


再生とはいっても、すべて作り直しで、今回は根太編です。
ここに、ウッドデッキを作ってもらったのが2003年6月のこと。
使用した木材は、たぶんWRCかな?
束柱・根太部分、床板は防腐塗装がされてはいたけど、
その後はメンテナンスなしで、よくぞ10年間使ったもんです。
パーゴラは、まだ日曜大工を始めたばかりの頃、2004年に増設。
木材は入手が容易で、しかも安価で加工のしやすいSPF。
防腐塗装は、確かキシラデコールを2回塗りしたはず・・・
屋根の庇があったのでよかったのかも。
さて、問題は木材は何で作るか・・・ですね。
年齢的(体力的?)に、次回のリニューアルはまず無理。
なので、できればメンテナンスなしで、15年ほどの耐久性が欲しいところです。
15年使えれば、15年後にまだガーデニングをやっているか分からないし、
生きているかさえ・・・???(笑)
耐久性から、ほんとはウッドデッキ製作時に使ったウリンを使いたいところ。
なんだけど、なんせ高価で、重くて、硬くて・・・正直、懲りた~。(笑)
そこで今回は、サイプレス(豪州ひのき)を使うことにしました。
実はこれ、ガーデン入り口の門扉やフェンスで使った材です。
耐久性、加工性に優れていて、ウリンのようなハードウッドより安価!
木材費としては5~6万円くらいかな。
きちんと木取りなども考慮した無駄のない設計なら、もっと安いかも。

先ずは現場で実測して、デッキのサイズを決めます。
よほどの誤差がない限りだいたいの寸法でOKなんだけど、ひとつ注意。
根太の長さは、床板の幅、枚数、隙間を計算して、中途半端にならないように。
寸法が決まれば、さっそく必要部材を切断。 香取線香が必須。(笑)

切り出した部材を並べてみます。 根太は、こんな感じ。

実際に設置する場所ではなく、平らで広い場所で組み立てます。
根太部分の組み立てが終わったら、なんと、担いで設置場所まで。(笑)

こんな感じで、設置します。 まだ、束柱は仮設置です。
壁際は束柱は立てず、直接コンクリート面に置きます。

いよいよ束柱を立てて、デッキ土台の設置ですが、ここでポイント。
雨などの水から根太、束柱を守るため、基礎パッキンを取り付けます。
束柱の長さは、立てる場所によってみんな微妙に違います。
なので、先に根太の水平をとってから、必要な束柱の長さを決めて切り出します。
束柱が根太上面より上にはみ出ちゃうと、床板が張れないですよ。
デッキの一番手前に立った時、デッキ全体がパコンとならないように、
実は根太(床面)は水平ではなく、壁側をわずかに低く調整しています。

ここまでくれば、デッキは完成したも同然。
アイスコーヒーと、黒姫(信濃町)のとうもろこしで休憩。(笑)

一番奥(壁際)の床板を張ってみました。
(都合上、根太(基礎)部分を手前に少し動かしてます)
次回は、床板編です。


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