YUKON

無数に分岐しふたたびひとつに戻っていく、ユーコン川の流れのように…

ケリーヨスト

2008-11-06 | 音楽
今日は友達に誘ってもらって、ガイアシンフォニー第1番を観に行きました。
ガイアシンフォニーは大好きな映画で、第6番まで出ていますが、第1番の上映会に行くのは今回で3回目です。

売店で、ずっと欲しかったケリーヨストのCDが売ってあったので即買い
ケリーヨストのピアノはどこまでもやさしくて、大好き。

聴いていると、自分が大きくて穏やかな海の中に入っていくような。
その海の青に溶け込んで、海底へとゆっくり沈んでいくような感じがします。

ブランデンブルグ協奏曲

2008-02-04 | 音楽
最近買ったバッハのブランデンブルグ協奏曲のCDをよく聴いている。
バッハの曲は何回聴いても飽きないし、聴いてると不思議と気持ちが安定して穏やかになれる。

バロック時代の音楽はある目的のために営まれるもので、芸術というよりは一つの特殊技術であったらしい。
熱心なプロテスタントだったバッハは、自分のその時の気分で嬉しい曲や悲しい曲を書き綴ったのではなく、クリスマスなり葬儀なりにその目的にふさわしい、機会の本質をとらえた音楽を提供した、と。
バッハの音楽の一種すがすがしい健康さ、感情におぼれぬ凛とした品格は、このことと関係している。

・・・というようなことが今読んでいるバッハについての本に書かれていた。
“感情におぼれない”って、私と正反対だわ
自分がどうしてこんなにバッハの曲に惹かれるのか少し納得。

Shantiの風鈴

2006-08-29 | 音楽
これは風鈴。
フランスのShantiっていう会社が作ってるんだけど、この会社はこの風鈴しか作っていない。
数年前初めて聴いた瞬間から、この風鈴の虜になってしまった。
聴いただけで、どこか懐かしい世界へ誘ってくれるような音。
涙が出てくるときもある。
音そのものに、人を変化させていく力ってあるんだろうなぁ、と思わせるほどこの音の重なりは・・・すごい。

風鈴は5種類あって、和音がそれぞれ違う。
全部欲しいけど、高価だから一つずつ集めてる。
今回の音楽療法学会で、2つ目を買った。
“静寂のこだま”と名づけられたこの和音があらわしているのは“地球、じっと待つ、受容”。

とっておきの人と、とっておきの時間に、そっと聴きたい。




Love

2006-08-06 | 音楽
八鹿に帰ってくる車の中で、久しぶりに聴いていたジョン・レノンのCD。
「Love」が流れ始めた時に、思わず何もかも忘れ聴き入ってしまった。
あまりにも有名すぎる曲、でも忘れてたなぁ。
シンプルな歌詞とメロディーが、すぅ~っと心の中に浸透してきた。
やっぱりこの曲はとても素敵。


「Love」

愛は真実-
真実は愛
愛は感覚-
愛を感じること
愛とは-
愛されたいと望むこと

愛は触れあい-
触れあいは愛
愛は手を差しのべて-
愛に届くこと
愛とは-
愛されたいと願うこと

愛はきみ
きみと僕
愛は知ること
自分たちの存在を-
愛は自由-
自由は愛
愛は生きること-
愛を生きること
愛とは-
愛されたいと求めること


もしCDを持っていたら、味わってみてくださいね

南国気分

2006-06-20 | 音楽
明日21日は、夏至。
一年で一番、昼が長い日。
最近8時近くまで明るくて、ただ日が長いってだけでわくわくする
あたたかい夕暮れをドライブしていると、なんだか南国にいるような気分になる。

で、最近CRAIG DAVIDのCDをよく聴いている。
5年前ギニアにダンスを習いに行ったときにギニアで大流行してて、お店でもクラブでも、どこでも流れていた。
長いこと聴いてなかったから、いろんなことを思い出して懐かしい。
気持ちいい歌のR&Bで、気分はすっかり南国

高田渡 『アンソロジー』

2006-04-11 | 音楽
今日自宅に届いたこのCD
高田渡というアーティストは今まで知らなかった。
でも、友達からこの前、
「さっち、このCDは買いな!買ってよくなかったら自分が買い取るから」
とまで言われ、そんなに言ってくれるのならぜひ買って聴いてみたいと思って注文し、楽しみに待っていた。
初回限定発売とか何とかだそうで、3月末に発売されたのにCDショップではすでにもう注文ができず、アマゾンではなぜか注文ができた。

CDは4枚組み。
「自衛隊に入ろう」とか「三億円強奪事件の唄」とか、なんかどこかで耳にしたことのあるタイトルが並んでいる。
この衝撃的な響きのするタイトルは、この人の唄だったのか。
聴いてみて、思わず笑える。
でもその笑いがなんというか・・・苦笑い。
高田渡さんの歌声はすごくソフトなのに、歌の歌詞は鋭くてちょっと皮肉で、時々どきっとする。

とにかく、買ってみてよかったと思えるCDでした。
・・・というか、ぜひ私にとこのCDを勧めてくれた友達のことを思うと、吹き出してしまいました。
少しずつ、味わって聴いてみよう。

稜線の彼方へ

2005-12-29 | 音楽
最近買ったタテタカコのCD
今年の夏、友達に彼女の『そら』というアルバムを初めて聞かせてもらって、すごい衝撃を受けた。
透明感のあるまっすぐな声と、一言一言に重みのある歌詞。
最後に聴かせてくれた「あの人」という曲が始まると、急に自分の中の何かがこみ上げてきた。
言葉も音楽そのものになって、ストレートに心を突いてくる。
閉まっていた扉が開いたみたいに、気がついたら自分でも信じられないほどしゃくりあげて泣いていた。

このアルバムは最近出たもの。
あまり歌のCDとか買わないんだけど、これは迷わず買った。
で、どきどきしながら聴いてみた。
この人の歌は、シンプルなピアノの弾き語り。
前テレビで歌っているのを見たけど、まっすぐ前を見て一言一言に魂を入れ込んでいくような歌い方に惹きつけられた。
音楽も込められたメッセージも・・・決して甘くはないけど、背中をポンっと押してくれるようなあったかい歌。

そして・・・やっぱり涙がでてくる・・・なんでだろ。

無伴奏チェロ組曲

2005-09-03 | 音楽
バッハの『無伴奏チェロ組曲』。
このCDはとても好きで、最近また聴きだした。
この組曲は“チェロ音楽の旧約聖書”とも呼ばれている。
ヨーヨー・マのチェロはやさしくて、すぅーっと心に浸透してくる。
聴いていると、精神の高みにいざなってくれるような音楽。
朝の森、光、静寂、受容、目覚め・・・イメージはそんな感じ。

休日の朝、ゆっくり料理するときや
大好きなミルクティーを飲むときにかけます


ゴールドベルク変奏曲

2005-08-11 | 音楽
バッハの『ゴールドベルク変奏曲』
いまさら私が言うまでもないけれど、
バッハはほんとうにすごい人だと思う。
バッハの創りだす音の重なりは聴いていると時々鳥肌が立つ。

いろんなピアニストが弾いているけど、
やっぱりグレン・グールドがお勧め。
グールドのどこまでも整然と続くリズムに、
頭がクリアーになっていくし、安心感を感じる。

机に向かっているときなんか、よく聴きます。