差し迫る危機、そなえよ

”世の中の危ない行動、事象、主張を 「
わたくし素人」 が警告し自分自身の欲求不満のはけ口とする勝手な言い分”

なんでも政治利用

2009年12月13日 | 日本
3カ月を経た民主党政権、 どうにも 何ら成果が見えない。
一般国民からすると どうでもいいような 郵政改革(改悪?)を元に戻すような法律、社会主義の強化とも言える もろもろの法律ばかりに執心して 今だなんら財政建て直しとか、公務員、議員の削減、国費の無駄に対し 抜本的な方針はなんら示されてはいない。
事業仕分けなどと称して 実質上、些細な予算削減にとどまる 明らかに ”やってるよー”的なパフォーマンスを繰り広げる民主党、困ったものだ。
 まだよくわからない民主党政権ではあるが、いまのところ対米 普天間問題については、なんとなく私の指向と共通するものがあるような気がする(???)。
私は、何ゆえ 今だ米軍が、日米地位協定などの馬鹿げたルールを堅持しつつ米軍基地を存続させ、さらに米軍再編の為に、普天間基地の代わりに日本の税金で新たに軍事空港を建設しなくてはならないのか、 そしてグァム移転に伴い何千億円もの資金を提供しなければならないのか が 全くわからない。
日米同盟は、重要だと思うが、800兆円超の借金を抱える日本に 米軍思いやり予算とか、米軍移転費用を補填する 思考が理解できない。
日米同盟を重視しつつ いいかげんにリセットしたらどうか と思う。

そこに新たに加えて なにか変な兆候が見え出した。
小沢氏の行動である。
この小沢氏、 自らの口では、日本国民になんにも語ることはない(ような気がしている)のだが、海外では、活発に よくわからない(?)発言を繰り返しているようだ。
小沢氏もおそらく自分の不人気さ、そして発言の反発作用を理解しているとは思うのだが、 それにもかかわらず海外で以下のニュースを引き起こす行為は、解せない。

● ルール破りの「政治利用」の 天皇会見
● 外国人地方参政権早期成立を目指す意向
●「謝罪と反省」のため(?)の天皇陛下ご訪韓

大きな反発を引き起こすことも理解していると思うのだが(?)、それを無視してこのような行動に出たのは、アホな自信過剰なのか、独裁指向で乗り切れると思ってのことであろうか。
これらのことは、政治利用のなにものでもない。
この小沢氏、 政治に利用する項目は、なんら躊躇することなく取り上げ、有利になれば何でも利用する思考のようだ。
ま その結果として、
どうにも いまのところ民主党政権は、 負の結果しか出さないような印象がある。

差し迫る 民主党のネガティブインプレッション、 そなえよ。
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天皇陛下ご訪韓 小沢氏「結構なこと」 政治利用に強い懸念
12月13日7時56分配信 産経新聞

 韓国訪問中の民主党の小沢一郎幹事長は12日午後、ソウル市内のホテルで記者団に対し、天皇陛下のご訪韓について「韓国の皆さんが受け入れ、歓迎してくださるなら結構なことだ」と語った。天皇陛下のご訪韓をめぐって日本政府は、過去の歴史問題に政治利用されることへの懸念や警備上の不安などから、「環境が整わない」として断ってきた経緯がある。日本国内には天皇陛下ご訪韓の反対論も根強い。(赤地真志帆、ソウル 水沼啓子)

 来年は日韓併合100年となる2010年の節目の年にあたり、韓国側のナショナリズムの高まりも予想される。韓国メディアなどでは来年に陛下のご訪韓が実現した場合、日本側に「過去をどう謝罪させるか」に関心を示す報道も散見される状況だ。

 李明博(イ・ミョンバク)大統領は今年10月、鳩山由紀夫首相の韓国訪問に先立ち、「来年にも実現できれば」と表明し、天皇陛下のご訪韓に期待を示した。李大統領は「(陛下のご)訪韓自体も重要だが、どういう形で訪問するかが重要だ」とも述べており、「謝罪と反省」など過去の清算を期待したものとも受け止められている。

 このため、“韓流ファン”を自任する鳩山首相も、日韓首脳会談後の記者会見では、陛下のご訪韓について、「簡単に『分かりました』といえない環境も理解してほしい」と否定的な考えを示している。

 ご訪韓を快諾したとも取れる小沢氏の発言は今後、日韓双方で論議を呼ぶ可能性がある。
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小沢幹事長 地方参政権法案、次期国会に提出 韓国で方針
12月12日13時48分配信 毎日新聞

 【ソウル近藤大介】韓国を訪問している民主党の小沢一郎幹事長は12日午前(日本時間同)、ソウル市の国民大学学術会議場で、約250人の学生らに講義した。小沢氏は会場からの質問に答え、永住外国人への地方参政権付与について「日本国として政治姿勢を示す意味でも、政府提出の法律として出すべきだ。来年の通常国会には現実になるのではないか」との見通しを表明した。地方参政権付与法案を政府提出法案として次期通常国会に提出し、早期成立を目指す意向を示した。

 講義は「新たな日韓関係と、それを担うリーダーの育成」がテーマ。小沢氏は日韓併合以来36年にわたった日本の植民地支配について「日本国、日本国民として謝罪をしなければいけない歴史的事実だった」と謝罪。その上で「不安定な要素をはらんでるのが極東地域だ。(日中韓の)3カ国が信頼関係と連携を深めることが大事だ」と述べ、北東アジアの安定に日中韓の緊密な連携が不可欠との認識を示した。

 今後の日韓関係について小沢氏は「両国が信頼関係を確立できれば、北東アジアや世界の安定と平和のために、大きな歴史的使命を果たすことができる」と述べた。併せて、リーダーに求められる要素として、高い志や先見性、責任など5条件を挙げ、「『ふるきを訪ね、新しきを知る』という言葉がある。歴史の教訓から学び取ることが大事だ」と語った。
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「悪しき前例」天皇陛下面会の一カ月ルールを逸脱した官邸のごり押し
12月11日22時4分配信 産経新聞

 中国の胡錦濤国家主席の最有力後継者候補とされる習近平国家副主席の14日からの来日に合わせ、鳩山由紀夫首相は特例的に天皇陛下との会見ができるよう自ら動いた。中国政府のメンツに配慮した格好だが、「政治主導」という名のもとでの「天皇陛下の政治利用」だとの批判が出ている。

  ■ルール破りの「政治利用」 天皇陛下と中国副主席が会見へ

 中国政府が日本側に会見を要請したのは11月下旬。外務省は希望日の1カ月前までに申請する「1カ月ルール」を理由に断ったが、首相は今週初め、平野博文官房長官に「何とかならないか」と調整を指示した。

 平野氏は今月7日と10日の2度にわたって宮内庁に電話をかけ、会見実現を要請したという。その背景には、小沢氏一郎幹事長から首相への働きかけがあったとされる。首相自身は11日夜、記者団に「小沢氏から指示があったわけではない」と否定したが、関係者によると、小沢氏は8日ごろ、首相に電話で「会見はやらないとだめだ」と申し入れたという。

 首相はまた、陛下が前立腺がんの手術を受けられた後は厳格に運用されてきた「1カ月ルール」については「杓子(しやくし)定規でダメだということで国際親善の意味で正しいのか」と疑問を示した。

 一方、宮内庁の羽毛田信吾長官は11日、「心苦しい思いで陛下にお願いした。こういったことは二度とあってはほしくないというのが私の切なる願いだ」と表明。「国の間に懸案があったら陛下を打開役にということになったら、憲法上の陛下のありようから大きく狂ってしまう」と懸念を示した。

 日本には「天皇陛下の政治利用」をめぐり、苦い経験がある。

 宮沢内閣は平成4年、天皇、皇后両陛下ご訪中を決めた。当時の中国は天安門事件による国際制裁や国家イメージの悪化にあえぎ、両陛下のご訪中を度々要請しており、それに押し切られた形だ。ご訪中について、中国の銭其●(=王へんに深のつくり)元外相は回想録で「西側の制裁を打ち破る最も適切な突破口になった」と、その政治的効果を評価した。ご訪中は中国に政治利用されたのだ。

 今回の措置について、百地章・日大教授(憲法)は「明らかに陛下の政治利用そのものだ。1カ月ルールには、ご接見される陛下ご自身にも準備が必要だという理由もある。あしき先例になりかねない」と語る。

 小沢氏ら民主党議員143人の訪中など、鳩山政権は対中傾斜を強めている。しかし、中国に特例を認めたことで今後、他国からも特例を求められかねない。
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