オーダーしていたハイペットフジカが届きました。
毎年、寒くなってから同社のホームページを覗いたらすでに受付け終了済みということが何年か続いてたのですが、
今年は間に合ってよかった。
同社のホームページには「回線が大変混み合う場合が予想されます」とありますが、既に予約開始から１ヶ月以上経過しているせいでしょうか
電話は一回目でつながり、オーダーを置いてから届くのに１週間かかりませんでした。
Amazonプライムのように明日にお届けというわけにはいかないようですが、部品の在庫をある程度抱えながら、オーダーを受けてから組み立てを行っているとすれば
１週間というのはリーズナブルなリードタイムかと思います。
届いたのは、今年から発売が始まったホワイトモデルで、天板は無塗装（テンパーカラー）のものを選択。
同社の説明では、”焼き鉄色（やきがねいろ）た楽しめる”ということらしく、今後どう味がついてゆくか楽しみです。
自分ちはこのフジカは２台目。１台目は新品購入後、キャンプでこれでもかと使いに使い倒しておりますが、いまだ現役。
まったく問題ない訳ですが、外でちょっとした微風にも反応してぼーぼーと少しうるさいのが難でした。
そこで、今回は風の影響を気にすることのない防風ガラスホヤ付きにしました。
ぱっと見、ホヤがついているかどうか区別しづらいくらい自然な外観。
これで、ニッセンのBS-3Bと同じくとても静かに暖がとれるだろうと期待大。
今くらいの季節ですと冷たい空気が太陽で暖まりつつある朝に外で暖をとりながら朝食なんていうシチュエーションに役立ちそうですね。
ガラスホヤは後付けの３カ所のストッパーで全くガタツキなく確実に固定することができます。
また上側には３つのワイヤーがあり、ホヤが上下に移動することをしっかり制止しています。
これは移動中に揺れる中でも安心の構造ですね。BS-3Bは揺れでがたつくので、割れはしないかと気が気でなかった。
といってもかなりガタガタさせても割れたことはないので余計な気苦労かもしれませんが。。
ガラスホヤは想像していたよりも重厚なもので、ロールスロイス・ファントムの窓と同じ6mmもあります。BS-3Bのガラスホヤよりも厚め。そのおかげで灯油満タン状態だとかなり重くなりますが、釣り手はノーマルのと変わらない。
形状は湾曲のない直管円筒形をしています。無色透明ガラスなので、言わなければ気づかないほど存在感がありません。
天板を外すと大きく直径２１．５センチも開口するので、旧型１５センチよりも直火調理の幅が広がりそう。
ガラスホヤ固定のための三角形に配したワイヤーの上を利用して、径の小さい鍋も置くことができる。
天板は旧型と同じく２段階に開口部をかえることができて、小さいほうだと直径１２．３ミリ
ただ、こうやって書きながら気づいたのですが、これまでのように調理をやりたい放題できないのでは？
ガラス無しハイペットでは、天板を網に乗せ換えて焼き鳥をじゅーじゅー焼いたり、焼きおにぎりをあたためたりと、調理も汚れを気にせず自由にやってた。
これがガラスホヤに少しでも垂れたりしたら、場合によっては割れてしまうか、それとも焦げ付いてしまうわけで。
なんだか行儀良く使うことを強いられるのかもしれない。
また、耐震機能が付いてるので、ひょいとずらしたりするのにいちいちそぉっと持ち上げ移動させないといけない。なにせ分厚いガラスのおかげで重いので移動には少しストレスが伴う。
耐震無しの素のハイペット だと、テーブルなどの設置場所変更に伴ってキャンプグラウンドで水平なところを探して微妙にずらしたりできたけど、こいつはちょっと手間がかかる。
耐風性能、耐震性能を得たことへの引き換えに使い勝手が悪くなったということでしょうか。
