今日 ふと思い出したこと ・・・・
奥さんを亡くされた老人が
奥さんを忘れられず
いつも 悲しみを握りしめていた
僕は その姿を見て
なんで 新しい人生を切り開こうと
思わないのかなぁ
と 慰めながらも思っていた
時は経ち
今度は 僕が同じ悲しみを
握りしめるようになった
悲しい
苦しい
辛い
僕は 人様の悲しみが
全然解っていなかった
あの老人が苦しんでいた
身を切るような
悲しみと寂しさ
我が身で 体験しようとは・・・・
人は これほどまでに
幸せを求める存在だとは
思わなかった
今日は
人様の心を分かっていたようで
解っていなかった
自分の愚かさに 泣いた
2007.3.6 記
by まあ