登場～。




ホラーとゆーか
猟奇っつーか
横溝やげげげな香りぷんぷんな作品。

「姑獲鳥（うぶめ）の夏」　京極夏彦
★★☆☆☆


ライターの関口は
東京・雑司ヶ谷で
子供を身ごもったまま
20ヶ月も経つ
病院の娘の噂をききつける。
しかもその夫は謎の失踪を遂げている
という。
折しも、関口の友人である
探偵の元にその事件について
相談が持ち込まれた。
果たして不可解な事件の真相は
如何に？


このシリーズの中で
「京極堂」なる人物が出て来る。
わしは彼が主人公であり
探偵だと思っていたけど
主人公は別に存在し
探偵も別に登場する。
でも
謎を解くのは
陰陽師の「京極堂」なのだ。
（しかも登場人物が皆、美男美女だぜ）

話の基礎となる
伏線が冒頭、京極堂の口から語られるけど
その説明がとにかく「長い」。
いいたいことは解るけど「うざい」ぞ。
で、この作家は
わしの苦手なタイプなんだな。

きっと作家自身も
何かを語らせると
早口でえんえんと論理をしゃべってるんだろうなー。
うげっっっっ。

主人公はヒタギ

おもわぬ
拾い物しちゃった。
いや、
期待しないで
食べたら、すげーうまかった。
そんな１冊。


「名探偵に花束を」城平　京
★★★★☆



マスコミに届いた「メルヘン小人地獄」なる童話。
それは狂った博士が毒薬をつくるために
小人を殺戮していく。
怒った小人たちは
その恨みをはらすために３人の男女を
血祭りにあげることにする。
そんな恐ろしい童話だった。

そして、その童話のごとく
殺人が起る。
最初の犠牲者の家に家庭教師として
出入りしていた三橋は
こう着状態の事件の謎を解くために
「名探偵」をつれて来る。
果たして「名探偵」は
犯人を見つけられるのか？


なんと探偵は
「瀬川みゆき」なる女子なのだ。
しかも
長い黒髪に
ぶっきらぼうな話し方。
わしのイメージでは
外見はまさに
化物語の「ヒタギ」
そして、話し方は
涼宮ハルヒ～の「長門」

そんなイメージが
ぴったりの探偵だぞ。

２部構成の
この話は
第１部「名探偵さっそう登場」編
第２部「名探偵と少女の恋」編

とゆー構成。
いや、実際にそーゆー見出しぢゃ
ないんだけどさ。
ミステリーにもかかわらず
４つ星をあげたのは
文章がうまいこと。
若干の無理はあるけど
ストーリー構成がうまいこと。
探偵の苦悩がきちんと
描かれていること。

最も気に入ったのが
ヒタギが、いや瀬川みゆきが
「謎を解いて事件の真相がわかっても
そのジャッジを当人たちにゆだねている」
と言ってること。

と、同時に
真実を暴くことが
必ずしも正しいとは限らず
依頼人から逆に責められたりする
苦悩をちゃんと
描いてるとこが◎。

残念なのは
この作家、ほかに
長編がみあたらない。
つまりこの１冊しか
出版されていないってことかい？
むー。

とはいえ面白かったぞ
アニメ化して～！

リアルRPG

ゲームなら
楽しいけど、
それがリアルに起ったら
冗談じゃないぞ。

「ゲーム」ジェフ・ロビン
★★★☆☆


表紙で判るように
マイケル・ダグラス主演の
映画のノベライズ。
その割に面白かった。
ノベライズってシナリオ本って感じが多いけど
ちゅあんとしてたよ、文章。

大金持のニコラスは
誕生日に
弟からプレゼントを受ける。
それは
彼の財産をすべて奪い、
死の危険さえ感じる
恐ろしいゲームだった。

サプライズなプレゼントって
嬉しいけど
こんなのやだよ。
自分の周囲に仕掛人の眼があり、
行く先々で主人公をおとしめるような
事件がおこるんだよ。

あげく
ラストでネタばれされて
笑ってすまされるかっっっ。
わしなら
許さんぞ。

２時間ドラマでどうぞ

前に宮部みゆきは
うまいけど佳作って書いたけど、
これはよかったにゃ。

「スナーク狩り」宮部みゆき
★★★☆☆



恋人に裏切られた女性。
兄の人格を否定する恋人の妹。
別れた妻子を殺された中年の男。
中年の男の職場の同僚。
そして
義母から自立できない妻と
その夫。

そんなまったく違う環境の人物が
あるきっかけから
物語の主役になる。
そんなストーリー。
この話の紡ぎ方がとても良いにゃ。


裏切られた恋人の結婚式に
散弾銃を持ち出した慶子。
その散弾銃を奪い、
別れた妻子を殺害した犯人を
自ら復讐しようとする織口。
織口の姿が見えなくなったことを
不審に思い、後を追う同僚。
それぞれの思惑が人を狂気のように
駆り立てていく。
織口は復讐を果たせるのか？
その結末は？


よーく散弾銃のこと調べたね。
こーゆーの難しいと思うのにさ。
それにラストの織口の復讐の結果は
良い裏切りな話があってよかったぞ。

ぢゃ、なんで三ツ星？ってゆーと
ホラーって感じじゃないからね。
ドラマ化されたらいいにゃ。
やっぱ２時間ドラマでしょ。

どっちが酷いのやら

広い国って
ある意味怖いかも。
砂漠や森林地帯とか。

ＳＦホラーの名作「エイリアン」で
〈宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない〉なんて
キャッチコピーがあったけど
砂漠のど真ん中では
宇宙でなくても充分聞こえんぢゃろ。

その砂漠の真ん中で
人食い一家に襲われる
恐怖の一夜を描いたＢ級ホラー。



「ヒルズ ハブ アイズ」
★★★☆☆

レザーフェイスで有名な
「悪魔のいけにえ」の砂漠版かい？

一応、アメリカが行った核実験の
影響で身体的・精神的に病んでいるっつー
伏線がある。
その伏線を見せるために
冒頭、ベトナム戦争の枯葉剤の被害者の写真を
使用したため
公開中止になるというはめに。

まあ、広大な砂漠を横断するのに
裏道なんて通れば
なんかあった時
誰も助けてくれないぢゃろ。

おまけに
打ち捨てられた車の中から
ものをひろってきちゃう若旦那。

その若旦那が
奪われた娘を取り返すために
人食い一家の本拠地へ乗り込み
同じくらい非道なことをして
娘を取り返してくるにゃ。

この手の話は
女子が生き残ることがほとんどだけど
珍しく３人も生き残りました。


だから
飛行機つかえば
そんな酷い目に遭わなくて済んだのに。