伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

元旦明けるとトトツリアイ火祭り(大王町船越)

2014-01-04 08:46:24 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
船を担いで内海と外海へと越へていた船越は 
その昔 大津波(おおつば)村と云われていた
字の通り 大津波が来て 殆どの家が流され
壊滅状態だった
  
数軒が辛うじて家の姿を残すだけだったと云う
志摩半島と船越は離れていたが 津波の余波で
繋がった

村の団結力は強く 元旦を迎えると
神社に 殆どの人が集い アタラシキ(新年の祝詞)の
新年の挨拶会をし 神社へお参りをする
挨拶が終わると 前浜で 火祭りが始まる


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トトツリアイは火の粉が高く上がるほど良い(大王町船越)

2014-01-04 08:45:23 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
芝木や藁の大かがり火を焚き
燃え落ち着いた頃を見計らって
4~5mの丸太(ナル)を4人でこの中に刺し 
一人が「てこ」になり 燃え上がる芝木に
丸太を「ヨイ・ヨイ・ヨイ・ヨイ」の掛け声と共に
跳ね上げる
高く舞いあがると この年は大漁するといわれる


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トトツリアイの「ナル」にも火が(大王町船越)

2014-01-04 08:42:41 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
火の中に刺すナル 何回繰り返すと
燃えだしました
写真を見ているだけでも 熱気が 温度が
伝わってきます


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トトツリアイ・迫力のある火(大王町船越)

2014-01-04 08:41:56 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
よく燃え上がる火 いつもなら風と寒さで
丁度良い火ですが やっている人も
見ている人も 芯から熱たかくなった
 

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トトツリアイは女装の男性(大王町船越)

2014-01-04 08:41:10 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
火を跳ね上げる人は 女装の男性
村は 男女の交際に厳しかったが
津波で 村の存続を危惧し 解禁となった
お付き合いする家に出入りには 
女装の方が 都合がよく 母や姉の
色襦袢を着て 女性の家に出入りした風習が
この祭りには残っている


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