大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

潮流発電

2022-12-09 09:30:00 | 日記

 潮の流れを利用して発電するシステムです。日本の東岸には黒潮
が流れています。その膨大なエネルギーから電気を取りだすという
ものです。深いところを流れる潮は、年間を通して安定して流れて
いますから、季節/天候に左右されません。発電装置をある程度の
深さに設置すれば、海を航行する船舶の航路に影響を与えません。
黒潮と対馬海流は日本近海を流れているのも好都合です。琉球列島
や伊豆列島、佐渡ヶ島など、本土から離れている島々でも大電力が
得られることになります。それに、景観に影響を与えないのが良い
ですね。いわば”地産地消”用電力ですから、高圧電線で遠方に送る
必要もないので、送電損失も小さくなります。しいて問題を上げる
とすれば、違法な底引き漁法への警戒は必要かもしれません。海流
の早い対馬海流では、近隣国の漁船が出没しているそうですから。

 設置位置を上下に調節できれば、メンテナンスも容易になりそう
ですね。実際の運用時に複数台をセットにして設置すれば、交替で
メンテナンスできます。3 セット程度だとメンテナンス時でも1/3 
の出力が確保できます。

 https://www.ihi.co.jp/ihi/all_news/2017/technology/1190413_1639.html

 資料によると、この装置は20mX20m ほどのサイズで、既に5 年前
にトカラ列島沖に設置して、実証実験を行ったそうです。おおむね
良好な結果だそうですから、実用化が近いかもしれません。
 離島用の電源は殆どが重油による発電ですから、早く実用化して
欲しいものです。

PS.
 軽のEVが最優秀賞を受賞したとか。価格を抑えるためバッテリー
を少なくしたのでしょうね。その分、充電時間も短くなりまずが、
日常の”足”として、配達用としては充分でしょう。

 



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