ぷくぷくの射撃雑記帳

趣味のクレー射撃を中心に、日々の出来事などを書き綴っていきます。

自分のスタイル

2005年10月27日 | 射撃に関する考察

早いものでクレー射撃を始めてから、もう4年が過ぎてしまいました。

これまでなんとな~く自己流でやって来たわけですが、自分の技術にまだ自信が持てないせいか、ちょっと調子を崩すとあっちを弄りこっちを弄り・・・どうも落ち着きがありません。
上位の射手にお聞きすると、
言葉こそ違え必ず言われるのが、『自分の形(スタイル)』を作る(決める)という事です。確かに上位の射手の撃ち方を拝見すると、いつも一定していてブレが無いように感じられるし、多少調子が悪くても、技術面も精神面も根っこの部分は出来上がっているので、微調整くらいで当りが戻るのを待てるのでは?という感じを受けます。
自分でもそうした事は薄々感じていたので、今年に入ってから色々試行錯誤はしているつもりなのですが、『自分の形(スタイル)』って・・そもそもどういうものなのか、まだ自分の中でハッキリとは見えてきていません。(じゃあ書くなよ)言葉や文章にするのはちょっと難しいのですが、多分それは自分にしか見付けられない自分だけの方法論のようなもので、自分の射撃の拠り所となる根幹の部分と考えているのですが、そう簡単に見付かるものでもないようです。(構え方すら定まらない・・・

でも最近はそういった事を意識付けしながら練習しているせいか、今までバラバラに考えていた事が、段々と細い線で繋がって来ているように感じています。これが全部繋がった時、ある日突然パッ!と霧が晴れたように開眼するのか?それともそんな気がするだけで、結局ずーっと永遠に悩み続けるのがクレー射撃というスポーツなのか?(だとしたらイヤだなぁ・・・)なんとも分かりません

これって俗に言う『考え始まる時期』なんでしょうか?
ある先輩射手の言葉を借りれば、「薄暗い部屋の中で、針の穴に糸を通すような感じだよ」 という事なのですが・・・
でもまぁ・・・この苦しいのが楽しかったりもするんですけどねぇ~(やっぱりMっ気が・・・)


目の使い方

2005年07月22日 | 射撃に関する考察
ゆるい角度のクレーが苦手です・・・
調子の良いような時に限って、突然ポロッと失中する事が多いのですが、主な原因はスイング中に目が飛んでしまう事にあるようです。普段のイメージでは、角度のキツイ左右のクレーではゆっくり気味の振り出しで、ストレートや角度のゆるいクレーでは、出たら躊躇せずに振り出し早めに取るようにしています。
ところが大事な場面でゆるい角度のクレーが出ると、丁寧に行こうとし過ぎるのか、クレーそのものに目線が飛んでしまう事があります。こうなるとスイングが鈍り、高速で飛翔するクレーに対して静的射撃のように銃がほとんど止まった状態で引き金を引く事になってしまいます。特に低めのストレート系では、見かけ(上下左右)の動きが少ないので、クレーを見たが最後万事休す・・・照星もクレーもハッキリ見えているのに、かすりもしないという結果になってしまいます・・・と言うかハッキリ見えてる時点でおかしいんですけどね・・・分かってるのに何度もやってしまうダメな私・・・_| ̄|○

かなりの上級者にお聞きしても大事な場面などでは、たまにやってしまう事があるそうです。無意識にしてしまう事だし、月並みな結論ながら一枚一枚集中して撃つしかないんでしょうか?

射撃技術の考察?

2005年07月15日 | 射撃に関する考察
クレー射撃を始めてからもう何万発も撃っている筈なのに、いまだに感覚頼りだけの射撃をしていている気がします。クレー射撃は一瞬の判断力を求められるスポーツですから、基本的には練習で染み込ませた感覚を信じて撃つしか無いのでしょうが、理屈がある程度分かった上で練習していかないと、間違った感覚を覚え込んでしまう事もあるのではないか?と思うのです。

射撃をやっていくと、時として壁に当たる事があります。20の壁、トータル8割の壁、満射の壁、トータル9割の壁、そういうのも一つの壁ですが、それとは別に何というか・・・練習していく過程で少しづつレベルが上がり、ある時点でそれまでの考えや感覚では当たらなくなる・・・そういう時期があるように思います。ただ単にスランプなだけの場合もありますので、後になって考えてみると・・・と言う事なんですが、こういう壁をひとつずつ乗り越えていく事で、自分なりの方法論なりスタイルが出来ていくのでは?と考えています。
ひとつの方法として、私は練習や試合の後に感じた事や発見した事などを、ノートに書き留めてるようにしています。「ビューン」とか「バーン」とか擬音を多用した直感的な文章で、今時の小学生の作文より酷いシロモノですが、スランプに陥った時などに読み返すとヒントが見つかったり、現時点での問題点を洗い出すのに役立つ事もあります。

しかし理論とか方法論となると、これはなかなか難しいです。
家であれこれ考えていると、突然素晴らしいアイデアが浮かび(大抵は気のせい)喜び勇んで射撃場で試してみると全然ダメだったり・・・その日の体調や気分によっても感覚が全然違ったりしますからね。
勿論、駆け出しのヘタッピーに方法論もクソもあるか!と言われてしまえば、はい!まったくその通りです!どうもすいませんm(_ _)mでも良いんです・・・別にどこかで発表する訳じゃないし、色々と試行錯誤する過程がまた楽しいんですからね!