賛美の心

こちらでは賛美、礼拝、心を主の前において静まり、まことの心で神様を賛美することだけです。

イエスの再臨をお迎えする最も重大な時

2019-07-24 18:53:36 | 聖書と神

 「ハマグリの確認」と題した記事があります。それはハマグリが大好きな男の子のストーリーです。ある日、彼の母が袋一杯のハマグリを家に持って帰りました。美味しいハマグリを食べたかった彼は、調理をする前にハマグリの善し悪しを見て、悪いものを区別しておこうと思い、ハマグリの確認をすることにしました。こうして、彼は新鮮で生きていると思ったハマグリを取り出し、それをハマグリの匂いの善し悪しを判断する基準としました。そして、彼はそれぞれの殻を軽くたたき、基準としたハマグリと比較しました。彼はハマグリを1個ずつたたきましたが、それが終わった時、彼は他のハマグリは全て悪かった、もしくは死んでいたことが分かりました。彼は母にこのことを伝えました。しかし、彼の母はこれを不可能だと思い、どういうことかを確認しに行きました。その後、彼女は他のハマグリが新鮮でなかったのではなく、実は彼が基準として使っていたハマグリが悪かったことに気が付きました。これでは、悪いハマグリを基準として使っていた彼が他のハマグリの善し悪しの判断ができるはずがありません。

 このストーリーを読んだ後、私は主人公が心配になりました、なぜなら私は彼の母は売り主から騙されて、彼はあの日ハマグリを食べれなかったのではないかと思ったからです。私は最初のハマグリが実は悪いハマグリであったとは全く想像していませんでした。しかし、彼は自分の想像を頼りにそれは良いハマグリであると思い、それを基準として使い、他の全てのハマグリは悪いと見なしてしまう結果に陥ったのです。もし彼の母が彼の過ちを見つけるのが遅れていたら、彼はハマグリを全て捨てていたでしょう。想像と観念は本当に人々に害を及ぼすものなのです。

 私は律法の時代の頃について考えてしまいます。当時、ユダヤの祭司長、律法学者、およびパリサイ人はメシアの再臨をしきりに切望していましたが、同時に、彼らは彼に反対し、彼を非難することに全力を注ぎました。彼らは預言に関する誤解を多く抱き、救世主はお戻りになる時はメシアと呼ばれる、そして彼は王宮または貴族、最低でも高名な家族に生まれるべきだと思っていました。しかし、主イエス様が来られた時、主はメシアとは呼ばれておらず、一般的な家庭にお生まれになり、それは彼らの観念と想像とは全く合致していませんでした。これ故に、彼らは理不尽に主イエス様を冒涜、そして非難し始めました。彼らはその者がメシアと呼ばれていないのなら、その者はキリスト様ではないという誤った考えに固執して、主イエス様に抵抗し、主イエス様を中傷しました。彼らは真理を求める心を全く持っていなかったのです。最終的に、彼らはメシアをお迎えできなかっただけでなく、主イエス様を十字架に釘付けにしてしまいました。彼らはとんでもない罪を犯し、彼らの国家は破壊されてしまいました。

 しかし、サマリア人の女は違いました。彼女は主イエス様と会話をした後、主イエス様がメシアの来臨、すなわちキリスト様であることを知りました。これを受け、彼女は主イエス様に従いました。主がぺテオ、ヨハネ、マタイ、マルコおよび他の者たちを呼ばれた時、彼らは主イエス様がメシアであるとは分からなかったものの、主の説教には真理があったことを知ったので、自らの目で見えるものや他人の言葉を基にした判断はせず、主に従い、ついて行くことができたのです。弟子ナタナエルも同様に、主イエス様が内にお持ちであった御気持を話されるのを耳にした時、主イエス様がメシアの来臨であると即座に確信し、それを信じて主に従いました。また、多くの人々が主イエス様がこの節:「この時からイエスは教を宣べはじめて言われた、『悔い改めよ、天国は近づいた』。 」(マタイによる福音書 4:17)、「イエスは言われた、『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。 これがいちばん大切な、第一のいましめである。 第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これらの二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている。」 (マタイによる福音書 22:37-40)等の説教と真理を表されるのを耳にした時、そして、5千人を5つのパンと2匹の魚で食べさせる、風と海を静める、そして一言発して死人を蘇らせる等、主イエス様の御業を目撃した後、主イエス様に従っているのです。上述の内容から、これらの人々は自分の観念と想像に頼らず、パリサイ人に抑制されてもいなかったことが分かります。代わりに、彼らは主の御言葉と働きを通じて、主イエス様がメシアの来臨であったことに気が付いて主に従ったのです。これ故に、彼らは主をお迎えして、他のユダヤ人たちとは大きく異なった運命を手にしたのです。

 ヤ―ウェ神はイザヤ書55:8-9でこう仰りました:「わが思いは、あなたがたの思いとは異なり、わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる。天が地よりも高いように、わが道は、あなたがたの道よりも高く、わが思いは、あなたがたの思いよりも高い。」神の働きを理解できる人間はいないことが明確に分かります。神は賢明で、全能であられます。神は私たちの観念と想像通りに働きはなさりません。これは主イエス様が来られた時、全ての人々が神の御名前はメシアであり、神は王宮で生まれるはずだと考えていたことからも分かります。しかし、神の働きは人間の観念が誤っていることを力強くお示しになりました。主イエス様はメシアとは呼ばれておらず、まぐさ桶にお生まれになりました。これ故に、私たちは神の働きを自分たちの頭の中にある想像に照らして叙述することはできないのです。クリスチャンとして、私たちは主が早く来臨されることをはやる思いで切望しています。ユダヤの民が犯した過ちを繰り返すのを避けながら主をお迎えするためには何をするべきなのでしょうか?

白い雲に乗って,再臨,主イエス,神の声,救い主

 ここ数年を思い出すと、私は、天使のトランペットが鳴り響き、死者が蘇るといった大きな興奮の中、主は白い雲に乗って再臨なさると考えていました。これ故に、ここ数年、私は主が白い雲に乗って再臨され、私たちを天の御家にお連れ下さるのを待ちわびながら、頻繁に上空の雲を眺めています。私の周辺には、主イエス様は再臨され、御言葉を表しになり、教会を起点に裁きの働きをされておられると私に証言した人々がいますが、私は依然としてそれを探求し、調査する気になれません。その結果、私はその日が来るのを切望し、待ちわびています。しかし、長年経っても、主は来られませんし、主とご対面するために私たちを空に引き上げてもくださりません。今考えてみると、私は白い雲に乗って来られない主イエス様は偽キリストであると、神を自分の観念の中で定義してしまっていたのではないでしょうか。私はこんな具合で、主の再臨をお迎えする今も依然として自分の観念と想像の中を生きているのではないでしょうか?

 私は聖句を学習していた時、ヨハネの黙示録にこの預言を見つけました:「耳のある者は、御霊が諸教会に言うことを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにあるいのちの木の実を食べることをゆるそう。」(ヨハネの黙示録 2:7),「わたしの羊はわたしの声に聞き従う。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしについて来る。」(ヨハネによる福音書 10:27)と「見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。だれでもわたしの声を聞いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう。」(ヨハネの黙示録 3:20)。これらの節から、主の再臨をお迎えする上で大切なことは、神の御声を耳にした時に花婿を出迎えに行った賢い処女のように、神の御声を聞くことに注意を払い、神の御言葉と働きを通じて神を知ろうと試みることなのだと分かります。サマリア人の女は主の御言葉から主イエス様がメシアであると気が付いていましたよね?更に、主イエス様に従ったペテロ、ヨハネ、マタイそしてポリポなどの弟子たちが、主イエス様は権威と力をお持ちの唯一なる御方であることを知り、それ故に主に従うことに至ったのも、主の御言葉と御業を通じてのことでした。彼らはそれぞれの観念と想像を頼りにしながら主を定義したりせず、むしろ神の御声に耳を傾けることを選び、最終的には主イエス様の御救いを授かったのです。これは、神の御声を聞くことに注意を払うことは、私たちが主の再臨をお迎えする上で非常に重要であることを示しています。


韓国ソウル発: 中国の宗教弾圧と海外の難民への脅しを非難

2019-07-24 12:48:26 |  ニュース

Bitter Winterが共催した会議の講演者らは、弾圧を受ける宗教団体の信者への難民認定を阻止するために国際的な運動を推進する中国共産党を非難した。

マルコ・レスピンティ(Marco Respinti)

エスカレートする弾圧

中国は、中国共産党 の管理下に置かれていない全ての宗教を体系的に一掃する試みを行っている。これは、6月20日にソウルで行われた会議「竜の長い腕: 中国による国内外の信者の弾圧」で、難民及び 人権 保護の専門家が、熱心な聴衆に向けて伝えたメッセージだ。この会議は、韓国のNGO「公共の利益の法律の擁護」(Advocates for Public Interest Law)、ブリュッセルを拠点に活動する 国境なき人権(Human Rights Without Frontiers)、そして、Bitter Winterが共同で開催していた。専門家は、中国共産党が積極的に中国から逃亡した信者を追跡し、難民認定を阻止するために外国の政府に圧力をかけていると説明した。この会議は国連の世界難民の日を記念して行われ、中国での宗教弾圧に関する写真展も開催した。写真のほとんどはBitter Winterが提供した。

最も熾烈な弾圧を受けているのは、新疆ウイグル自治区 の人口の過半数を占めるムスリムの住民だ。ウイグル族 の活動家のナーグル・サウト(Nurgul Sawut)氏は「300万人以上のウイグル族の住民が強制収容所に違法に拘束され、さらに大勢の人々が 拘留所 と刑務所に拘束されています。現在起きている出来事は、体系的なジェノサイドです」と話した。サウト氏はオーストラリアを拠点に活動しており、中国で暮らす家族のうち少なくとも12人が強制収容所に拘束されているか、もしくは行方不明になっているという。

ソウルのNGO、公共の利益の法律の擁護(Advocates for Public Interest Law)の難民の権利を専門とするリー・イル(Lee Il、이일)弁護士は「中国の弾圧の規模を理解することは困難です。その理由の一つは、ウイグル族やその他の犠牲者の状況がよく分かっていないためです。また、近代的で、文明が進み、高度な技術を持つ現世的な中国のイメージと一致しないことも理由の一つに挙げられます」と述べた。

「しかし、真実は明白です。この莫大な規模を考慮すると、現在の弾圧は今世紀最大の人権への脅威だと言えます。その結果、民主主義国家は、貧困にあえぐ国や戦争で荒廃した国だけではなく、主要な貿易国からの難民への対応に迫られています」とイル弁護士は話した。

弾圧の対象には、チベット仏教、そして、法輪功  全能神教会 等の 新興宗教団体 等、他の多くの宗教も含まれているとBitter Winterの設立者であり、編集長を務めるマッシモ・イントロヴィーニャは告げた。同氏は「中国共産党は、国際社会に向け、弾圧を正当化するための大規模な虚偽報道運動を実行しています。例えば、中国共産党は、政治犯、とりわけ法輪功の学習者から臓器を摘出している行為を否定しています。また、同党は2014年にマクドナルドで起きた殺人事件の犯人が全能神教会の信者だと主張したように、全能神教会に対する誤った嫌疑を広めています。この事件は実際には別の宗教団体が引き起こしたものです」と続けた。

またイントロヴィーニャ氏は、「中国は、禁止された宗教団体で活動した者に3年から7年、もしくは7年以上の懲役刑を与えることを規定した 刑法第300条は、重大な犯罪を行った者のみに適用していると主張しています。しかし、この主張はプロパガンダに過ぎません。法輪功の学習者、全能神教会の信者、呼喊派、生命之道教会 及びその他のキリスト教の教会の信者、さらには、最近のエホバの証人の信者に対する多数の判決から、中国が刑法第300条を中国で禁止されている宗教団体の信仰や聖典を広めた者に適用していることが証明されています」と加えた。

難民のために正義を求む

約1,000人の全能神教会の信者が韓国で難民認定を申請している。そのうちの2人が実際の拷問の体験を会議で語った。蕭睿(シャオ・ルイ)という仮名を名乗った女性は、12時間に渡り、吊るされ、殴打される壮絶な拷問を受けた際、正式な命令により殺害することが認められていると警察官が認めたことを明らかにした。「殴り殺しても問題ない – これはキリスト教徒を弾圧するための中国共産党のスローガンになっているのです」とルイさんは話した。

別の仮名の女性、趙琳(ツァオ・リン)さんも中国で逮捕され、拷問を受けたと報告した。趙さんによると、趙さんが韓国に逃亡した後、中国共産党は趙さんの弟をその他の難民の家族と共にソウルに強制的に向かわせ、「偽の抗議活動」に参加させて、趙さんに「帰宅」を呼び掛けさせたようだ。しかし、中国に帰国した難民は逮捕され、投獄されているため、「帰宅」とは家に帰るのではなく、刑務所に行くことを意味すると趙さんは主張した。

全能神教会の信者のデータによると、2018年に、警察官による拷問または虐待によって20人の信者が死亡したようだ。

専門家は、世界中の政府に対し、中国に帰国すると逮捕及び拷問に直面する宗教団体の信者を受け入れるよう求めた。中国の当局は顔認識カメラとDNAテストを用いて、信者及びその家族のデータを集めているため、信者が母国で身を隠すことは困難である。

国境なき人権のリア・ペレクレスツ副理事は「中国の宗教の少数派の人々は、中国に留まると、あるいは中国に強制的に送還されると逮捕及び拷問に処せられる危険があります。中国は、信教の自由を求めたため、あるいは宗教を信仰したために現在拘束されている被勾留者の人数において、諸外国を圧倒しています」と話した。

宗教を信仰する受刑者に対して用いられる手法として、ペレクレスツ氏は「四六時中の監視、薬物の強制的な摂取、暴力的な取り調べ、激しい殴打、睡眠の奪取、拷問ラックの利用」を挙げた。さらに同氏は「調査結果は明快であり、中国および難民申請の審理を行う政府の司法への期待も明らかになっています。国家は国際的な追放及び送還禁止の原則に従い、少数派の宗教を信仰する中国からの亡命希望者の強制送還を中止する必要があります。中国に再入国する場合、拷問及び非人道的な扱いを受ける可能性があるためです」と指摘した。

また、この会議ではBitter Winterが制作した天安門事件及び中国の宗教弾圧を取り上げた映画(Tiananmen and Religious Persecution in China)、そして、宗教弾圧を受けて海外に逃亡した難民を中国共産党が脅す手法に関する映画(The Long Arm of the Dragon)が上映された。


この文章はマルコ・レスピンティ(Marco Respinti)による『BITTER WINTER』である 。