流ブログ

その記録

くそったれの人生

2011-07-16 | 独り言
抱え込む問題を棚に上げて、どうでもいいから足早にどこかへ逃げたいと思う。
そう考えると、僕の人生なんて逃げ回るだけのものでしかなかったのだから。

今更どこへ逃げるにも、最早逃げ場所なんてどこにもないのに
まだどこかへ逃げようと思っている。

向かい合うべき存在から、愛する君から、全てから逃げたいけど
押入れも、トイレの中も、風呂場も、全てが閉ざされていて、どこにも逃げれない。
だから、行き先は分からないけど、列車に乗って誰も分からない場所に行こう。

僕には求めるものは何もない、静かで平穏で安らかなあの場所へ。
考える力も、頼られる物事も何もいらない。
あの日弁当屋の前でつっぷすように泣き崩れた夜から逃げて。

くそったれでどうしようもない人生だからと逃げて、逃げ回って
先があるのか分からないけど、終わりすらも通り過ぎて、逃げれるまで逃げて
さんざん逃げ回って、ようやく進もう。
そんなくそったれで逃げ人生。
あの日、弁当屋の前でつっぷした夜からようやく進もう。

天井裏も、納戸も、ベランダも、ベッドの下もどこにもいない。
もう隠れるところも、逃げる場所もどこにもない。

この河の向こうへ。
あの街のその向こうへ。

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