世にある日々

現世(うつしよ)は 愛おしくもあり 疎ましくもあり・・・・

祭りの太鼓の音

2018-10-07 | ひとりごと










昨日・今日と外から 祭りの太鼓の音が聞こえてくる

秋のお祭り・・・・

そんな 太鼓の音を聞いて
昔のことを思い出した


子供たちが袢纏(はんてん)を羽織って 鉢巻して
お神輿やお獅子を担いだりしてたこと
そんな 子供たちを
ビデオで撮っていたこと


あの頃は 生活することで一生懸命で
急いで父親をしていた

今 思うと とんでもない親で
イイ父親ではなかった

正直に言うと
至らないところだらけの親だった
と 想う


でも 自分に正直に愚直に生きてきた


きっと どの人生をとっても
過ちが多く 悔いのある人生なんだろうな

とも 想う


逆に 過ちがなく 悔いのない人生だった
って思うことは
危ない人生じゃないかな
と 思ったりする



今は あの頃に比べて
本当に静かにゆっくりと生きている


もう 人生の黄昏時



自分の至らぬところ
今まで犯してきた罪

そして その中で一生懸命に生きてきた自分


そんなものを やさしく 静かに 抱きしめながら
祭りの太鼓の音を聴いていた


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