#大伴旅人 新着一覧

「吉野讃歌」は「吉野讃歌」ではない論補論
前稿(注1)で扱いきれなかった他の「吉野讃歌」について検討する。 見てきたとおり、題詞にもない「讃」を主題として勝手に考えてひと括りに「吉野讃歌」と捉え、吉野を讃えることが天皇を讃美する...

はろはろに
#はろはろに……★☆ はろはろに 思ほゆるかも 白雲の 千重に隔てる 筑紫の国は: 吉田宜 : 歌意:遥か遠くに思われる。白雲が何重にも隔てている筑紫の国は。━━━

「令」は「今」の誤りではないのか
わたしは自分のブログ『「令和」と万葉集』(2019年4月)の中で、万葉集から採られたことが明...

読了「万葉のことばと四季」
「万葉読本Ⅲ 万葉のことばと四季」(中西進、角川選書)を読み終わった。「もう...

「万葉の歌びとたち」の「天平の四歌人」
「万葉の歌びとたち」の第Ⅲ章は山上憶良論が中心であるが、最初の文章は「天平...

竹林
困った世の中になったものよ。「古の七の賢しき人たちも欲りせし物は酒にしあるらし」(読み...

「万葉の時代と風土」から「白村江以降」
第1部の最後の「白村江以降――万葉集の形成と渡来者」を読み終わった。 万葉集の作...

小雪
今日、二十四節季の小雪。古来の暦が不気味なほど、季節の移ろいに一致している。小雪の日に...

二日市駅JR九州ウオーキング 九州国立博物館
九州国立博物館に来ました。やはり紅葉がきれいです。後ろの青い建物が九州国立博物館紅葉を...

山上憶良が大伴旅人に異常に接近したのはなぜか
松浦佐用姫の悲しい物語は有名ですが、ご存じですか。出兵する夫を見送る妻が、嘆き悲しんだ...

みやびたる花と我れ思ふ
梅の花 夢(いめ)に語らく みやびたる花と我れ思ふ 酒に浮かべこそ 万葉集 5-0852 大伴旅人...