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YUKON

無数に分岐しふたたびひとつに戻っていく、ユーコン川の流れのように…

成長のきっかけ

2007-09-04 | ことば・メッセージ
9月になりましたね

部屋のカレンダーをめくってみました。
このカレンダーには、毎月はっとさせられるような言葉が書かれています。
今月の言葉は・・・

「心の質により 見える世界が異なる」

・・・とても奥深い言葉を見て、いろいろと考えさせられました。

このことに関して最近私がよく考えるのは、上手くいかないときや苦しいときに、それをどう受け止めて対処していくか、ということ。
嫌なことがあったときは、落ち込んだりパニックになりそうになったりする。
でも今までを振り返ってみると、上手くいかないことや苦しいことがあったときにこそ、自分が成長させられている。
何か問題が起こったときに「これでまたひとつ、成長できるな」って思えたら、素敵だな。
成長って、物事に対しての洞察を広く深くしていくことだと、私は思う。

そういう私も、今目の前にちょっとした“成長のきっかけ”が・・・。
しんどくもあるけれど、自分の日々の行為にあらためて目を向けて、考えさせてくれるチャンスがあることを、ありがたくも思います。

最後に残る自由

2007-07-22 | ことば・メッセージ
今日は、雨
雨に濡れてしっとりとした緑が、とてもきれい。

昨日に引き続き「夜と霧」の本を読んでいます
内容がすごすぎて、ちょっと一息。
読んでいくにつれ、自分の力ではとうてい及ばない運命について考えさせられます。
第二次世界大戦中過酷な環境の中で生きていた著者と、現代に日々のことに一喜一憂しながら何不自由なく生きている私。
一言に人生といっても、一人一人置かれている状況がこんなにも違うのか。

「夜と霧」の中の後半には、人間の本性について触れる文章が出てきます。
強制収容所での過酷な状況下で現れる心理的特長として、感情の消失と共にいらだちが大きくなっていくのだそう。
心身ともにぎりぎりのところで我を忘れた行動をとりそうになるのを必死で抑え、自分の尊厳を保つ。
私はというと、少し体調が悪かったり、思うように物事がいかなかったりすると、すぐに心を乱されてしまう。

与えられる環境は、時に自分の力ではどうすることもできない。
でも、身体を拘束されていても、限りなく制限されていても、その中でもなお残されている自由があると、本の中に書かれていました。


― 人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、
  たったひとつ、あたえられた環境でいかにふるまうかという、
  人間としての最後の自由だけは奪えない。
  ひとりの人間が避けられない運命と、
  それが引き起こすあらゆる苦しみを甘受する流儀には、
  きわめてきびしい状況でも、また人生最後の瞬間においても、
  生を意味深いものにする可能性が豊かに開かれている。


この文章を読んで、すごいなぁと思いました。
極限の状態にいるからこそ物事の本質が見えやすいのかな。
というかそんな状態にあっても理性を保って自分なりに人間の本性を見抜いた著者がすごい。
今日中に、読み終えてしまいそう。

悲しみを大切にする

2007-07-11 | ことば・メッセージ
身近な人を案じているとき・・・
できることならその人を苦しめているものから守ってあげたいと思う。
でも、自分ではどうすることもできない。
その時に気付いた。
両親や祖父母が私を心配していた時は、まさに今自分が感じているように、いや時にはもっと苦しかったのではないかと。
そして今さらながら、心が痛んだ。

そんなことに今ごろ気付くくらいだから、以前も今も、自分の気付かないところで人に悲しい思いをさせたり、傷つけたりしてしまっているのだと思う。
傷つけることを止めれなくても、せめてそれを認識するくらいの細やかな気付きが、私には欲しい。

最近、何かを感じるとき、ふと誰かの顔が思い浮かぶ。
例えば悲しいとき、もしかしてあの人もあのとき、今私が感じているように悲しかったんだろうか、と思う。
そう思ったときに、きっとその人のことを今までより深く理解できる。
もし私が悲しみを知らなかったら、その人の気持ちには近づくことができない。

無力感、惨めさ、孤独、劣等感・・こんな感情を味わうときはとても苦しいけど、その感情はやっぱり自分に必要なんだ。
そんな感情があるからこそ、周りの人のことを深く理解できるし、愛しいと思えるから。
「痛みを知っている人は、人にやさしくできる」と、祖母が小さい頃から言ってくれていた言葉を、今では実感できる。


最後に、昨日読んでいて心に残った言葉を・・・

「常に悲感を懐(いだ)きて心ついに醒悟(せいご)す」

 ―釈迦の言葉である。
 常に深い悲しみを胸の奥に秘め、その悲しみを大切にして歩み続けるとき、
 人はついには悟りに目覚める、という意味である。
 涙を流すことは人生を深める道でもある、ということを、
 この言葉は教えてくれている。
                (藤尾秀明 「小さな人生論」より)


愛があるかどうか

2007-06-07 | ことば・メッセージ
   見ているだけで 何も描けず 一日が経った
   こんな日と 大きな事をやり遂げた日と 
   同じ価値を見いだせる 心になりたい

                  星野富弘


ある人が教えてくれた言葉をそのまま紹介します。
とても素敵な言葉だったから・・・

最近、仕事をしていていろいろと思うことがある。
「石の上にも・・・」の3年も過ぎて4年目になると、今まで見えていなかったことが急に見え始めたりして、また全く違った感覚で仕事をしている。
その中でやはり変わらず辛いのは、自分の未熟さと向き合わなければならないこと。
でも、向上のために勉強したり努力したりしたとしても、その動機が不安からくるものであるなら、それは自己満足なんだな。
結果の善し悪しで自分の価値を決めて一喜一憂するのではなく、いいときも悪いときもただたんたんと受け止めて目の前にあるやるべき課題をこなしていく自分でありたい、と思った。

今日、久しぶりにおばあちゃんと電話をしてその話をした。
おばあちゃんは私の話を一通り聞いたあと、的はずれかもしれないけど、と前置きをしてこう言ってくれた。

「それってね大切なのは、愛があるかどうか、じゃないかと思うのよ。
 自分が満足するために仕事をするのではなくて、
 愛をこめて仕事をしたかどうか。
 それで出る結果は同じだとしても、自分や相手の人に残るものは、何か違うと思うな」

愛があるかどうか・・・
その言葉が、涙と一緒にすとんと心の中におちていきました。

今日のしあわせ

2007-04-24 | ことば・メッセージ
「大きなしあわせを求めると、遠のいてしまう。
 日々の小さな喜びを積み重ねていく先に、幸せがあるのではないかと思う」

今日ふとテレビをつけたら、女の人がそう言っていた。
その人の笑顔が、とても素敵でいいな、と思った。
そういえば最近私、笑顔忘れてるかも・・・?

知らず知らずのうちに、自分を責めている。
“こうあるべき”っていう自分への期待に沿うことができなくて。
それがふとしたときに、後ろめたさになって現れる。
例えば人と接するときや一人ぼっちになったとき。

自分を責めるって、誰にでもある普通のことなのかなぁ。

“自責はうぬぼれの裏返し”
という言葉が、すっと腑に落ちた。
要するに自分に期待しすぎ、ということか。

鈍感力

2007-02-21 | ことば・メッセージ
― 目先のことには鈍感になればいい。
  鈍感力が大切だ・・・

今日、ある人が私にくれた言葉。
小泉首相が昨日言ってたらしい。
元々は作家の渡部淳一の言葉らしいけど、なるほどなぁと思った。

どうしても目先のことにとらわれてしまうけど、それに動じずその先を見据える力は必要。

「人生まだ半分も来てないし気楽にいこう」

と付け加えてくれたその言葉が、今の自分にそっと寄り添ってくれたような気がして、肩の力が抜けた。


大晦日

2006-12-31 | ことば・メッセージ
夕日も、花も、大切な人も、ひとつひとつ、喜びをもって見つめなさい。
そして、ほかの人にも、その喜びを、教えてあげなさい。
愛を注いであげなさい。
愛は、ほかの何よりも大切なものだから。

               飯田史彦「生きがいの創造」より


今年も今日で終わり。
実家でのんびり過ごしていますが、やっぱり実家はいいです。
久しぶりに家族揃ってごはんを食べれたのが嬉しかった。
やっぱり、誰かと一緒にごはんを食べれるって、いいなぁ。


夕方、おじいちゃんが「今年のうたを作ったよ」と詩を見せてくれました。

「年間に 300万歩 歩いたり  78才 まだ元気だよ」
「健康であればこそ 歩けたりこの一年 78才の暮れ」

おじいちゃんはこの一年300万歩、歩くことを目標に毎日歩いていました。
いつまでもチャレンジ精神旺盛なおじいちゃんに脱帽です。
このうたを読んで、今年も家族が揃って年越しができることを、本当にありがたく思いました。

みなさんも、よいお年を

ただ、そこで。

2006-12-18 | ことば・メッセージ
荷物を脇に置いて、

偉そうにするのを止めて、

馬鹿な振りを止めて、

かわいそうな振りも止めて、

自分の人生を嘆くのを止めて、

頑張るのを止めて、

ただ、そこで、

ほっとしていていい。


     伊藤守「今日を楽しむための100の言葉2」より



「これがないと私はやっていけない」
そう思い込んでしがみついてもがきまくって、
でも手放さなくてはならなくなって、
手放してみたら意外と気持ちが楽になって・・・
なんか、最近はそんなことがたて続けて起こった。

昨日も、これからやろうとしていたあることを、断念することにした。
最初はやりたいからやっていたことなのに、
いつの間にか義務になって、それに縛り付けられている自分に気付いた。

一旦、手放してみよう。
自分や大切な人をないがしろにしてまで貫き通さなければならないことなんて、何ひとつないんだ。
そう思えた。

考えてみたら、私は今すでにじゅうぶん満たされている。
家族がいる。
友達がいる。
毎日行くべきところがある。
食べるものもある。
毎日を楽しく心穏やかに生きていくために必要なものは、全て揃っている。

いつも自分の気持ちに、素直でいることができますように。

そうだな

2006-11-21 | ことば・メッセージ
― 私たちの苦しみの多くは、私たちが考えすぎることに由来します。

               ダライ・ラマ14世『抱くことば』より


仕事も終わりに近づいた夕方、すごくさみしい気持ちになった。
なんだろ。

そのさみしい場所に他のものを詰め込んでみても満たされないのに・・・。

うん、紛らわさなくてもいいんだな。
さみしいんだな。

世界がもし100人の村だったら・・・

2006-11-09 | ことば・メッセージ
今日は、本当にきれいな秋の一日でした。

さてこちら近畿地方でも、立冬の7日に木枯らし一号が吹いて、朝晩が大分冷え込むようになりました。
自転車通勤の私には、もう手袋と首周りのあたたかいジャンパーが必需品です
私の周りでは、鼻をすすっている人が多いですが、みなさんお元気ですか。
体も心も、風邪をひかないようあたたか~くして、過ごしたいものですね

「動画で見る100人の村」
本で読んだことがありますが、改めて感じることがいろいろありました。
自分がいかに、小さいことで一喜一憂しているのかを、思いました。

何を感じたか、共有したいので是非教えてください

A speech of the Dalai Lama

2006-10-10 | ことば・メッセージ
素敵な言葉を・・・。

チベット仏教の最高指導者である、ダライ・ラマ法王が11月に来日します。
ダライ・ラマ法王日本代表部事務局
私は確か6年前に来日したときに、彼のお話を聞きに京都精華大学へ行きました。
とても穏やかで、明るくて、ちょっとおちゃめなところもあったり・・・私が言うまでもないですが、本当に偉大で素敵な方で大好きです。

ダライ・ラマ法王のお話から。
時間のあるときに、ゆっくり味わってみてください


『A speech of the Dalai Lama』
ア スピーチ オブ ザ ダライラマ

1.大きな愛や仕事には大きなリスクがつきものだということを考慮にいれなさい。

2.あなたが勝利を失っても、そこから学んだことを失わないようにしなさい。

3.あなた自身を敬う気持ち、他の者を敬う気持ちを持ち、あなたの行動に責任を持ちなさい。

4.あなたが欲しいものを得られないということは時としてすばらしい幸運のめぐり合わせであることを忘れないように。

5.適切にルールを破る方法を見つけるためにルールを学びなさい。

6.小さないさかいが尊い友情関係を傷つけることを放っておかないように。

7.あなたが間違いを犯したことに気づいたときには、それを正すための手を即座に打ちなさい。

8.毎日いくらかの時間は一人で過ごしなさい。

9.変わることに寛容であっても自分自身の価値観を失わないように。

10.沈黙は時として最高の解答だということを忘れないように。

11.良き真実の生を生きなさい、そうすればあなたが年を経て振り返ったときに、あなたは再びそれを楽しむことが出来るでしょう。

12.家庭での愛にあふれた雰囲気はあなたの暮らしの基盤となるものです。

13.好きな人と口論になったときに、現在の状況だけについて問いなさい、過去のことは持ち出さないように。

14.あなたの知識を分け与えなさい、それが不死に達する道です。

15.地球を優しく扱いなさい。

16.1年に1度は以前にあなたが行ったことのない所に行きなさい。

17.最高の人間関係とはお互いを愛する気持ちのほうが、お互いを必要とする気持ちよりも勝るものであるものだということを忘れないように。

18.あなたが成功を得るために諦めなくてはならなかった物によってあなたの成功を判断しなさい。

19.愛と料理には奔放に当たりなさい。

完璧主義者?

2006-09-30 | ことば・メッセージ
最近、さぁあれしてーこれしてー!っと意気込んでいるとそのたびに頭打ちをくらっているような気がします。
今日も朝から2度もそんな出来事があり・・・
「あなた、いいかげん休みなさいヨ!」
と言われているような気さえしてきました。
それにしても、今朝は“こんな自分がいたのか”というような自分の一面が見えたショッキングな出来事がありました。
かなり落ち込んでいたら、こんな言葉に出会いました。

 I'm not O.K.
 You're not O.K.
 That's O.K.

 私も、貴方も完璧ではない。
 それでオーケー。
 完璧じゃないあなたが完璧になる努力をしちゃだめなんです。

ちょっと、ほっとしました。
自分の嫌な一面も、愛しく感じました。
こんな自分も、いていいか・・・な?

撃沈

2006-04-26 | ことば・メッセージ
絶好調だと思っていたらまた、ボキッといってしまった。

自信満々の私と、自分に全然自信の持てない私と・・・
結構完璧にできる私と、ものすごいだらしない私と・・・
いい子の私と、情けない私と・・・
時々そのギャップに、苦しくなる。
調子のいい時の自分だけが本当の自分だと思うから、苦しいんだろうなぁ。

撃沈しているところに、言葉をもらった。


-百篇倒れたら百篇立ち上がれ。
 万策尽きたと言うな。
 策は必ずある。


-本当におおきなよいことは、こんな苦しみはもういやだと言いたくなるような、大悪が起こった後にやってくる。
耐えきれないような大きな苦しみや困難や障害が襲ってきた時に、もう駄目だと投げ出すのではなく、ここを超えれば、必ず大善-本当に大きなよいことがやってくる。
これはその前兆だと信じて、その波を越えて行け。


とりあえず、寝る元気は出た

あなたの中の最良のものを

2006-04-08 | ことば・メッセージ
今、家の周りでは桜がとてもきれいに咲いています。
写真は、近所の野菜の朝市で安く売られていたキンセンカ。
春はきれいな花がたくさんで、世界がいっぺんに華やかになる。
嬉しいな

今日、実家から小包が送られてきた、その中に母が同封してくれていた、マザーテレサの言葉のコピー。
とてもよかったので、書き留めておきます。



『あなたの中の最良のものを』

・人は不合理、非倫理、利己的です。
 気にすることなく、人を愛しなさい。

・あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
 気にすることなく、善を行いなさい。

・目的を達しようとするとき、邪魔する人に出会うでしょう。
 気にすることなく、やり遂げなさい。

・善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
 気にすることなく、し続けなさい。

・あなたの正直さと誠実さがあなたを傷つけるでしょう。
 気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい。

・あなたが作り上げたものが壊されるでしょう。
 気にすることなく、作り続けなさい。

・助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
 気にすることなく助け続けなさい。

・あなたの中の最良のものを世に与えなさい。
 けりかえされるかもしれません。
 でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

新年の一言

2006-01-01 | ことば・メッセージ
あけましておめでとうございます
写真は、毎年初詣の道中で買う倉敷名物『えびす饅頭』

今朝、ゆっくり新聞に目を通していると素敵な言葉に出会ったので書き留めておきます。


 二度とこない人生だから
  一輪の花にも無限の愛をそそいでゆこう・・・
 二度とこない人生だから
  まず一番身近な者たちにできるだけのことをしよう・・・
 二度とこない人生だから
  のぼる日 しずむ日 まるい月 かけてゆく月
  四季それぞれの星々の光にふれて
  わがこころをあらいきよめてゆこう


詩人である坂村真民さんの詩。
今年もいろんなことがあると思うけど、そのときそのときの出来事、出会う人、自分の中で湧き起こってくる感情を大切にしていきたい。
そんな気持ちにさせてくれた言葉でした。

今年もよろしくお願いします。
あなたにたくさんの素敵な出会いがありますように・・・