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a mezza voce(ア メッツァ ボーチェ)

タイトルは、柔らかい感じでお話しするイメージだと言われてつけてみました~。のんびり~を心がけた日々を綴っていきます。

2017-10-22 21:12:39

2017年10月22日 | 日々のこと
漱石の妻というドラマを見ている。

妻は、父親が借金の保証人を頼みに来たのを、断り家族の縁を切った。

今度は、漱石の育ての父親が金を借りにやってきた。妻は、生活があるからと、100円を渡し代わりに念書を取り返した。
これで、縁は切れた。
育ての父親は、雨のなか走ってきた漱石の嫁のためにさしてた傘を、捨て置いていった。
思いやりがないわけではないのだ。貧しい生活が人を変え、鬼にもする。互いに。

漱石は、これでまた家族を失い、
ゆったセリフが、心に残った。
「これでまた念書がなくなった。(念書とは、結びつけている家族のことか。)
家族とは、煩わしいものだが、生まれてきた証明でもある」と言った。
家族がないとこには、普通生まれいずだからな。
なかなか。
なかなか。

阿川佐和子さんが結婚した理由を壇ふみが聞いたとき、兄弟は自分の面倒はみないとゆってるし、このまま歳を取ってゆくのかなと思ったとゆってた。けして、仲が悪いわけではないが。と。

煩わしさと隣合わせの家族と、孤独。

疲れた。