ORANGE★ペコリ

天童さ帰てきたんだず

ウサギに関して

2005年09月02日 | どうぶつ
屋外に飼ってる白ウサギがいる。
目と耳の毛は黒。
襟巻きのように首のところがフワフワと長い。

犬用の一坪もある小屋に住んでるので、けっこう贅沢。
夏は日陰に逃げて、のびてしまってるが
季節の良い頃は日向ぼっこを兼ね、
公園から流れてくる子どもたちに愛嬌を振りまいている。

額を撫でてもらうのが大好きで、鼻先をもたげて待っている。
いつまでも撫でてもらってる。

ある豪雪の年は、通りからはウサギ小屋が見えないくらいの
雪が高く積まれ、(それはそれでわが家の子ども達は喜んだが)
ウサギは人影を見ることがなくなった。
屋根の雪も取り払うのが追いつかず、日の光が極端に減った。
雪に埋もれてしまうと寒そうだが、ポリカの波板で囲っただけでは
遮れない風が、かえって入らなくなり案外小屋の中は寒くない。
「うん大丈夫だね。」餌を食べる様子は普通。フンも良好。

が寒さが緩んだ頃、やっと変化に気づいた。
頭を撫でてやろうとすると嫌がる。
端っこへ逃げるウサギをよく観察すると、驚いた。
片耳のくぼみを重い固まりが全部ふさいでいた。

今でもはっきり思い出せる。その晩のウサギの目は
ひどく大きく開いた、まん丸の目だった。
助けてもらった医者には悪いが相当痛かったらしい。
そして、そうさせてしまったのはペコリ。
真冬でも日中は囲いを一枚外すようにした。
誰かが通り過ぎないかと外を眺めるウサギなのだと後にわかった。

残暑続く中、凍らせたペットボトルは、まだまだ必需品。
その側で細長く寝そべるウサギ、寝ているような起きているような。
友達のマルチーズがお散歩にやってくるまで、このままかしら。


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