大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

東京都23区西部の洪水対策

2022-09-03 09:30:23 | 日記

 近所には神田川の支流である妙正寺川が走っています。子供の頃
はよく溢水して、床下に浸水したものです。一度は床上浸水して、
枕元まで、水が迫ったこともありました。寝ていた部屋が1 尺ほど
上がっていたので、水に浸かることは無く、助かりました。
 最近は、環七の下に大きな調整池が出来、さらに妙正寺川も3m程
川を浚ったため、溢水の心配がなくなりました。妙正寺川、神田川
善福寺川に流れ込んだ雨水を一時的に貯める施設です。

 妙正寺川も浚渫され、同時に一部の流れがショートカットされて
います。以前は駅前交番(奥の焦げ茶の建物の先に西武線が走って
います)のすぐ北側に流れていました。今は写真の南側にまっすぐ
に変更され、無理のない流れに変わっています。写真の川の側面に
穴が開いていますが、これが昔の流れ筋で、今の水面は3mほど下に
なっています。下水は別の下水管で流れるようになりましたから、
それも溢水が減少した一因でしょう。この川の流れはやがて東京湾
に注ぎます。下水と雨水が分離されて、水質汚染の防止にもなってい
ます。

 もう少し下流の下落合駅の先では、妙正寺川と神田川が合流して
(正に川が落ち合あう場所)いましたが、妙正寺川は西武線北側の
道路の下に潜って、下流の早稲田の先、飯田橋の手前辺りで神田川
と合流するようになっています。高田馬場駅付近にて山手線を潜る
辺りでも、水の流れが穏やかになり、この辺りで水があふれること
がなくなりました。

 国や都の努力のお陰にて、この辺りの溢水の心配が無くなったの
でした。(^_^)