大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

EVの実用化と社会インフラ

2023-04-26 09:30:00 | 日記

 EVに内蔵している蓄電池には、電気が蓄えられ
ます。フル充電まではいかないても、平均として
蓄電量の半分ほどのエネルギーが、EV内部に常時
蓄えられることになりますよね。それがどの程度
の電力量なのかはわかりませんが、今の発電量の
何割かが、EVのバッテリー内に蓄えられることに
なります。国内の電力不足にはなりませんかね?
 逆に言うと、災害時などによる停電に対しては
バックアップ電源として利用が可能なわけです。

 こういうことも含めて、社会全体のエネルギー
事情を検討すべきです。社会インフラ整備が必要
なのは、単に充電ステーションを整備すれば良い
というわけではありません。EVの普及に対応して
社会全体のエネルギー供給/保管体制の構築を、
再検討する必要があるように、思います。多くの
車が夜間充電することともなると、最大使用電力
のピークは、冬の夜間に、それも宵の口になるの
かもしれません。

 発電体制も今一度考え直す必要があるものと、
思います。今は遠隔地で発電し、それを送電線を
使って消費地に運んでいます。送電線には銅線が
使われています。銅線には少ないながらも抵抗が
あるので、送電中に送電ロスにより、ある程度は
失われてしまいます。
 そういう意味で、電気も地産地消が望ましいの
です。遠くの発電所から長い送電線を使い消費地
に送っている。これが現状です。送電線は景観上
も、不要電波を発信しているので、本当は避ける
べきです。地産地消を図りたいところです。

 それとは別に、車の衝突事故での対応も変わる
ことと思います。ガソリンが漏れ火災になること
はなくなりますが、感電が心配です。感電は電圧
より電流は問題なのです。大容量のバッテリーを
積んでいますからね。交流で感電するとビリビリ
しますが、直流ではガンと来ます。学生の頃に、
実験中にシャーシに肘をついて大容量コンデンサ
の端子に指が触れて、感電したことがあります。
肘から指に抜けたので助かりました。身体を経由
していたら・・・^^; 怖いですよ。

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