ふつうのひろう

ひろう・・・
披露・・・
疲労・・・
拾う・・・
卑陋・・・

ぼうのおれ

2020年09月05日 | Weblog
8年前ぐらいに、会社に山酔会という会がありまして山に登った後に酒を飲むと言う素晴らしい会があったのだけど、自然消滅しまして、、、
その会入って最初が、御嶽駅に集合して山登りする回でした。御岳山に登るのかと思いきや、駅から逆方向に向かい、結局最終目的地は黒山という所でした。
その時に、
「ぼうのおれは無理だよーあの苦労はもう味わいたくないよー」
的な事を誰かが言っていて、結局行かなかったんだけど。。。
そん時はなんとも思わなかったんだけど、最近になって思い出して、調べてみると、
棒ノ折山と言うのがあるんすね。
そうかー
ならばー
いくかー
もはや、好山病なのかもしれん。暇なだけか。

という訳で、午後から天気荒れるらしいので早めに向かう計画にする。。。が、普通に寝坊。1時間遅れでスタート。
エキスパートの電車プランを確認せず任せてたら、乗り換えだらけで、最後は特急ちちぶ号プラン。。。

まぁカッコよかったので許す。
さて、飯能に着いたね。
一応コースは、飯能側から登って、奥多摩の方に突き抜けるプラン。5時間ぐらいかかる想定。御前山よりも登りは少ない見込みだし、御前山の時より軽くしてるので、今のところ余裕だろと思ってる自分。登ってる時の苦しさなんて、すぐ美化しちゃって忘れるのよね。。。

さて、飯能に着きました。
バスは北口の3番で名郷行きに乗ります。
さわらびの湯というところで降りる。
結構山の格好をしたおじーおばーが並んでいたのでみんなそれになるのかと思いきや、おじーおばーは乗らず、若目の人たちばかり乗りました。。。大丈夫かな。オレ。

バスは多分45分ぐらい乗る。650円ぐらい。
8:08に飯能に着いたけど。9:15ぐらいにさわらびの湯に着く。棒ノ折山は、ここから登る。

バス停から有馬ダムまで歩くのだが、

正直、有馬ダムまでの上りでかなりバテたのだが。。。結果的に今日はここから10時間歩くことになる。。。

とりあえず、有馬ダムのところで休憩。


Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA



朝ごはんを食べる。オニギリ二つとウィダーインゼリー。すぐエネルギーが欲しいのとエネルギー不足にならないようにするため。
バイクできてる人たち多いな。楽しそうだ。
今日はポカリ1リットルと水1.5リットル。水場は無さそうだけど十分だろう。懲りなく今日も鍋とコンロを持ってきたけど使うだろうか。。。
さて、ダムを渡ると少し歩いた所で登山口となる。

御神木に挨拶し。。

少し歩くともうこんな感じ。

これ初心者が登れる山なのかな。怖いんだけど。。。
今日は出だしで1時間以上遅刻してるので急がなきゃ行けないのだけど、やっぱすぐ疲れてしまう。体重かなぁ。。
にしても気持ちいい道ではある。

沢を渡った所でいったん休む。靴脱いで足を冷やす。気持ちいいなぁ。

んな感じで進んでいくと、棒ノ折山で有名な場所、ゴルジュ(峡谷)に着く。

本当にこの間を通るのか疑ってたけどまぢでした。

こっから先は結構笑える。楽しくて。
ゴルジュはポールが邪魔になります。手をついて登るのが基本。3点で固定しながら、空いた一点を動かして進む感じです。
ゴルジュでは、こんな岩を登ったり。

鎖場になったり。


ここは本当にしっかりロープ持って登らないと下は岩だから大事故になる。荷物が重い時は特に。

ここは丸い岩の左から登る。

と言った感じで楽しい。
失敗したら自己責任だ。

さて、ある程度楽しんだ所で、
この一見無茶な階段が出てきたらゴルジュは終わりかな。

ここから先はポールが役にたつ。

ちょっと歩いた所でベンチのあるところに来たので休憩。。
だって先が

こんなだったから。。。

さて。十分休んだ所で先に進む。
急な坂を登ると岩茸石。ここまではそんなにキツくない。

キツイのはゴンジリ峠までの道。

でも、少し慣れてきたかな。辛いのは辛いのだけど。

そんな感じで着いたね。
ゴンジリ峠

この先、もうちょっと登ると棒ノ折山の頂上。

ちょっと行くとこんな道でしたが、

ゴンジリ峠の登りよりは楽。12:30ぐらいになったからか、登り切った人たちが降りてくる。なので、ちょっとプランが遅いのかな。。。まぁ、遅刻してるしな。

という訳で、着きましたよー
本日の最高到達地点。

楽しかったな。確かに疲れたけど面白かった。。。3時間。休んだわりにはそこそこな時間で着いたな。
このテンションは良くないよな。
そしてこの地図。

棒ノ折山から御嶽駅までの道が書かれた地図なんだけど、
関東ふれあいロードという名前。
行けそうじゃんって思う。

休んでいると、人に話しかけられて、
沢登りキツかったですよねー
みたいな話から帰りの道を聞かれて。つい、
黒山の方から帰りますー
とか言っちゃう。
泊まるんですか??
とか、言われたけど、そうはならないだろうと。
そん時は余裕で行けそうに思ってたね。。ここよりも低いし。。
それに黒山って確か8年前ぐらいに行ったしそこからの帰りは余裕だった記憶があるし。。。
。。。だからあれほど舐めるなと。。。
ここから7時間歩くことになる。。。
(ここから来た方向に戻れば、2時間ぐらいでバス停に着きます。。)

さて、黒山は意外と近い。
登り切ったという安心感からか、割とウキウキ進む。
黒山頂上直前はやっぱり急。だけど、階段だったしそんなに大変ではなかったかな。
そして、黒山頂上に着いた。
そして気づいた。
オレ、ここに来たことないね。初めてだね。と言うか岩茸石山までの距離がかなりある。。。
いや、普通に考えれば分かることなのだが。。。
そんな感じで、焦り出して黒山頂上の写真を撮り忘れる。
先急がなきゃ、日が暮れるホントに。
という感じで進んでいったのだが、ここは軽快に進んだ。
まぁ、基本下りだからなんだけど、気温も下がってきたからな。。
という訳で、後少しだ。0.1kmの立て札。。

これ地図上での距離だろ。。。残り100mが遠い。。。
そして、急過ぎる登り。。。
今日一じゃねーか。。。
ポールは使えない。両手着いて登る。。
雨降ってたら登れないじゃ。。。
ふりしぼってなんとか着いたよね。。
岩茸石山頂上。。
標高はそれでもないのにキツイかったなぁ。。
そして、ここには来たことある!!
ここからの眺望はよいね。

あの1番高いのが棒ノ折山だろうか。。。雲行きが。。。

さて、次も結構遠い。
岩茸石山自体の下りは急なので慎重に降りる。
下りの途中で道を外れてしまい、道を見失ったが、YAMAPアプリで地図をダウンロードしてたので軌道修正成功。
危ない危ない。。正常な道についてからは快適。
一つ山を迂回したのだけど、そこが絶景。


Post from RICOH THETA. #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA



ちょっと怖いぐらい。
まぁ人がいなかったしな。
もうちょっと、いい写真にできたらなぁ。。

さて、惣岳山まで0.1キロの立札。
今回はどうなのか。。。
。。。
同じジャン!きついじゃん!
人がいないので合ってるかどうかが怖い。本当にこんなに岩に張り付いて登るのだろうか。。。ふれあいロードって岩と触れ合うってことか???。。。
ここは、以前通ったことがあるはずなのだけど、こんなに厳しかったかな???台風で道が消えた系だろうか。。
雨降らなくって良かったこの時間で立往生してたらやばかった。
そして着いた惣岳山山頂。

以前来た時は、ここから岩茸石山に行って、高水山ルートでかえったんだな。ちゃんとルートがレベルに合ったものに考えられてる。
ちゃんと計画しないとなぁ。
さてこの時点で17:00あと3.3キロ。
このペースなら2時間かからずつくかな。。。まだあと2時間あるのか。。。
暗くなってきたね。暗くなってくると、出てくる虫もおるようです。たぶんコオロギ。ワンサカ出てきて、やだら飛びついてくる。虫に慣れてないオレは慣れるまで時間がかかった。
何となく鉄塔。。

岩茸石山や惣岳山に登る時には全然写真撮ってない。ちょっとテンパってたんだなと思う。
いまは、降りるだけなので気持ちには余裕が出てきた。
ちちょっとだけ登りがあったが、ほとんど下り。足を前に出せば進む。水はこのへんでなくなったかな。丁度良かった。
街の明かり見えてきた。

あとちょっとと思って足が進むかと思いきや。18:30ぐらいから本格的に足元が見えなくなる。ペースが一気に落ちる。ポールが無いと、道があるのかどうかもわからない。ポールが刺さっても滑る道だったり。
ヘッドライトを持ってきてて本当によかった。出すのが遅い気が少ししたが、つけて足元が見えるようになって安心して前に進めるようになった。良かった。
そして登山口に着いた。

お疲れ様でしたー
さてさて、反省はいっぱいあるなぁ。

ギリギリもギリギリ。人に迷惑をかけなくて良かった。。
パニクる事はなかったが。。。天候に助けられた所はある。午後からは雨が降る事前提の登山だったのに、雨が降ってたらどうなってたかわからん。もうちょっと自分の実力を理解しないと。。。
今日も鍋とコンロ使わなかったなぁ。。
帰って体重計ったが、先週と変わってない。。。
大丈夫。増えてない。うん。
OGPイメージ

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YAMAP / ヤマップ

 

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