「おお、松の木の下にアケビが落ちてたぞ。」
「きっと、カラスが口にくわえて運んでいる時に
落としてしまったんですよ」
「ああそうか。それなら頷けるな」
そんなことを話しながらＭ・一郎オーナーから受け取ったアケビ。
あっ 桂さんの描くクジラさんに似ている！ホラ！
ねっ。
（グレーうさぎ)
桂さんの描いた沢山の絵の中から見つけた
このタイトルのこの絵。
五匹のうさぎさん達が動いてみえます。
なんだか いいなあ・・・・・・
“わすれんぼのバナナケーキ焼きあがりましたあ！”
桂さんの楽しそうな声が聞こえてくるようです。
（グレーうさぎ)
０９・９・９ 今日のテラスの日差しは
夏のそれよりは柔らかく感じます。
みあげれば空も高くなって
軽井沢は 秋。
“幸せのお菓子”の種を型に入れオーブンに。
その間、そうだベランダに飾る花を
あつめて来ようではないか、と自分に言い裏の小道に。
野菊やみずひきを摘んでいると、
どこからかいい香りが。
どこかのお家でなにかいいもの作っているんだなあ、いいなあ。
でも、どこかっていってもこのあたりにあるのは
あちらのお家とアリスの丘だけ・・・・・・・・・・うん？とすると！
このいい香りは・・・うわあ！・・・・・・“幸せのお菓子”の焼ける匂いなんだ！
赤と白のギンガムチェックのツギハギ荘からこんなにいい匂いがしていたんだ！
“愛のお菓子”の焼けるのとはまたチョットちがう
そう、これぞまさしく“幸せのお菓子”。
風向きも大切。
（グレーうさぎ)
今焼きあがったばかりのわすれんぼのバナナケーキ。
それを横に置きながらこれをかいていると
とても好い匂いがして、この写真を見てくださっている方にも
この香ばしい香りが届いているのではないかしら・と
錯覚してしまいます。
この本は以前にも載せましたが、私個人の想いでしかないのですが
また世に飛び出る事があれば素晴らしいのになあ とずっとずっと
念じています。
Ｍ・一郎オーナーに話をすると「そうだなあ」の繰り返し。
そんなものでしょうか・・・・・・・・・・・・・・。
ふ～む。
（ムズカシイコトハ
ヨクワカラナイ・グレーうさぎ)
それほど暑い日のなかった軽井沢。
でも毛皮をまとっているゴンにとっては
三つの穴が必要だった・・・・・・・・・のね。
温度計が２７度をさしたときは
あっちに入り、こっちに入りしていたものね。
どうも暑さには弱いようです。
そのかわり、冬の寒さには強く、雪の降る朝、
私がアリスの丘に来るとゴンは雪の上に丸くなって寝ていて
そのゴンの上に雪がうっすらと積もっているのをみてビックリしました。
もしかしたらゴンは軽井沢よりも、もっともっと寒い所で暮らしていたのかもしれません。
昨日「ゴンのお母さんってどんなお母さんだった？ゴンに似ていた？
きっとゴンと同じで可愛かっただろうね」ときいてみましたらじっと私をみていました。
エッ・・・・・私に似ていたの？
そう・・じゃあ、ものすごく可愛かったね。
（グレーうさぎ)