毎日毎日僕らは鉄板の
上で焼かれて嫌になっちゃうよ
ある朝僕は~
という歌がある。
それが嫌で逃げ出す歌。
けれども海で泳いでいたところ
釣り針にかかってしまう、そんな歌だったろうか・・・
聴かない日はなかったくらいに
毎日毎日この歌はあらゆるところで流れていた。
今 ふと この歌が頭に浮かんだ。
自分の毎日がこの歌の様だとは思わない。が、
それなりの年齢になって
別の世界への思いがあるのか。
あるのだろうな きっと。
あるよ ある。
たとえば
山の中の一軒家に一人住み 生きてみたい。
たとえば
そこで 待つとはなしに誰かを待って時を過ごす。
たとえば
そこで仙人草になるのを待つ。
たとえば
たとえば
果てしもない たとえばの話。
グレーうさぎ