亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

メキシコと他の国はなんだか様子が違うけど

2009-04-28 | よくわからない・・・
豚インフルエンザの感染者は、メキシコ、アメリカ、カナダ、スペインにつづき、イギリスでも確認されたようです。ドイツ、フランスで見つかった9人は陰性だったようです。
そのあと、韓国を含め、つぎつぎ、疑わしい患者さんが現れています。

感染症研究所でも指摘していますが、メキシコと、他の国での症状の重さが違いすぎますね。人数が違うから、一概には言えないのかもしれませんが、致死率が7~10%とも言われるメキシコにくらべて、他の国は、みんな軽症で、すぐ治っているようだったり、薬がすぐに効いていたり。メキシコでは、すごい勢いで患者数が増えているけれど、他の国ではそれよりは少し静かな気もするし。
この毒性と感染力のギャップ、なにが違うのか、ふしぎです…。

栄養状態が違う? タミフルは、発症してすぐでないとなかなか効かないということもあるから、医療機関の充実度が違う? 他の感染症が合併している? 体質的に感染症に対する反応が激しい? わかりません~。

ちなみに、新型インフルエンザの場合は、激しい免疫反応がおきて、サイトカインが異常に作られる状態(サイトカインストーム)が起き、気道閉塞や多臓器不全が起きることによる死亡が多いとも言われます。
サイトカインというのは、炎症が起きるとよく分泌される、膠原病のダルさのもとです。肝炎の治療薬にも使われるインターフェロン(ウイルス増殖阻止や細胞増殖抑制の機能があります)もサイトカインの一種です。

膠原病のわたしは、体質的には「刺激があればサイトカインを作る気、まんまん!」のような気がするので、こういう感染はしない方がよさそうな気がします…。もちろん、そうでなくても、しない方がいいけど。

そうそう、舛添厚生労働大臣が、季節性のインフルエンザワクチンの製造を止めてでも、新型インフルエンザのワクチンを優先的に作るように製薬会社に昨日、要請していましたが、季節性ワクチンも供給が途絶えたらたいへんだと方向修正されました。よかった。冬にはやる季節性インフルエンザも、ワクチンが足りなければ、高齢者はたくさん亡くなりかねません。
お年寄りが大量に亡くなるようなことになれば、年金対策じゃないか!と、痛くない腹を探られかねませんよ、きっと。もっともワクチンが足りないとなれば、それを使うのは、子どもや若い人を優先することになるんでしょうけれど。

にほんブログ村 病気ブログ←参加中!
まずはメキシコで苦しんでいる人に治療法が見つかるといいね…と思ったら、クリックを♪


post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。