goo blog サービス終了のお知らせ 

ぐーぐーぽさぽさ日記

化粧落とさず風呂ガス切らず、
オマエ百までワシャ九十九まで。

easyjetのこと

2006年10月27日 01時14分32秒 | いたりあ
ウベルトさんに駅まで見送ってもらって、後ろ髪引かれながらも
空港行きの「マルペンサエクスプレス」に乗り込む。

途中、無賃乗車がバレてなーんにもない駅で強制下車させられてる人がいたりと、
ナンダカ緊張感漂う列車に揺られ、マルペンサ空港に着きました。

ミラノ→パリ間は、名古屋在住のイタリア人リカルドさんに
予めネットで“easyjet”の予約を取ってもらってたので、
飛行機で国境越え。

easyjetは新手のヨーロッパ路線格安航空会社で、早割り制。
去年からミラノで「安いんだナー」と広告は見ていたのだけど、
今回初めて利用しました。

語学力イマイチな私はチェックインの時も
「フンフンフン・・・」
と適当に返事をしチケットを受け取ったので、
いざ搭乗ゲートに向かおうとチケットの表示を見ると、
そこには「」と書いてあるのに、
実際そのターミナルにはD1~D20くらいまでゲートがあるではナイのっ!
ちなみに、モニターにも「D」としか出てない。。。

私ゃ、Dの何番ゲートに行きゃいいの?
ワカラン・・・。
さっきちゃんと聞ぃときゃヨカッタ。

でも、進んで行くうちに、
easyjetのシンボルカラーであるオレンジ色の一帯があって、
そこはD9ゲート。

さっきのチェックインの時も、チェックインカウンターわからなくて探したけど、
オレンジ色の異様な一角目指して行ったらソコだったじゃん。
とにかくeasyjetに乗るにはオレンジ色を辿って行けば間違いナシ。

・・・と勝手に思ってたら、ホラね、やっぱり。
チェックインの時一緒に並んでた面々が続々とD9ゲートにやって来た。

あー、あの人も、この人も知ってる!仲間だもんネー。
と自分に言い聞かせながらも訳ワカランままソコで待ってた。

で、隣にいた若者のチケットをチラ見したら、
ちゃーんと「D9」って書いてある。私のと違う。
N・A・Z・E? ホワーイ?
まーエエわ。

いよいよ、搭乗。
ここでもう一つ疑問が・・・
なんでチケットに座席番号の表示がないの??
<愛知県 8子さん より>


その疑問は搭乗後すぐに解けました。
ナント、自由席でした。。。

スチュワーデス・スチュワードは整備士みたいなユニフォーム。
でも、愛想はイイ。
一人のスチュワードは超イケメン!わおわお!!

乗客はというと・・隣りはイングリッシュスピーカー、後ろはフレンチ、
もちろんイタリア語も多数。

隣りのおネエちゃんと密かに足の長さを比べて落ち込んでたら、
前の席にキョーレツなワキガのおじさんが・・・!
ううう・・・キッツー!! カクッ。←死んだ

↑この人ですネ。

やー、この時が一番「ヨーロッパ旅してるなァ!」って感じたワー。
でも、隣りのおネエちゃんも死んでた。
鼻押さえて「Oh・・・!」って。

機内には東洋人らしき人(ナニ人かは不明)が私を含め3~4人。
少なくとも伊語も英語もワカランのは私だけでしょうねぇ。。。
こんな無鉄砲な私、いつか旅行中にホントに死ぬな、コリャ。

・・・で、飛び立ちました。
あ~~~!揺れる 揺れる 揺れるゥ~!!
コワイ コワイ コワイ~~~!

あ!でもっ、あのイケメンと一緒に落ちるなら・・・ポワーン・・・
8子のどアホッ!


そんな、不安をヨソに、easyjetはパリに到着。
それほど見事な着陸でもなかったけど、機内は拍手喝采。


この航空会社の評判は賛否両論ありますが、
私の場合はまずまずの第一印象でした。

easyjet・・・
乗る前から降りるまでホントはもっと「ナゼ・ナニ?」があったんだけども、
書ききれないのでやむなく割愛させていただきました。

恐るべし。
 


9月30日 ミラノ

2006年10月26日 01時19分42秒 | いたりあ
ミラノではウベルトさん家に2泊お世話になりました。
知り合い全てではないけど、懐かしい面々にも再会できてウレシかったなー。


しょっちゅう行ってたネット屋の兄ちゃん。
少し老けた気がしたけど、相変わらずサワヤカで優しい。
彼は会員証を見なくても私の会員番号を覚えていたので、
当時は私の顔を見るだけで
「チェントセーイ(106)!」
と言うのでした。
(「ちゃんとせい!」ぢゃないヨ。。。)
今回もかつての会員証をちゃんと持って行きました。

「どーしたんだ!戻ったのか?!」
「旅行だよ。」
「いつまでいるの?」
「明日パリに行く。」

半年前、ミラノから日本に帰る時もパリに寄ったので、
最後にこのネット屋でパリのホテルを予約したんだった。
バウチャーのプリントアウトまでしたのに、
最後だからって料金タダにしてくれた(泣)。

・・・でも、今回は取られた(笑)。
いーんだけど。周りに人もいたしね・・・ははは。


その後、当時チョットだけ好きだったBAR(バール)の兄ちゃん【彼女有り】に会いに。
ココも毎週末行ってて、最後は私の誕生日パーティもやってくれたので
とっても思い出深いトコロ。

ハ~、高鳴る胸を押さえながら(オーバーな・・・)、店に入った。

チャーオ~!!

すると・・・

「ワーォ、8子!」
と驚いてはくれたんだけど、様子がヘン。

どうやら今日は人手が足りないらしく、
いつもはカウンターでお酒作ってる彼が厨房に入りっきり。
しかも、揚げ物かなんかしてる最中で手が離せないみたい・・・。

で、湯気モーモー・汗ダクダクの厨房ん中で(サウナかっ!)
再会の感激ムードもへったくれもなく少しお喋りし、
あんまり邪魔しても悪いからと退散することに。

明日なら一緒にいられるからまた来れないか?
と言ってくれたけど無理なので、
残念ながら今回は一瞬の「チューボーですよ」再会となりました。うぅ・・・


そしてそして、、、
たった1週間であわただしく回ったイタリアをもう明日去るのかと思うと、
ジワジワとおセンチになる8子なのでした。
(パリでどんなコトが待っているか、知る由もなく・・・・・)




9月28日 フィレンツェ

2006年10月23日 23時18分49秒 | いたりあ
朝、ローマのテルミニ駅へフィレンツェ行きの切符を買いに行きました。
時刻表がモニターに映ってたので見てみると、
ミラノ行きの便の「備考欄」に
FI-BO
って書いてある。

なにコレ?

もしかして、ストかなんかで走ってない・・・?
イタリアはストが多いからー。

あー・・・ワカラナイ。
また誰かに聞こう。

(通りすがりの人に)
「ちょっと、スミマセン・・・このフィーボって何ですか?」
「ん~・・・わからないなぁ・・。」

え?イタリア人でもワカラナイの?
(っていうか、イタリア人じゃないかも。)

違う人に聞いた。
「フィーボ? あぁ、FIはフィレンツェ、BOはボローニャだよ。」

のぁーるほどっ!
フィレンツェとボローニャ経由ってコトか!(解決。)

で、その列車に乗ってムンムンの4時間
↓こんなのどかなトスカーナの風景見ながら過ごしました。

(小っちゃい白いのは羊。

フィレンツェは芸術の街!
キレーだった!!

地球の裏側にこんなトコがあったんかぁ・・・!
とミョーに素直に感動しました。

ウベルトさんと登ったドゥオモから。。。
 



9月27日 ローマ

2006年10月21日 21時11分35秒 | いたりあ
バチカンの後、トレビの泉の辺りで小腹がすいてきたので、
ピザをテイクアウトして、泉の真正面を陣取って眺めながら食べました。



すると、一人の女の子から声を掛けられました。
「Excuse me...」

エッ・・ココで食べちゃダメなんかな・・・?

彼女 「英語話せますか?」(意訳)

ドキ。
8子 「ア リルビッ。(a little bit)」 ←お約束の返し
彼女 「ソレ、どこで買ったの?」(意訳)

・・・ハイ?あー、このピザね。
8子 「えーと、えーと・・・(汗)」
すぐソコの店なんだけど・・・英語出てこない。

8子 (パクパクパク・・・汗) ←声出てない!

彼女 「???・・・


・・・・・(-_-;) 結局、私が指差してる方に向かって
「あの道ね?」と彼女は歩いて行きました。


英語、大事ですネェ。




9月27日 バチカン市国

2006年10月20日 22時33分52秒 | いたりあ
記録的な大雨には往生コキましたが、翌日から気を取り直して観光再開。
26日は日本人の友達とランチしたり、店を案内してもらったりして
ブラブラ歩きを楽しみました。

そして、9月27日はバチカン市国へ。
初めてローマの地下鉄に乗ってみることに!
宗教に関して疎い私も、カトリックの総本山サンピエトロ寺院には一度行ってみたかった。

・・・が、地下鉄のホームは少しの隙間もないくらい人で溢れかえってて、
それはそれは「おしくらまんじゅうWorldバージョン」ってなモンでした。

・・・えーっっ!!←恐怖におののく。 毎日こんなん~?!

そうダ、「毎日こんなんなんですか?」って誰かに聞いてみよう。
(やたら知らない人に話しかける私。)

えーと、えーと・・・
あ、このオバサンに・・っと・・・

ハッ、このオバサン、私のことスリじゃないかって眼で見てる・・・。
私の顔見て警戒してるヨ・・・。

確かに、この混雑ぶりで暑くて脱いだカーディガンを
腕に掛けて持ってると、手元を隠してるみたいで怪しい。

スリじゃアリマセーン!ただの観光客デース!

結局、聞くに聞けず、つり革(は無いから、上の棒)に掴まってる手に
血液が行き届かなくなってきた頃、周りに人は居なくなってました。。。

キョロ、キョロ・・・あの人、ジローラモそっくり!
やっぱイタリアだなァ。

視界が開けたので人間ウォッチングをしていたら、
いつの間にか降りる駅過ぎてました。。。

必要以上に時間をかけて、ようやく到着。

・・・・・感動!!この晴れ渡った空に映えるサンピエトロ寺院!


ん?でも、なんかエライよぅけ人がおるなァ。
寺院まで辿り着けないヨ。

そこで、やっぱり警備の人に尋ねてみました。
(↓以下、でたらめイタリア語意訳)

いつも、こうなの?」 ←またこのセリフ
いや、今日だけ。今日だけPapa。

・・・パパ?もしや・・・

と、そこへ、現れました!Papaが!


(小っちゃくて見えない人は画像を大っきくして見て下さい。)

ローマ法王が車に乗って群集の中を廻っています。
みんなキャーキャー言って駆け寄ってる。

ねぇ、今日は寺院の中へ入れないの?
いや、午後からなら入れるよ。
何時くらい?
1時か2時・・かな?君は日本人?
ウン。1時か2時かぁ・・・」
独り?ボーイフレンドは?
独り。コリャ待ってられんなぁ・・・」
Beautiful・・・!」 ←誰にでも言う。(ココだけ英語)
ありがとう。ニコッ。」(への字口)

という訳で、寺院内に入るのは諦めてバチカン博物館へ。

充分堪能しバチカン市国をあとにしました。

次はドコへ行こうかな?
お菓子食べながら地図とにらめっこし、
この日かなりの観光名所を廻ってホテルへ戻りました。


つづく


9月25日 ローマ

2006年10月17日 18時48分26秒 | いたりあ
今日からチョットずつ旅を振り返ろう。

えー・・まず、9月24日夕方に名古屋を出発。

ブログ掲載のコトを考えて、
飛び立つシーン(飛行機の翼なめの夕日)とか
台湾上空からのキレイな夜景とか
そんな写真も撮っていたのに、
(ご存知のように)デジカメのメモリーがいっぱいになってきたので
始めの方の写真は徐々に消去・・・。
押し出しでパリの勝ちィ~!


台湾経由の香港乗り継ぎを経て
ローマに到着したのは9月25日でした。

空港からは その名も「レオナルドエクスプレス」という電車に乗って
ローマの玄関口テルミニ駅まで行きます。

 ←コレ、絵がカワイイ!

ホテルのチェックインも済ませ、さて観光。
街を探索しようとブラブラ歩いてたら、
知らず知らずコロッセオに着いてました。

・・・・・と、その頃からナンダカ空の様子が。。。



ザーーーッ!!!
・・・大雨。


道も渡れません。 

傘も意味なく、全身びしょ濡れ。
地下鉄も人が溢れ大変なコトになってたので、
仕方なく足首まで雨に浸かりながらホテルまで歩いて帰りました。

ウベルトさんによると、この日の雨は
5年ぶりの記録的な大雨だったんだそう。

そういえば・・・
去年の11月ミラノに行った時も
着いて1ヶ月も経たないうちに大雪が降った。
生徒の話では11月に雪が降るのは25年ぶりとかで、
スゴイ年に来たもんダな~、なんて思ってたけど・・・・・

私がイタリアに行くと記録が出るんでしょーか・・・?
記録的雨女

その後は気を取り直してピザを食べました。うへへ。

 ←ピザ屋“Frog Pizza”のイメキャラ

このように↓

べローンと長いピザが色とりどり並べられていて、
食べたいヤツを好きな分量にカットしてくれます。 

まぁるい大きなピザだと、少食な日本人には1枚でも多いので、
この「べローンタイプ」はありがたいのです。

でも私、いろんな味のを食べたかったので、
「その緑のは更に半分の大きさにして、あとソッチのポテトのも・・・」
と要求したら
「えっ?このまた半分?!そんなコトできないよ!」
と断られました。。。
そらそーだ、残りの半分、売れーせんわね。。。


そんなこんなで、第1日目は終了。
初っぱなから悲惨な状況だと、あとはイイことがあるもんで
その後 私の滞在中イタリアで雨には降られませんでした。


私、今回の旅行で結構ポジティブ思考になったワ。
だって、正にこの旅行は「人間万事 塞翁が馬」だったもん! ウム。



やっと2回目・・・

2006年10月01日 02時58分42秒 | いたりあ
前回ネット屋に駆け込んだのは、ローマからフィレンツェに向かう直前で
時間がなかったので、コメントの返事しか書けませんでした。

今すでに、ミラノでイタリア最後の夜を迎えようとしています。


ビンボーで時間のある旅人は安くて遅い電車で
ローマ~フィレンツェ間を4時間程かけて移動。
当然トイレに行きたくなるけど無く、
おまけにイイ天気なのにエアコン入ってないから
車内は熱気とイタリア人たちのキョーレツな香水の匂いでムンムン!
以前のバスの時みたいに倒れる寸前でやっと下車できた・・・死ヌ・・!

フィレンツェも初めてだったけど、
感動の嵐でした。。。

書き忘れてたけど、ローマでは
バチカン市国・パンテオン・ナヴォーナ広場・トレビの泉・スペイン階段・・・
と、とりあえず有名観光地と謳われるトコロへは一通り行き、
とりわけバチカン市国は感激しました。

私、イタリアをナメてたかも。

スゴイよ、イタリア。
キレー キレー キレー!

フィレンツェで無事ウベルトさんと再会を果たし、
二人して『冷静と情熱のあいだ』ならぬ
『足痛と汗だくのあいだ』のごときドゥオモ登頂を体験。
でもコレがまた、美しかったーっ!

とにかくイタリアは、どこへ行っても芸術に出逢えてカンドーする国なのでした。

要所要所での細かいネタは、帰国してから写真とともに書きたいと思うので、
こちらからはとりあえず無事で生きてることを報告します。

この投稿はウベルトさんのPCから。
読者の家でブログを書かせてもらってます


明日は国境越え。
「シニョーラ」から「マドモワゼル」へ。
「ピザ」から「バゲット」へ。
「マテラッツィ」から「ジダン」へ。。。
って、私は8子ですが。



Ciao!!

2006年09月26日 22時48分14秒 | いたりあ
ローマからです。
・・・・・ふー。 やっと更新できます。

。。。。。どれどれ、みんな待っててくれてるかなぁ・・・?
と、久々に我がブログを開いてみたけど・・・・

アクセス数 少なっ!!
コメントもゼロ?!

ハクジョーだな、みんな。(>_<)

でもねっ、これは私が勝手にやってるブログですから。
仕方ない。

ところで、私はご覧のように元気でやっています。
到着日はものすっごいどしゃ降りでヒドイ目に遭いましたが、
今日(9月26日15時半現在)はまぁまぁの天気。
初めてのローマを満喫しています。
ミラノと違って(ウベルトさん、ごめんね。あなたのことではありません。)、
南の人はみんなフレンドリーだし親切。

今日は1ユーロ屋さんを見つけたけど、
よく考えたら1ユーロ=150円なんだった・・・・!
安くないじゃん。

ローマにいるのはあと1日半。
見たいところに全部行けるかなぁ・・・?

と、いうことで。。。。
ネット屋もそこそこに引き上げたいと思います。

またねー!!
チャオ チャオ! お茶 お茶!


文字化けしてないかなぁ・・・・。


8子のItalian Life ②

2006年08月18日 00時44分17秒 | いたりあ
今日は会社帰りに名古屋三越の「イタリアを描く 絹谷幸二展」を観に行って来ました。
(三越カードの会員様は無料でゴザイマス。)

正直それほど好きな画風ではなかったけど、ベネチアの絵なんかを観ると
あぁ、やっぱりイタリアは芸術的だなや~っと思ったりするのです。


さて、私がイタリア滞在中に毎朝観ていたのは
“uno mattina”という番組で、
えーと・・・朝7時くらいからやってんのカナ?

私の中ではイタリア版“とくダネ”って感じ。
情報番組なんだけど、内容は“とくダネ”よりどーでもいいコトやってる。
朝の忙しい時間帯からやんなくてもいいんじゃないかっていう
料理の話だったり、スゴイ特技の披露だったり。。。

でも、その番組に、日本人の年配の女性空手指導者が出演した時は
なんだか誇らしげな気分になりました。
「シニョーラ~、観て~!ジャッポネーゼ~!」
って、おばあちゃんに言いに行ったもん。

CMに入る時の
♪ウーノーマッティ~ナ~ プップールプ~♪
って音楽が好きでなんとなく観続けてたけど、
ある時から、他のチャンネル派に変わりました。

それは天気予報を観たいから。
で、天気予報と一緒に星占いを毎日流すんだけど、
アレ不思議ねー。全く言葉わからなくても、
自分の星座になるとナゼか真剣に聞き入るの。
“Acquario~*#◎・△!~@?・+:*□・・・・”
って、全くナニ言ってんのかわかんないんだけど、
そして今日の運勢はイイのかワルイのかもサッパリなんだけど、
“アックアーリオ・・・”と聞こえるとジーっと画面を見つめる。

で、水瓶座が終わると
「トイレ、トイレ・・・」と走ってく。
そうすると、大概おばあちゃんが永ーいこと居座ってる。
で、諦めて部屋に戻り、また暫くしてトイレに。
まだ入ってる・・・。

ソレを繰り返してウロウロしてると、
カメーリアが気づいてくれて
「8子が入りたがってるわよー。」
と言ってくれた。

すると、おばあちゃん、慌ててパンツ下ろしたまま
「ごめんねぇ。」
ってニコニコしながら出てござったヨ。
わぁぁぁぁぁ。。。


あと、ビックリした番組といえば
「男の子が3人の相手とデートして、その中で一人を選んでカップルになる」
っていう、まぁ一見ありがちなものだけど、
そのデートする3人っていうのが、女の子じゃなくて
女の子のお母さんなの!

まー、日本でも「お見合いの時は母親を見ろ」なんて言うから、
将来の彼女を想像するには参考になるかも知れないけどサ。

しかし、さすがmammaの国ネ~!
まさに、“Mamma mia!(マンマミーア!)”です。


8子のItalian Life ①

2006年08月11日 00時02分36秒 | いたりあ
書こう書こうと思ってて、ナカナカ書けなかった「イタリア思い出話」。
少しずつお話したいと思います。


私のイタリア生活話で外せないのは
何といっても一緒に住んでた大家さん(おばあちゃん)。

彼女は私には優しかったけど、
結構気難し屋らしく、お手伝いさんが何人も入れ替わってた。

私が居た時の最初のお手伝いさんはルーマニア人のカメーリア。

しょっちゅう、
カメ~リア~!
って、おばあちゃんが彼女を呼ぶ声がする。

カメーリアの返事がないと、
カメ~リア~! カメ~リア~! カメ~リア~!
と連呼して、正直ウルサイので
カメーリア、シニョーラが呼んでるよ。
と私が言いに行くと、彼女は
聞こえてるわよ!とでも言わんばかりの顔。

最初はカメーリアのこと、従順でよく働く人だと思ってたけど、
時々アレ?という時もあって、
ある日ついに私は見てしまった・・・。
『家政婦は見た!』の逆バージョン。

洗濯機に放り込んであったおばあちゃんのパンツだかオムツだかを
手に取ってカメーリア、
チッ!
と舌打ちしてました。あわわ・・・。


そして、またある日。
私がキッチンで独り 晩ご飯を食べていると、
居間から喧嘩の声が・・・。

怒鳴り合ったあげく、カメーリアが泣きながら
キッチンに駆け込んで来た。

私、ご飯ゴックン、呆然
カメーリアも私がいて ギョッ!

彼女の後を追って、おばあちゃんの妹フランカも慰めに入って来た。

私が食べてる横で、ナンダカ・・スゴイことが・・・
起こってるナ・・・。

ワ、ワタシ、おいとまシマァス。。。。。 そろり そろり・・・

「あぁ、アンタはココで食べてればいいのよ。」
「そうよ、ココにいなさい。」

いなさい・・っつったって・・・・いづらいワ! こんなドタバタ劇の中・・・。


その夜、フランカも帰っちゃって、おばあちゃんは怒って寝ちゃって、
カメーリアが独りベランダで電話をしてた。
泣いてるようにも見えて、慰めたかったけど言葉のわからない私は
自分のカーディガンを持って行って彼女に掛け、
molto freddo・・・(すごく寒いヨ)」
と言うのが精一杯でした。


そして、年末年始の休暇でルーマニアに帰ったっきり、
カメーリアは戻って来なかった。

愛想はないけどイイ人だったし、
私はよくお世話になったので、とてもショックだったナ。


何日かして、ようやく次のお手伝いさんが決まった。
ボリビア人のカロリーナ。
物静かなコツコツ型。

初対面の日、挨拶しながら私は思ったね、
この人も、泣かされるんだろーか・・・って。



。。。そして、以前の日常が戻った。
カ~ロリ~ナ~! カ~ロリ~ナ~!


※ふりだしに戻ル。



ナツカシの味

2006年06月17日 18時38分11秒 | いたりあ
よく降りますネー。

今朝はお天気だったので半日だけと思って
布団を干してたら、案の定ボーっとしてる間に降り出してた・・・。
あ~ぁ、濡れちゃったヨ~。

ウベルトさんがメールで京都の写真を送ってくれたんだけども、
なぜか私が横や後ろを向いている写真が・・・。
よっぽど写りが悪くてチョイスできなかったんだろーなー・・・。
元が元なんでネ。

ウベルトさんと言えば。。。

私がイタリアでハマってたモノ!
それはコレ↓です。

チョコレートクリームのnutella!
だ~い好きっ!

私がイタリアで激痩せした話はあまりに有名ですが(知らんワ。)
コレのおかげ(だけじゃないケド)ですっかり元通り。
オイシくって、毎日何にでも付けて食べてました。

nutellaってドイツのモノだっけ?
ヨーロッパ他の国にもあるけど、
イタリアで初めて食べたの。

写真のは冬バージョンの絵柄付き。これがまたカワイイ。
あえて私はお子ちゃま用の絵の付いたヤツをいつも買ってた。
グラスとして使えるのー。
帰国時に1個割らかしちゃったので
無事だったヤツはご覧の通り綿棒入れに。

あ~、また食べたいナー。日本じゃ高いのよネ。
今度来る生徒たちに頼もう!



レオ様

2006年06月08日 16時52分19秒 | いたりあ
昨日は『ダ・ヴィンチ・コード』観てきました。

一番の感想は、
「トム・ハンクス歳とったなぁ・・・」ということ。

でも、イイ味出してた。映画も面白かった。
ジャン・レノは初めて好感持った。銭形警部みたいだった。
彼のフランス語が一番聞き取りやすかったし。。。

日本人とヨーロッパ人とでは
全然感じ方が違うんでしょうね。本も然り。

キリスト教の生活密着度が全然チャウチャウ犬なので、
私のような非クリスチャンは
トム・ハンクスの顔や頭ばっかが気になってしまうのでした。


そういえば、ミラノにいた時

クリスマス前に家にお祈りに来た牧師さんが
キリストだかマリアだかのカードを
私に手渡したのだけど、
価値のワカラン私はポイッとテーブルへ。

大家のおばあちゃんが慌てて拾って
カードにチュッとやってた。

おばあちゃんの妹フランカも
食事のとき「いただきまーす」って
合掌する私を物珍しそうに見て
「Buddista(仏教徒)?」と聞くので、
「Niente(何も).」と答えると
「宗教の話よ。」って。

「Si,niente(ん~、だから無宗教よ).」
「nienteって・・違う違う、宗教は何かってこと!
 わかんない子だねぇ。」
・・・と一向に話が進まない。

90%カトリックの国で「無宗教」なんて言っても
「あり得ねー!」ってカンジらしい。

説明する語学力もないので
「buddista...」って言ったら
「そーでしょお~?」とご満悦。

で、モデルになるからブッダの絵を描いてくれと
言い出し、椅子の上であぐら掻いて仏像ポーズ。

しょうがないので
思いっきりフランカ顔の仏像と
それに手を合わせる私の絵を描いたら
大喜びでノート切り取って持ち帰った。
「家に飾るワー」みたいなこと言って(タブン)。
トランプ好きのカワイイおばちゃん。


ナツカシイなぁ、ミラノ。
これは到着第一日目の話。
『ダ・ヴィンチ・コード』観て、結構思い出してた。

今コレ書いてて、ますます思い出してきた!

ようやく「いたりあ」のカテゴリーに入れることができるワ。
これからもチョットずつ思い出話書いていこう。



↑スカラ座前のダヴィンチ像