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ぐーぐーぽさぽさ日記

化粧落とさず風呂ガス切らず、
オマエ百までワシャ九十九まで。

インドの釣り名人

2011年02月07日 23時44分32秒 | いんど

タージマハルに到着~・・・の前に、
そういえば、インドへ着く前の話を書いていませんでした。

ドバイでデリー行きの飛行機に乗り継いだ時から、私のテンションは最高潮!
だって、隣の席が“ターバン姿”のインド人おじさんだったから。
近くで見ると、、、おー、キレイに巻いてあるんだなぁ。

その上、機内食にカレーとチャパティが出てきて、
(選択は「フィッシュ?orチキン?」じゃなくて「どのカレーにしますか?」。カレー必至(笑)!)
もうインド気分が、否が応にも高まってきます。

インド人の友達はいるので、
なにも今さら「インド人がインドカレーを食べる様」が珍しいワケじゃないんだけど、
日本人のインド人に対するコテコテのイメージ“ターバン姿”が
インドカレーと共演するのは初めて見るので、興味津々です。

おぉ、食べてる食べてる・・・
食べ方はいたってフツー(そりゃそーだわな)。

、、、と、おじさん、モグモグした後、口から何か取り出しました。
何やら、糸のような、毛のような。

じー っとソレを凝視した後、おじさんはCAを呼んで
「こんなモンが入っとたぞ!」
とクレームを挙げました。

インド人って、英語を話すけど独特の発音だし、特にこのおじさんは訛りが強くて
正直私は殆ど聞き取れなかったんだけど、CAもやはり同じなようで何度も聞き返し、
「取り替えますか?」という質問におじさんが曖昧に答えたがために、
結局そのまま放置される結果に。

左手に糸のような毛のようなモノを持ったまま、
食べ進むこともできず固まってるおじさん・・・。
その間、食べ終わったお客さんのトレーをCAが次々と片付け始めています。
取り残されるおじさん・・・。

「おぅい!新しいの持って来い!」
勇気を出してもう一度訴えた。

「あ、取り替えるんですね?(だからさっきも聞いたのに・・・)」
ヤレヤレ・・・って感じでCAが対応する。

しばらくして出てきたのは、陶器の器に移し替えられたライスとカレー。
トレーは片付けられちゃったので、サラダやデザートも食べないまま撤去されました。

一瞬戸惑ったおじさん、居残りして給食食べてるみたいに独りで
その器の“カレーライス”を食べ始めました。
するとまたまた、口から糸のような毛のようなモノが・・・!

でも、私が隣で見てる分には、恐らくソレは異物とかじゃなくて
野菜か何かの繊維というかスジというか、そんなモノだと思うんだけど。
確かに、アンタのターバンからはみ出してる硬そうな白髪と よぅ似てはいるけどさ。
CAもそう思ってるはず。

おじさんはまたもや訴えます。
CAの上の方の人が出てきて、とりあえず謝っています。
周りの乗客も、おじさんの言い分をフムフムと聞いてあげたりして
クレームを煽るような雰囲気に。
もう一回替えてもらったとしても、また白髪(笑)が出てくるかもしれないので
んもー、なんとも収まりません。

そうこうしているうちに、もうすぐデリー到着。

カレーライスの器も、はよ返してもらわんと着陸時に割れるとイカンでね。
ハイハイ、片付けますよ。

到着間際におじさんトコにやってきたCAが差し出したものは、
詫び状と「GODIVA」の小箱。


「海老で鯛」ならぬ、「カレーで高級チョコ」釣ったおじさんの話でした。




インド着。デリーからアグラへ

2011年02月05日 20時18分30秒 | いんど
今回の旅行では、インド国内の移動で夜行列車を利用するつもりでいたので
バックパックの盗難防止用にと、予め細めのワイヤーロックを準備する予定が、
まぁ、言わずもがなぐーたらなもんで、結局出発までに買いに行けず、
自分の自転車のごっついワイヤー錠(重っ!)を持っていくことにしました。

ところが、乗継ぎのドバイでの手荷物検査でチェックされ、
係員2人が相談の結果、取り上げられることになりました。
「えー!ソレがないと荷物が盗まれちゃうよ~!」
と訴えたところでどーにもならないので、諦めてインドへと向かいました。

出端をくじかれ、気分も少々ションボリックでインドに到着すると、
いたる所でチェーンロックやら南京錠やらが売られてるのを見て、
あんなごついの持ってきて没収されたのがアホらしくなるのでした。
と同時に、これだけ鍵売ってるってコトは、やっぱりドロボー多いってコトね、
と実感。。。(でも、結局インドでも鍵は買わず。)

翌朝は6:15ニューデリー発の列車に乗るので、
第1日目の夜は緊張しつつ早めに就寝。起きれますよーに。

・・・そんな不安をヨソに、寒さで目が覚める。

早朝5時台のデリーはまだ夜明け前。
街灯が少なく真っ暗な、しかもよく知らない道を駅へ向かうのは怖いので、
わりと駅に近い宿にしてヨカッタ。。。



でも、そんな真っ暗な中でも駅前の道はご覧の有様。
この道はデリー滞在中何度も横断したんだけど、
渡る時のストレスったら ベトナムの比じゃありません。
すごい交通量とクラクションの騒音。
せめてこの道にだけでも、信号をつけて欲しいと願わずにはいられません。

ホームに辿り着くと、オンタイムで列車が到着しました。おぉ!


Bhoopal Shatabdi Express

2時間の乗車でも、結構なサービスがあります。
・新聞
・ミネラルウォーター
・お菓子とチャイ 
(周りにいた日本人ツアー客は、お湯を恐れて誰もチャイに手を付けてなかったな・・・)

そして、朝食まで!


コレぜーんぶ込みで、ニューデリー→アグラの2時間の距離の特急列車が
370Rs.(約740円)です。

目まぐるしくやって来るサービスにワクワクしていると、
車窓がなんだかピンク色になってきました。
7時くらいから明るくなり、朝陽が見えるのは7時半頃から。



カメラのせいか、腕のせいか、やっぱり写真じゃ伝えきれない。
実際のインドの日の出は、太陽が真っ赤っ赤です!

私が写真撮影に苦労していたのを見かねて、
窓側に座ってたインド人男性が席を替わってくれました。

「ダンニャワード!」
この旅で初めて使った“ありがとう”。
そう言うと「君はお客さんだから」と、とても喜んでくれました。

そして素晴らしいことに、これまたオンタイムでアグラに到着。
2時間の距離じゃ、さほど遅れないのかもしれないけど、
インドの列車がオンタイムで出発・到着したことに、ただただカンドー。

さぁ、タージマハルへ向かうぞー!オー!




帰国後

2011年02月05日 11時50分57秒 | いんど
日本、さむっ!・・・とは言ったものの、
名古屋ではここ数日暖かい日が続いておりました。

インドから見たら日本は寒いけれど、
インド=暑い国 というワケでは決してありません。

日本の8倍以上もの国土を有する国、北と南では全然違います。
ムンバイなどの南の都市では、この時季でも連日30℃を越す暑さらしいですが、
私の行ったデリーなどの北インドでは、最高気温が大体20℃前後。
朝晩はわりと冷えます。
その上、大気汚染が酷いので、すぐ喉をヤラれます。

で、そんな寒い朝晩にもオートリクシャー(三輪バイク)で
ホコリっぽい風をモロに受けながら走っていたら、、、


↑コレがオートリクシャー。自分が乗ってるのも。

風邪を引きました。
そう、「お腹壊さず 風邪引かず・・・」とか言ってた直後に引きました。

でもね、人間 数字を見るからこそ物事を認識するんであって、
体温計のない環境にいたら、「多分、熱あるな~コリャ」と思っても、
フリース着てダウン着て、毛布2枚被ってもまだ寒くても、
「コレで汗かきゃ、熱下がるでしょ」と、自分の治癒力だけで旅を続行できるんですねー。
もし体温を計ってて、8度も9度もあるって知ったら私はもぅダメです。

ベトナムで風邪引いた時もそうだったけど、
海外で引いた風邪って、日本の薬が効きません。
明日から仕事復帰なので、早くこの咳と鼻水を止めたいんだけど
医者の薬も大して意味なしません。
帰国後はテンションも下がるので、治りが遅いわ。

というワケで、旅行の模様は徐々にUPしていきます。




インド ハマッた派

2011年02月02日 21時06分08秒 | いんど
楽しいコトは早く過ぎていく・・・

もう、今夜の便でインドを発ちます。
最後の最後まで、驚きと発見と様々な出会いのあるインド。
とても魅力的な国でした。

あー、帰りたくないよー。。。うっ、うっ、、、

そろそろ、空港行きの準備をしなければ。
そして、機内では現実に帰る支度を・・・




牛とともに暮らす

2011年01月29日 13時50分16秒 | いんど

ふー。

ドコを歩いても、牛、牛、牛、、、

うっかりしてると、牛にぶつかられたり、ウンコされたり、「どけ!」と言われたりします。

私は丑年なので、牛には少しだけ親近感を抱いているんだけど

やっぱり日本では牛には近づけない。

でも、ここインドの牛は、決して襲ってきたりはしません。

のっしのっしと道を塞いでいるだけです。

インドでは牛は「神様」だっていうから、さぞかし大事にされてるのかと思いきや、

意外と、人間に怒鳴られたり、蹴られたりしてます。

ただ「食べない」ってだけか。

 

バラナシに来て2日目です。

今のところ、お腹壊さず 風邪引かず オマエ百までワシャ九十九まで。

元気です。

バラナシといえば、ガンジス河。

ガンジス河といえば、死んだ人を焼いて流すトコロ。

今朝は火葬場(河岸の一角にあります)の見学に行ってきました。

 

日本で「人間をそのまま焼く」という行為を見ることは、恐らく一生ないでしょう。

インドに来てコレを見る人って、誰もが初めは 興味本位。

でも、目の前でこの光景を見た後は、少なからず「死」に対して何か考えを持つことになると思います。

それは個々に違うコトであったとしても。

 

ふー。

つい、重い語りに。。。

 

でも、全てが良い経験です。

インドって、他国の人に対して、いろんな意味で 多くのコトを教えてくれる国。

 

さて、これから洋服屋さんまで歩いて行きます。

というか、行く途中にネットカフェがあったから寄ったんだけど。

 

それではまた次回。

 

 

 

 


インドなう。

2011年01月27日 16時37分29秒 | いんど
Namaste。
皆さま、ナマステ。

『ムンバイなう。』っていう面白いツイッター本があるんだけど、
今回私はムンバイには行かないつもりなので
とりあえず「インド(主に北)なう。」ってコトで。

渡印2日目。
38歳の誕生日を、独りタージマハルで迎えております。
世界一美しい墓タージマハルへは、誕生日に行こうと決めていました。

ハピバスデ、私。

昨日デリーに着いて、今朝の早朝列車でタージマハルのあるアグラまで2時間の移動。
朝から真っ先にタージマハルを訪れました。

はっきり言って・・・

タージマハルって、

めっちゃめちゃ キレイ! ですよ。

涙が出ました。

あのね、一生懸命「めっちゃめちゃ」に代わる相応しい言葉を考えましたが、
言い表せないほど、美しい、、、、、

ナンでしょう、なんか、タージには、オーラがある。
そのオーラに感動するんです。

ランチにカレーを食べ、タージの近くのネットカフェでコレを打っています。
隣のインド人青年といろいろ喋ってたら、チャイ奢ってくれた。
美味い、チャイ。上手い、8子。

アグラには今日は泊まらず、
今夜の夜行列車でガンジス川のあるバラナシへ再び移動します。

では皆さん、バイナラ。次はバラナシ。


追伸:出発前にこのブログにコメントくれてたミサオさん。
コレを打っている間に、彼女からメールが来ました。
出産おめでとう!赤ちゃん、誕生おめでとう!
とっても良き日に産まれましたね。
誕生日が同じでも、こんな大人にならないよーに。。。




再び関空です。

2011年01月25日 21時29分27秒 | いんど

2009年秋のモロッコへの旅同様、今回もエミレーツ航空利用です。

なので、名古屋駅から関空行きのエミレーツの無料バスで再びやって来ました。

 

名古屋駅では、お腹空いてないけど、、、

テキサス2バーガーまだ食べてないし、しばらく牛肉食べられないし、

ふとポスター見たら次の“アイダホ”が1月下旬からスタートなんていうんで、

じゃあ今日食べとかないとと、マックで無理矢理テキサス2を腹に入れて来ました。

おかげで7時間経った今もまだ 膨満感・・・。

機内食まで持ちそうです。

 

エミレーツのバスは毎回、奈良の同じ「道の駅」でトイレ休憩停まるんだけど、

今日は私たちのバスが止まった瞬間、大雪が降ってきました。

関空に着いたらさすがに止んでて、今は搭乗エリアから

観覧車などのキレイな夜景が望めます。

 

その奈良の道の駅から関空までの道中で、毎回素晴らしいサンセットに遭遇します。

ここはマラッカか!ってくらい真っ赤っ赤な、燃える男の赤いトラクター並みの

それはそれはキレイな夕陽です。

前回はマグレブ(アラビア語で“日沈む国”)と言われるモロッコへ行くのに、

これじゃ奈良の夕陽で充分だ、と思ったものです。

 

さぁ、ではまた今回も、できるだけ旅のご報告をしたいと思いますので、

(実はベトナム旅行記は途中でバテてる。ネタをいくつか残したまま・・・)

無事の生還を待っててください。。。