北朝鮮の核関連でニュースを追ってみた。(5/11以降)
北朝鮮の場合、事象、行動が、実質上あまり現れず、なんかメディアを通しての言葉しか反応がないので実質上は、よくわからない。(メディアの報道も、当てにならないときもあるし。)
これまでに 米国 ブッシュさん と 北朝鮮 金さんの口きたないやりとりの後、核実験情報が流れ、軍事行動示峻とかそれに関連するニュースが、吹き荒れた。
5/11
「米国は関係諸国に通報して騒いでいる」--労働新聞、核実験説に言及
ここで北朝鮮 労働新聞が、
「米国はわが共和国が6月に地下核実験を行うかもしれないとの見解を国際原子力機関(IAEA)と日本をはじめ、関係諸国に通報するなどして騒いでいる」
「彼(ブッシュ大統領)が政権に就いた後、4年以上、度量を示して耐えてきたが、これ以上政策変化を待てないという結論に達した」
「協議が進ちょくせず、核問題解決が遅延している責任は米国にある」 「米国はこんにちに至っては国連制裁まで強要しようとしている」
と言っている。
うーん 何を伝えたいのか、 北朝鮮としては”いいかげんにしてくれろ”ということか?
5/11
「燃料棒取り出し終了」 寧辺の8000本、認める--朝鮮中央通信
ここでは、
「最近、8000本の使用済み燃料棒を取り出す作業を最短期間内に成功裏に終えた」
「自立的核動力工業の発展を基本としながら、現情勢に対処した防衛目的から核兵器庫を増やすうえで必要な措置を引き続き取っている」
と言っている。
この意味は、何なんだろう。危機感を煽っているのはわかる。しかし核兵器とは言わず、核兵器”庫”といったのは、どういうことか。その前には”自立的核動力工業の発展を基本”とある。
なかなか意味深だなあ。
ここでロシアの意見。
5/12
「汚い爆弾」保有の可能性--ロシア下院委員長
5/14
「兵器保有、無理」「劣等感の裏返し」--ロシア専門家が現状分析
ここで印象的なのは、以下の
”(北朝鮮は)優秀な外交官は少なくないといわれる。冷戦時代、北朝鮮は中ソの対立をにらみながら、両国との距離を微妙に調整する「振り子外交」を展開し、自国を守ってきた。ミヘエフ所長は「91年8月にゴルバチョフ・ソ連大統領(当時)が軟禁されるクーデターが起きた時も、ソ連駐在の北朝鮮外交官は民衆心理を正確に把握し、クーデター失敗を的中させた」” の言葉。本当だろうか。なんか本当のような気がする。
核かどうかは、わからないが細菌とか化学兵器などの”汚い爆弾”は、すでに持っているのだろう。
ここでわざわざ米国に対抗するために長距離核誘導弾をもつ意味は、あるのだろうか。
どのように競争しても米国には、勝てないことは、見えている。
経済的な見返りのためにわざわざ核兵器を開発するのだろうか。
5/15
核実験を米が強くけん制
どうも米国、北朝鮮の意図に関して情報が不足しているように思われる。
5/18
「核問題」応じぬ北朝鮮 いら立つ韓国
南北会談、北朝鮮が呼びかけたと思うが、結局、援助交際が目的なのか。
5/18
6カ国協議中断 北朝鮮に柔軟シグナル 米特使「同意あれば対話の用意」
ここで米国、軟化したようだ。
”「極めて柔軟に」2カ国対話に応じる用意があるとの姿勢を示した。デトラニ特使は「北朝鮮がすべきことは協議再開に同意することだ。そうすれば、プロセスの枠内で、何度でも2カ国間対話が可能になる。交渉し、前進することもできる」”
5/19
「核問題」抜き合意文を発表--来月に閣僚級会談
やっぱり援助交際が目的だった。
5/19
6カ国協議中断 米国、北朝鮮に外交努力示す--関係国結束の思惑
まあ米国 硬軟とりまぜて対応せざるをえない といったところか。
5/22
6カ国協議中断 米朝実務接触認めた北朝鮮、結論出せず
いろいろ連発される言葉のやりとりで、どういう意図をもってなされているのか互いに不信感が募っているらしい。
”「米政府高官が我々を脅かす不純な発言を連発している」”と北朝鮮。
”「北朝鮮を主権国家と認定」「米国は攻撃の意思がない」”と米国。
”14日にライス米国務長官による「恐るべき政権」発言(12日)を「『侵攻の意思はない』という発言と全く相反する」と批判。18日にはバウチャー米報道官らが「北朝鮮復帰は不透明」と述べたことを「米国が会談の基礎を正しく築こうとする努力をしていない」と指摘した。”
とある。
また
21日の朝鮮中央通信は「表では平和的解決と6者会談再開」「裏では核戦争の準備」と“二重性”を非難し、米側に対する不信感を表明していたらしい。
とある。
これは、おそらく個々人で言論の自由がある米国、その自由がない北朝鮮の感覚の違いか。
そういえば北朝鮮は、いろいろな悪態には、いちいち忠実に返事をしていたような気がする。
5/23
核実験、ロシア軍高官が懸念
ここでロシアの発言。
「北朝鮮で核兵器実験が行われないよう、あらゆる手を尽くさねばならない。朝鮮半島を核使用の場としてはならない」と語り、6カ国協議再開のための努力を訴えた。ロシアの軍高官が北朝鮮の核問題について語るのは異例。一方、参謀総長は日米共同のミサイル防衛構想について、一定の理解を示した。
ロシアは、いつももっともらしい発言をする。”日米共同のミサイル防衛構想について、一定の理解”という言葉、ロシアとしては、なかなか言えないような気がするが..
5/24
核実験情報、沈・中国高官が否定
ここで
”6カ国協議については「5月と6月が再開のヤマ場になるだろう」”という中国高官。
5/24
6カ国協議中断 「しばらく再開困難」胡・中国主席、韓国野党代表に表明
ほとんど同時に「しばらく再開困難」とする胡錦濤さん。
矛盾だ。なんにも統一された方向性はないのだろう。
5/25
北朝鮮での米兵遺骨収集を中断--太平洋軍司令部
どこかの論評では、米兵が人質になるから などと言っていたが、実際にはこれも圧力か?
5/30
チェイニー米副大統領:北朝鮮を非難--CNNインタビュー
ここで新手が登場。
”「世界で最も無責任な指導者の一人」と指摘し、「国民のことをまったく意に介さず、権力を振りかざし、核兵器保有国になりたがっているのは明らかだ」”とまた思ったままを言う米国チェイニーさん。
5/30
<北朝鮮>ロケット初開発は朝鮮と主張 1300年前に
おー すごい! ジョークか。記者もこれを記事にするとき悩んだに違いない。
5/31
ブッシュ米大統領「外交解決目指す」 「中国と協調対応」
ここでブッシュさん、あらたまって
”「軍事的手段で解決すべきだと考える人々に言いたい。すべての選択肢がテーブル上にあるうちは、我々は外交的な解決を目指す」”
としている。
さらに
”「関係国が協議が結果を生み出すと信じることが大切だ。タイムテーブルは示さない」と指摘”
とある。
”タイムテーブルは示さない”とは、どういうことか。
いつまでも待つということかな?
5/31
北朝鮮でも成果 核関連物質入手を阻止--米が公表
ここでまた米が圧力。
6/1(ステルス配備完了日)
在韓米軍にステルス、対北朝鮮の「抑止力」強化--日本側に4日、伝達
6/1
韓国代表団の縮小を要請=「米の体制非難」を批判-北朝鮮
”「米国が核問題と関連して、(北朝鮮の)体制を非難、冒涜(ぼうとく)している」と指摘。米国によるステルス戦闘機の韓国配備にも言及”
んー 忠実に反応しているのか。
6/2
実験可能性は「五分五分」--中国共産党幹部
この発言、当てにならない。「五分五分」なら七分三分くらいにもっていけないものか。無責任な中国。
6/2
チェイニー米副大統領は「血に飢えた野獣」=北朝鮮
ここでまた忠実に反応。
「チェイニー氏は、世界の様々な場所に血の雨を降らせたので、最も冷酷な怪物で、血に飢えた野獣として憎まれている」と北朝鮮。
そこで下のニュース、やっぱり互いに相手の意図がよくわからない といったところか。(私もよくわからん。)
このほか、北朝鮮が”中国国境や韓国との軍事境界線沿いに携帯電話の電波遮断装置”設置とか、農業振興のため人手を移動 とかいったニュースがあったと思う。
どうも
核実験は、特に大きな状況の変化がないかぎり、なさそう
な気がする。
ただ北朝鮮の内政上の抜き差しならない問題が起こったときが心配だ。そこは、やはり中国と同じ共産党政権だから国外に目を向けさせるため、なにか派手なことをするかもしれない。
しかし中国、韓国は、この問題に対してなにも寄与していないのがよくわかる。
差し迫る危機、注意しておこう。
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北朝鮮核実験「兆候ない」 日米首席代表が会談
【ワシントン1日共同】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の首席代表を務める外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長とヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が1日、ワシントンの国務省で会談し、北朝鮮による核実験について「差し迫った兆候はない」との見方で一致した。
核実験の可能性が一時期に比べて低下したと米政府が評価していることを示しており、日米はこうした状況を踏まえ、北朝鮮の早期の6カ国協議復帰に向けて、連携をさらに強めていく構えだ。
日本側によると、双方は5月13日にニューヨークで行われた米朝実務接触を受け、6カ国協議の早期開催に向けた外交努力を関係国間でさらに進めていくことを確認した。
2005年06月02日(木)
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6/2
北朝鮮核実験「兆候ない」 日米首席代表が会談
北朝鮮の場合、事象、行動が、実質上あまり現れず、なんかメディアを通しての言葉しか反応がないので実質上は、よくわからない。(メディアの報道も、当てにならないときもあるし。)
これまでに 米国 ブッシュさん と 北朝鮮 金さんの口きたないやりとりの後、核実験情報が流れ、軍事行動示峻とかそれに関連するニュースが、吹き荒れた。
5/11
「米国は関係諸国に通報して騒いでいる」--労働新聞、核実験説に言及
ここで北朝鮮 労働新聞が、
「米国はわが共和国が6月に地下核実験を行うかもしれないとの見解を国際原子力機関(IAEA)と日本をはじめ、関係諸国に通報するなどして騒いでいる」
「彼(ブッシュ大統領)が政権に就いた後、4年以上、度量を示して耐えてきたが、これ以上政策変化を待てないという結論に達した」
「協議が進ちょくせず、核問題解決が遅延している責任は米国にある」 「米国はこんにちに至っては国連制裁まで強要しようとしている」
と言っている。
うーん 何を伝えたいのか、 北朝鮮としては”いいかげんにしてくれろ”ということか?
5/11
「燃料棒取り出し終了」 寧辺の8000本、認める--朝鮮中央通信
ここでは、
「最近、8000本の使用済み燃料棒を取り出す作業を最短期間内に成功裏に終えた」
「自立的核動力工業の発展を基本としながら、現情勢に対処した防衛目的から核兵器庫を増やすうえで必要な措置を引き続き取っている」
と言っている。
この意味は、何なんだろう。危機感を煽っているのはわかる。しかし核兵器とは言わず、核兵器”庫”といったのは、どういうことか。その前には”自立的核動力工業の発展を基本”とある。
なかなか意味深だなあ。
ここでロシアの意見。
5/12
「汚い爆弾」保有の可能性--ロシア下院委員長
5/14
「兵器保有、無理」「劣等感の裏返し」--ロシア専門家が現状分析
ここで印象的なのは、以下の
”(北朝鮮は)優秀な外交官は少なくないといわれる。冷戦時代、北朝鮮は中ソの対立をにらみながら、両国との距離を微妙に調整する「振り子外交」を展開し、自国を守ってきた。ミヘエフ所長は「91年8月にゴルバチョフ・ソ連大統領(当時)が軟禁されるクーデターが起きた時も、ソ連駐在の北朝鮮外交官は民衆心理を正確に把握し、クーデター失敗を的中させた」” の言葉。本当だろうか。なんか本当のような気がする。
核かどうかは、わからないが細菌とか化学兵器などの”汚い爆弾”は、すでに持っているのだろう。
ここでわざわざ米国に対抗するために長距離核誘導弾をもつ意味は、あるのだろうか。
どのように競争しても米国には、勝てないことは、見えている。
経済的な見返りのためにわざわざ核兵器を開発するのだろうか。
5/15
核実験を米が強くけん制
どうも米国、北朝鮮の意図に関して情報が不足しているように思われる。
5/18
「核問題」応じぬ北朝鮮 いら立つ韓国
南北会談、北朝鮮が呼びかけたと思うが、結局、援助交際が目的なのか。
5/18
6カ国協議中断 北朝鮮に柔軟シグナル 米特使「同意あれば対話の用意」
ここで米国、軟化したようだ。
”「極めて柔軟に」2カ国対話に応じる用意があるとの姿勢を示した。デトラニ特使は「北朝鮮がすべきことは協議再開に同意することだ。そうすれば、プロセスの枠内で、何度でも2カ国間対話が可能になる。交渉し、前進することもできる」”
5/19
「核問題」抜き合意文を発表--来月に閣僚級会談
やっぱり援助交際が目的だった。
5/19
6カ国協議中断 米国、北朝鮮に外交努力示す--関係国結束の思惑
まあ米国 硬軟とりまぜて対応せざるをえない といったところか。
5/22
6カ国協議中断 米朝実務接触認めた北朝鮮、結論出せず
いろいろ連発される言葉のやりとりで、どういう意図をもってなされているのか互いに不信感が募っているらしい。
”「米政府高官が我々を脅かす不純な発言を連発している」”と北朝鮮。
”「北朝鮮を主権国家と認定」「米国は攻撃の意思がない」”と米国。
”14日にライス米国務長官による「恐るべき政権」発言(12日)を「『侵攻の意思はない』という発言と全く相反する」と批判。18日にはバウチャー米報道官らが「北朝鮮復帰は不透明」と述べたことを「米国が会談の基礎を正しく築こうとする努力をしていない」と指摘した。”
とある。
また
21日の朝鮮中央通信は「表では平和的解決と6者会談再開」「裏では核戦争の準備」と“二重性”を非難し、米側に対する不信感を表明していたらしい。
とある。
これは、おそらく個々人で言論の自由がある米国、その自由がない北朝鮮の感覚の違いか。
そういえば北朝鮮は、いろいろな悪態には、いちいち忠実に返事をしていたような気がする。
5/23
核実験、ロシア軍高官が懸念
ここでロシアの発言。
「北朝鮮で核兵器実験が行われないよう、あらゆる手を尽くさねばならない。朝鮮半島を核使用の場としてはならない」と語り、6カ国協議再開のための努力を訴えた。ロシアの軍高官が北朝鮮の核問題について語るのは異例。一方、参謀総長は日米共同のミサイル防衛構想について、一定の理解を示した。
ロシアは、いつももっともらしい発言をする。”日米共同のミサイル防衛構想について、一定の理解”という言葉、ロシアとしては、なかなか言えないような気がするが..
5/24
核実験情報、沈・中国高官が否定
ここで
”6カ国協議については「5月と6月が再開のヤマ場になるだろう」”という中国高官。
5/24
6カ国協議中断 「しばらく再開困難」胡・中国主席、韓国野党代表に表明
ほとんど同時に「しばらく再開困難」とする胡錦濤さん。
矛盾だ。なんにも統一された方向性はないのだろう。
5/25
北朝鮮での米兵遺骨収集を中断--太平洋軍司令部
どこかの論評では、米兵が人質になるから などと言っていたが、実際にはこれも圧力か?
5/30
チェイニー米副大統領:北朝鮮を非難--CNNインタビュー
ここで新手が登場。
”「世界で最も無責任な指導者の一人」と指摘し、「国民のことをまったく意に介さず、権力を振りかざし、核兵器保有国になりたがっているのは明らかだ」”とまた思ったままを言う米国チェイニーさん。
5/30
<北朝鮮>ロケット初開発は朝鮮と主張 1300年前に
おー すごい! ジョークか。記者もこれを記事にするとき悩んだに違いない。
5/31
ブッシュ米大統領「外交解決目指す」 「中国と協調対応」
ここでブッシュさん、あらたまって
”「軍事的手段で解決すべきだと考える人々に言いたい。すべての選択肢がテーブル上にあるうちは、我々は外交的な解決を目指す」”
としている。
さらに
”「関係国が協議が結果を生み出すと信じることが大切だ。タイムテーブルは示さない」と指摘”
とある。
”タイムテーブルは示さない”とは、どういうことか。
いつまでも待つということかな?
5/31
北朝鮮でも成果 核関連物質入手を阻止--米が公表
ここでまた米が圧力。
6/1(ステルス配備完了日)
在韓米軍にステルス、対北朝鮮の「抑止力」強化--日本側に4日、伝達
6/1
韓国代表団の縮小を要請=「米の体制非難」を批判-北朝鮮
”「米国が核問題と関連して、(北朝鮮の)体制を非難、冒涜(ぼうとく)している」と指摘。米国によるステルス戦闘機の韓国配備にも言及”
んー 忠実に反応しているのか。
6/2
実験可能性は「五分五分」--中国共産党幹部
この発言、当てにならない。「五分五分」なら七分三分くらいにもっていけないものか。無責任な中国。
6/2
チェイニー米副大統領は「血に飢えた野獣」=北朝鮮
ここでまた忠実に反応。
「チェイニー氏は、世界の様々な場所に血の雨を降らせたので、最も冷酷な怪物で、血に飢えた野獣として憎まれている」と北朝鮮。
そこで下のニュース、やっぱり互いに相手の意図がよくわからない といったところか。(私もよくわからん。)
このほか、北朝鮮が”中国国境や韓国との軍事境界線沿いに携帯電話の電波遮断装置”設置とか、農業振興のため人手を移動 とかいったニュースがあったと思う。
どうも
核実験は、特に大きな状況の変化がないかぎり、なさそう
な気がする。
ただ北朝鮮の内政上の抜き差しならない問題が起こったときが心配だ。そこは、やはり中国と同じ共産党政権だから国外に目を向けさせるため、なにか派手なことをするかもしれない。
しかし中国、韓国は、この問題に対してなにも寄与していないのがよくわかる。
差し迫る危機、注意しておこう。
------------------------------------
北朝鮮核実験「兆候ない」 日米首席代表が会談
【ワシントン1日共同】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の首席代表を務める外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長とヒル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が1日、ワシントンの国務省で会談し、北朝鮮による核実験について「差し迫った兆候はない」との見方で一致した。
核実験の可能性が一時期に比べて低下したと米政府が評価していることを示しており、日米はこうした状況を踏まえ、北朝鮮の早期の6カ国協議復帰に向けて、連携をさらに強めていく構えだ。
日本側によると、双方は5月13日にニューヨークで行われた米朝実務接触を受け、6カ国協議の早期開催に向けた外交努力を関係国間でさらに進めていくことを確認した。
2005年06月02日(木)
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6/2
北朝鮮核実験「兆候ない」 日米首席代表が会談