昨日・今日と外から 祭りの太鼓の音が聞こえてくる
秋のお祭り・・・・
そんな 太鼓の音を聞いて
昔のことを思い出した
子供たちが袢纏(はんてん)を羽織って 鉢巻して
お神輿やお獅子を担いだりしてたこと
そんな 子供たちを
ビデオで撮っていたこと
あの頃は 生活することで一生懸命で
急いで父親をしていた
今 思うと とんでもない親で
イイ父親ではなかった
正直に言うと
至らないところだらけの親だった
と 想う
でも 自分に正直に愚直に生きてきた
きっと どの人生をとっても
過ちが多く 悔いのある人生なんだろうな
とも 想う
逆に 過ちがなく 悔いのない人生だった
って思うことは
危ない人生じゃないかな
と 思ったりする
今は あの頃に比べて
本当に静かにゆっくりと生きている
もう 人生の黄昏時
自分の至らぬところ
今まで犯してきた罪
そして その中で一生懸命に生きてきた自分
そんなものを やさしく 静かに 抱きしめながら
祭りの太鼓の音を聴いていた